2018年09月08日

60歳まで残っている アーリーリタイアメント技

52歳で会社生活にサヨナラしました。その当時は会社に勤めずに暮らすための技をいろいろ、たくさん試しましたが、
中には無駄だったもの、余計だったもの、勘違いだったものなどがあって、60歳の今ではだいぶ技もスリムになってきましたが、まだ相変わらず続けている技もあります。

もうだいぶ当ブログに「書かなきゃ!」と思う新しい話題も尽きた感じがしますが、今回は上に書いたような、生き残っているリタイアメントライフの技を検索に引っかかるように書きます。

1.ライフプランシートを書くこと
当ブログではシミュレーション表とかい名前で数年前に何回も記事を書いた、自分が死ぬと思うまでの将来の毎年に各年いくらお金が入って、そして出るかを書き並べ、残金を計算するエクセルシートのことです。これは私が認知症で頭ダメになるまで続けるでしょう。

このシートの良いところは、毎年の生活費や大物出費があっても、結果ちゃんとお金が足りるんだ!ということが分かるから、無駄な心配をしないで安心していられるところです。もちろん安心するためには、アレにお金使ったからコレは止めようとかいう「やりくり」をしますが、それもこのシートを使って「車は200万円のを150万で買えるのにしよう!」とか決められるわけです。

2.ボランティア活動 ただしやり過ぎ禁止!
リタイアメント暮らしを8年やっていまして分かることは、家族以外の、できれば多数と会話する機会をほどほどに持つことです。そうしないと思考がおかしくなり、偏屈になるとか、他人に会うのが苦痛になって、まさに孤独街道まっしぐらになる!?ことが分かってきました。なのでボランティア活動です。

ここでは会話の他に体を無理やり動かす「ジム」のような作用もあるから、続けている限り脚が弱って・・・状態にならないのではないか?と思われます。だから続けているのですが、ボランティアは「ほどほど」にしないと家庭不和の原因になります。

ボランティア活動は、生活を支えません。サラリーマン時代のお仕事はまさに家庭を支える活動だったから家族は我慢して耐えていましたが、リタイアしたら家庭を顧みないわけにはいきません。「どっちが大事なんだ!」と家族が言い出す前に、ほどほどの活動に抑えるように心がけた方が身のためです。でも世間のボラ団体は、町内会も含めてリタイアメントと見れば「あれやって、コレもやって、お願い!・・・」って言いよってくるのが常ですから、ほどほどにつき合いましょう。

3.株取り引き
会社を辞めるとスリルとサスペンスが無くなってしまい、毎日がのんべんだらり化します。特に悠悠自適系リタイアメントは、これでストレスなさ杉の漫然暮らしになるかもですから、サラローマン良性ストレスの代替策としての株取り引きは、私は「いいもんだ!」と感じています。

株は上手に儲けることが目的なので、そのためにはニュースや解説を調べ、想像し、買うとか売るとかいう実際の行動を行うから判断することが毎日要ります。投資をするだけなら投資信託という手もあるし、それもやってはいるけど、投資信託は長期保有になり易いので、調査とか判断することが無いから、これを多くやっても暮らしにあまり効果が無いんじゃないか?という感じもします。

4.ブログを書くこと
これは数年前に比べて10分の1ぐらいに減りました。書くこと無くなっちゃった!という感じがするので、もしかしたらこれは認知症の始まりなのか!?と思って心配です。
まあそれでも時々記事を書き、広告収入も減ったけどまだ有るから、今後もブログ書きは続けて行くつもり。

ブログ書きの良いところは、文章をサラサラ書ける技が身に着き、その特技でブログ以外で重宝することが多いことと、やはり頭の回転数維持ということです。ブログで収入化もあるけど、今までやって来てあんまり陽の目を見なかったからもう期待薄だと悟りました。

ブログ記事は読者受けする内容と書き方が鉄則だと、いくつものセミナーでそう習ったけど、私はその鉄則に従わないで好きなように書きましたのであまり読者が増えなかったわけです。だけどもう今更変えたくないので、読まれなくてもこのまま書き続けて行こうと思っています。

5.家事のお仕事 ただし主夫とか名乗るの禁止!
リタイアメントは会社に行かない分、家の仕事をやらないと、まさに粗大ゴミ化リタイアメントになります。だから何かを担当して家庭に貢献することは必須なのですが、所詮主婦のようなクウォリティーではできません。かならず奥様の文句を受けながらの家事仕事になることは覚悟の上で、できるだけそうならないような仕事を探してやり続けることです。

私は最初「主夫」だと言って家事にまい進しましたが「なにが主夫よ!」という評価に陥りました。どうやってもそこから抜け出せません。皿洗いでは、ほんのちょっとの汚れ残りは出来損ない主夫の証拠と揚げられ、町内会に行くと「旦那さんには言いにくかったのでちょっと・・・」と、私の妻になんやら細かいことをご近所さんが言いに来る。そういうことが続いたもので・・・私は主夫の看板は下ろしました。
今は「家事をしているだけ」の存在です。

おまけ、やめたこと
1.海外移住計画
マレーシアに長期滞在する夢が膨らんだ時期がありました。
今はマレーシアのペナンに毎年旅行しますが、お決まりのホテルに「微住」するにしました。言葉、ネット、交通、食べ物の点で今のところはどの外国より日本が上です。

2.ドケチ生活
ドケチに飽きたわけではありません。基本的に節約は私のライフワークなので続けていますが、ドケチしてまでお金を節約する理由が、リタイアメントには無いことが分かったので、ドケチは卒業しました。

サラリーマン時代は稼いだお金をできるだけたくさん残して早くリタイアする目的があったのですが、リタイア後には「貯めたお金を死ぬまでにどう有効に使うか」に変わります。昔はふつうだった「こどもに残す」は、私はいたしません。全部使います。

おまけ2、最近始めたこと
1.終活
二年ぐらい前からモノをなるべく買わないようにして、できるだけモノを捨てるようにしました。私が死んだら私の持ち物は、お金以外は全部ゴミになるから、そんなヤツらを先に捨ててしまおうという寸法です。

今年は60歳になったから、もっと終活に力を入れなきゃ!と思う、というか、妻から「早く終活しなさ!」と言われています。

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posted by 大庭夏男 at 12:21| Comment(1) | 60歳後の生活 | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

オリンピックをボランティアで、についての雑感

先日、その人はリタイアメントではないけど会社員でもない人から「東京オリンピックのボランティアに応募した・・・」という話を聞いたので、私は「・・・行きたきゃそれでいいことだと思うけど、俺はあんましああいうボランティアって、歓迎できないな・・・」と返答しました。

なぜオリンピックスタッフがボランティアなんだよ?
その後、昨日のBSジャパンの日経プラス10で、その話やっているの見て、更になんだかモヤモヤな気分になったので、ちょっと気持ちを整理するつもりで記事化しました。

オリンピックって、商用企画で、工事や広報やその他諸々のことにはドでかいお金注ぎ込むのに、なんで現場サービスには無償で、しかもほぼ手弁当でスタッフ募集するの?
これが先週までは「そんな対応には反対!」だったものが、日経プラス10を見て「モヤモヤ」に変化してきました。

放送中に解説者が「ボランティアはタダ働きなのがあたりまえなんだから・・・」みたいな事言っていたのが癪に障りました。実際そういう無償ボランティアが多いのが実態なもんだから、それでそんな事を言ったのだと思うけど、東京オリンピックのボランティアはきっと、けっこうシビアな管理下に置かれて一週間とか仕事に没頭するんだし、それで日本経済まで潤そうと考えているんだろうから、そこに「ボランティアはタダ働きなのがあたりまえなんだから・・・」という理屈は、慈善活動への悪乗りという気分が消えません。

こんな風潮を積極的に流布しようとすることが癪に障るということは、今日も何も変わらないけど、番組を見て、実はそうでもないのだなぁ。こりゃ!と思ったもんだから、少し「まあ、いいか」と癪に障る気分が和らいで、モヤモヤあたりに落ち着いているという今日の気分なんです。

私はサラリーマンを辞めて久しいから、今の会社事情が肌で感じられないけど、どうも今の会社にはボランティア休暇制度というのが完備され? と言っても全体の1割程度みたいですが、その制度を使ってもし東京オリンピックボランティアに参加したのなら、実際は自分の会社から給料を受け取りながら無償のオリンピックボランティアという期間限定の滅多にない経験ができるのだから、事実上お金受け取れてのボランティアなら「こりゃいいわ!」と思いました。

たとえボランティア休暇制度が無い会社でも、一週間の連続有給取得ができるのだったら、それも同等に、お金は実際上会社からちゃんと自分の懐に転がり込んで来ながら非日常体験であり新たなスキルや人間関係ネットワークを増やすのに「こんないいチャンスは無い!」と言っても過言ではない気がします。

かつてのオリンピックでも、英国でも韓国でも募集を上回る応募があり、ということは人気があり、上述のように参加した人でなければ得られないメリットがあるんだから、だからオリンピックスタッフはボランティアなのよ!と番組も言っているのは、まるきりハズレではないとは思ったので、モヤモヤをやや通り越してイライラして来てしまいました。

現場では「ヤル気」の人材が欲しいから、タダでも来てくれる、ヤル気のボランティアが決定打だ!と、もし募集側のプロジェクトメンバーのひとりが私なら、きっとそう思うでしょう。だけどかつて私が被った苦々しい経験から、参加者の身から眺めると結果的に愕然とすることが有ったもんだから、苦々しい経験+希望にあふれる可能性=モヤモヤ気分、という恰好に結局冷静になって落ち着くわけなんです。

このブログ記事でも過去に書いたことなのですが、
ある日私はボランティア活動の現場に行き、メンバー数人で説明やビラ配りや質問の相手など3時間ぐらいのボランティア活動に参加していました。
当時私はNPO職員に再就職希望の、会社辞めて数か月した無職男子。他の数人は私よりも若い男ばかりで、仕事の合間にいろいろ話してみると、みんな役所とか別の団体の職員で、私以外はみんな出張としてこのボランティア活動に参加している人だということが分かりました。

同じ仕事を3時間やって、私だけが完全無償どころか交通費持ち出しで、他の数人は給料の範囲内で、きっと交通費は実費が支給されて・・・
これが分かったとき、何ともいたたまれない気分になったことを今でも昨日みたいに覚えています。

このボランティア活動には、他にも癪に障ることがありました。事務局っぽい人が最初に説明をしてすぐどこかに消えたのです。仕事の指示だけして、後は何もせず、タダ働きの俺に仕事言いつけて、ある意味有償ボランティアの中に混じらせて、お金まったくかからない、完璧タダ働きを俺にやらせることに彼は成功した!
経費節減、労務費削減、善意に悪乗り、そういう感じ。
私はそう実感して、それ以来、二度とこのような失敗はするまい!と自戒しました。

そしてこの東京オリンピックボランティアの解説番組。
私はほぼ間違いなく、かつて私がやった苦々しい経験を、意図せずにやってしまう同じような境遇者が出るだろうと予想します。
なので、もしこのボランティアに参加したいなら、勝ち組ボランティアになって出ることを推奨したいです。勝ち組とは上述したように、ボランティア活動期間中でも会社から有給休暇でもボランティア休暇でもいいから、ちゃんと給料が支給される環境に居る人が参加すること。もしなんだったらそういう会社へ転職して東京オリンピックスタッフにボランティアで登場する。そうだろうなぁ、と思います。

私というのは、微収入のリタイアメントなので、しかも上述苦い経験保持者だから絶対にこのボランティアに応募したりしないし、誰か似たような境遇の持ち主がそういう話したら「止めとけよ」と必ず進言します。

私には目に浮かぶんですよ。
会社生活といよいよオサラバして、なんとなく人恋しくて、毎日することもなく、多少英語が喋れるという架空上の私自身が、オリンピックボランティアにエントリーして働き始めたら、アレコレと若きリーダーから指示を受けながらも、次第に自分と周囲の置かれた「タダ働き」の現実に直面して、だけど一週間は辞められないから無理して苦しく働いて、萎びて家にトボトボ帰っていく自分自身の姿が、
まるで映画を観るように目に浮かぶんですよ。

やるんだったら、勝ち組ボランティアになれるようにしてから、やりなはれ。

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posted by 大庭夏男 at 14:42| Comment(0) | 好きなこと探し | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

年金「211万円の壁」なんて、聞いたことも無かった・・・

年金は多ければ多いほど得すると、なるべく多額の年金を受け取るために長く働いたり、受給を繰り下げたりする話題はネットにたくさん載っていますが。

私は52歳で会社勤めを辞めましたから、年金は200万円もないぐらいです。

だからこの年金額を大事に使うためにはどうしたら良いか?を真剣に考え、なるべく節税して、できたら年金受け取りの繰り下げを画策し、しかし年金所得が増えて税金がかかるのは避けたい!と考えています。

過日ネットに「年金211万円の壁」とタイトルされた記事を見つけました。
こんな話今まで聞いたことがありません。
早速読んでみました。
どうも“なんだかよく分からないけど”211万円を超える年金受取額があると住民税がかかり、社会保険料も増えて重税に苦しまなきゃならないから、むしろそれを防ぐために年金の繰り上げ受給をして211万円以下にした方がいいよ! みたいなことが書いてあります。
↓↓↓
年金211万円の壁を越えないための 繰り上げ受給という 選択肢(マネーポスト記事へのリンク)

この記事、情報としては良いんだけど、なぜ211万円なのか?が説明されていません。だから疑いたくなります。何で211万円なの? 「とにかく信じなさい」という魔法の数字は、老後の貯蓄は1億円必要だ!とかいろいろありますが、調べていくと特に根拠が無かったりしてアテにならないガセネタ数字だったということもあるので、211万円に根拠が有るのか無いのか、独自に調べてみました。

結論は、211万円という数字に、根拠があります!!

1.住民税非課税世帯は国民健康保険料がとても安く、しかも病気になったときに「高額医療費制度における自己負担額の軽減措置」があります。さらに介護を受けるときのサービス料も安く、この「お安いサービス」を受けられる権利があるのはほぼ住民税非課税世帯でないとだめだ、というのが上述記事の主張になっています。

2.公的年金の年間受給額が211万円を超えると住民税がかかるというのはぼぼ本当のようです。
多くの自治体では、以下の平塚市のような基準があるようです。
↓↓↓
平塚市の個人市民税についての解説ページへのリンク

211万円とは、基本的に夫婦二人暮らしの65歳以上の年金生活者の話のようです。ただ一部の自治体はこうなっていないみたいですから、自分の住む市町村の場合で調べることは必要のようです。

平塚市の説明によると・・・
扶養親族のある人、つまり夫婦とかは、前年の合計所得金額が【35万円×(本人+控除対象配偶者+扶養親族の数)+21万円】以下の人だけが市民税の「均等割」がかかりませんよ、となっています。なのでこれを超えると均等割という少額市民税が発生するのですが、それが発生した途端に上述したさまざまな「手厚い減額」とはオサラバしなければならないことになります。

公的年金は65歳以降では120万円の公的年金控除があります。
211万円という数字はこの120万円に、【35万円×(自分+妻)+21万円】を加えたら211万円になると、こういうことです。

ただし配偶者である妻がある場合ではこうなりますが、単身者と扶養される側(この場合は妻)はそうなりません。単身者または妻は120万円+35万円=155万円を超えると均等割が発生すると平塚市はそう書いています(全国多くの自治体は同様のようです)から、単身者または妻の年金の壁は155万円になっちゃいます。

しかし、自分は211万円。妻は155万円までは住民税非課税、ということは合計して最高366万円までは住民税非課税でいられるようにできる可能性があると言えるでしょう。

3.ではどのように調整して住民税非課税の最高額に近づけるかというと、
年金の受給を繰り上げて、早く受け取るようにして、受け取り額を減らしなさい!?と上述記事は書いているのです。

実際はたくさんの年金受け取り額があるだろう、勤続の長かった夫の年金を65歳以下に繰り上げて年額を211万円以下にするのでしょう。そうして専業主婦が長かった妻はもともと155万円も年金が無いだろうから、こっちはむしろ繰り下げして155万円以下まで受取額を増やす、とこういう手段に打って出る!
こんなことを忖度すると上述記事は言っているのでしょう。

良い考え!だと思います。

でも、こんな手が通じるのは夫婦で生きている間だけでしょう。
片方が死ぬと、途端に単身者になりますから、連れ添った相手が死ぬと、その後は介護やらが高くなる・・・
こういうふうに覚えておく必要があるということです。

私自身の場合は早期退職によって211万円まで余裕があるので、その気になれば繰り下げして受取額を増やすのも可能です。

一方、来年に税制の変更がありますから、この211万円も影響を受ける可能性があります。所得税の変更は既にアナウンスがありますが、地方税は市町村役場で聞くとかしなきゃならないけど、これは是非聞きに行く価値があるでしょう。
タグ:211万円の壁

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posted by 大庭夏男 at 14:57| Comment(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


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