2017年07月21日

活動資金ケチられ、塞翁が馬なはなしの地域ボラ

会社をリタイアしたら地域ボラ(町内会とかの地域ボランティアのこと)しよか!と考える人は少なくないと思うし、それは良いことなんだけど、いかんせん地域ボラは貧乏な活動というのが共通認識。

この共通認識は不思議いっぱい。
私の住む関西地方住宅地には豪邸がいっぱい建っていて、会社経営者の人も多く住むところなのですが、なぜか町内会は貧乏だということになっています。これはもしかしたら建て前なのかもしれないけれど、その建て前のためなのか、私が今年から加わった少年補導委員会の活動費用がガボッとケチられました。それも十ウン万円とかでケチられました。理由は「あんたんとこは参加者少ないやんか。ほなこんな予算要らへんやろ。ちゃうか!」とかいうことだったみたいです。いやはや町内会内の団体間予算ぶんどり合戦に敗れた我が少年補導委員会は、少年達を連れて本格的なキャンプに行けなくなってしまいました。

ところが・・・
最近になってなのか、なんだかよく知らないけどこの7月に入ってから「小中生キャンプ急遽中止。旅行業法に抵触(産経ニュースへのリンク)」のような報道がにわかに全国で巻き起こり、我が団体も、世が世なら「ゲッ!エライこっちゃ」になっていたはずでした。

しかしながら、まさに塞翁が馬なはなしですが、町内会に予算ケチられたおかげ?でそういうことにはなりませんでした。
なにしろお金がないので、子供達はいつも通っている小学校に集合して、朝から夕方まで遊んで、その後小学校から徒歩5分の公園にテント張って朝まで過ごし、また昼まで遊んで現地解散ということにしました。

念のために調べてみたら・・・
貸し切りの交通機関をお金集めて使わない。
路線バスや徒歩やマイカーで各々が現地集合にする。今回お金ケチられてバスをチャーターして本格的なキャンプ場に行くつもりだったのが、近所の公園に徒歩集合だから、第一関門の「運送」に引っかかることは抜けました。

テントを貸して野宿は旅館業法の適用を受けないらしいです。これは経済産業省が回答を出しているからお墨付きでしょう。

それに、全員顔見知りの限られた中での旅行は旅行業法にひっかからないらしい
しかし何をもって「顔見知り」だとするのかがイマイチ曖昧で、町内会の旅行はとてもグレーなポジションにあるらしく、たとえ同一小学校の生徒対象の旅行でも少年補導委員会が主催となったら「全員顔見知り」をどうやって客観的に説明するのでしょうか。
だからもし町内会がケチらずにお金くれていたら、この点において違反の懸念になり「今回は止めとこか・・・」に一件落着していたかも知れません。

だからムカつく町内会に活動資金ケチられたのは、まさに塞翁が馬の出来事となりまして、心配無用で近くの公園でキャンプがやれるラッキーに変わったのです。

私はてっきり、夏休みのキャンプなんだから、ちょっと離れた本格的なキャンプ場でのお泊りの方が子供にも親にも人気があり、いつもの学校で遊んで、近所の公園で夜を過ごすなど、さぞかし不人気なのかと思ったら、フタを開けたらすごい人気があるんですね。

定員を上回る応募があったのだけど、せっかくなので全員受け入れることにしました。
しかしテントを張るのは近くの公園。
その公園は管理人が居て、入口の門に施錠ができ、トイレや集会場っぽい部屋もあるし、水回りもあり、そこを管理する自治体外郭団体も「使用OK」と言ったので、昨年もここでテント張ったのだけど、お金かからないけどいろいろムカつくこともその分多いのでした。

ムカつきその1
打ち合わせのお約束どおりに進まない。
事前の公園管理人との打ち合わせでは「コレ使っていいよ、アレもいいよ」と言われていたハズなのに、なぜか直前になって「やっぱりダメなんやて・・・」に態度が変わってしまう。どうもその管理人を管理している上部団体の自治体外郭団体が「それ許可したらアカンわ!」と管理人に言ってくるみたい。その公園、建て前は少年少女達の健全な活動に寄与するとスローガンぽいのがあるんだけど、各論になるとアレもコレも、やっぱり規制強化されてしまう。やっぱり本格的キャンプ場での本格キャンプと比べると、不便さもムカつき度も高いと言えます。

ムカつきその2
誰だか分からないけど邪魔するヤツがいる。
「あんなキャンプにかかわるのヤメなさいよ」とボランティアする人に口利きするヤツが出没しました。おかげで昨年はキャンプで2つもイベントを担当した地元の著名人が今年は「そういうことで、残念ながら・・・」と言って参加をキャンセル。

いったいどーゆーことなのか??
さまざまな仮説を元に犯人捜しも試みたけど、結局誰がそんなネガティブキャンペーンを展開しているんか分からず、今年は仕方が無いのでイベント内容を変えてやることにしました。

たぶん今年のキャンプもいろいろ問題が勃発するでしょう。
だから私は「長」になって責任の矢おもてに立たない。こういう戦略で今年も乗り切りたいと思います。

お金にならない地元小学生相手の活動にこのように加わっていくことは結構疲れますが、私のモチベーションは、ズバリ「自分の認知症予防」です。
リタイアメントは孤独にしていると、認知症になり易いらしいです。
タグ:地域ボラ

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posted by 大庭夏男 at 11:47| Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

とある説明会での、聞き覚えのある名台詞

過日、私が所属するNPO団体は、活動補助金の申請をするために必要な説明会に出席しました。場所は山の中。そういう山の中で荒れたところをキチンと保全するならば、管轄するお役所は期限付き補助金を支給してもいいというわけで、私も説明会に出ました。

以前は「ちゃんとやっとるか!?」みたいにお役人様が視察に私どもの活動現場に来て、見て、写真撮って帰ったものですが、今年から保全の効果を数値化して、ビフォア・アフターで定量的に報告せよ!と方針が変わったらしく、昔の高校数学2Bで習った三角関数も使って!、そいつを数値化するという説明でした。

その説明が終わって質問の時間になったとき、
どこか別の活動団体の、ある男が、その説明内容の面倒くささに嫌気がさしてか・・・
「こんなん、ボランティアでやれったって無理やんか、みんな高齢化してんやし、出て来る人数だって多くないんやから・・・」「こんなん、もう団体の活動やめろってこと言われてるんやね、そう思ったらエエの?・・・」と言い出しました。

主催者側のお役人様も答弁していましたが、
この勝負は完全にお役所側が勝ちの図式だと、発言した上述「ある男」はどうして気づかないのでしょうか?

この補助金を管轄するお役所は昨今の財政事情から補助金を削減している最中。対象者をフルイにかけ、選りすぐり、選ばれた団体に補助金支給するのだから、こんなボヤキしたらお役人様の本音は『たったら申請するのヤメとけよ』になることは自明です。団体はお役所が定める通りの手段で数値化してビフォア・アフターを出さないと補助金は出しません。それで一巻の終わりです。

あのような発言しても一銭の得にもなりません。

このやりとりを聞いていたら思い出しました。年金受給者が「こんな金額で生活しろって言われても無理やんか」「俺たちは市ねって言われてるんやね」と言っていると、ニュース記事に書いてある、あの定番のセリフです。

こういうのが上述の「ある男」の脳裏に過ったから、あんな場面で捨て台詞が口からあふれ出たのでしょう。

私はそのボヤキなのか捨て台詞なのか分からない言葉を聞き、その団体が申請するのをやめてくれたらいいのに・・・」と思いました。そうしたら補助金獲得の競争相手が一団体減るから、こっちの勝ち目が高くなるからです。

でも、たぶん「ある男」の活動団体では、ちゃんと数値化して補助金ゲットするんです。

文句言うけど、やっぱり受け取る。

きっと世の中そういう仕組みでできているのだろうなぁ、と感じた野外説明会でした。
タグ:捨て台詞

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posted by 大庭夏男 at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

「長」をやりたくない、いつも気楽に暮らしたい

今年から小学生の見守りをする少年補導委員をはじめました。
地域には少年補導委員会があり、町内会やPTAと並列した筋の団体です。以前は万引きの監視など「補導」イメージそのまんまの活動をしていたそうですが、もう10年以上も前からそのような警察っぽい役割は夜巡りぐらいになり、その代わりに「小学生をまとめて楽しませる」のような活動に変化してきました。私はそれが気に入ったのと、町内会よりゆるいムードだったので、今年から委員になりました。

ところがそこの委員長から私に「来年は副委員長になってもらいたいんやけど・・・」と言われ、少々ガックリ。。

聞けば今年の私の立場は暫定的なもののようで、そこの委員の肩書きは「長」のつくものか「庶務」か「会計」しか前例が無いのだそうです。だから委員長以下は数人いるけど、みんな副委員長になっていると言います。

私はそれだったらまあ仕方が無いと、その時は思いましたが、それを言われた日から毎日なんだか違和感というかモヤモヤな気分でいっぱいです。

私は正直に言うと、いつも誰かを盾にして、その背後に隠れ、気楽にしていたい!こう強く望みます。たとえ副であっても「長」の肩書きがつくと責任がかかってくる「気がする」ので、とてもモヤモヤ気分。長は避けて通らなければ責任の重圧で押しつぶされてしまいそうな悪夢を見てしまう。そういう感覚があります。

だから来年はなんとか「行事担当委員」ぐらいの肩書きを新たに新設してもらうような工作を今からコツコツ始めて、委員長をその気にさせないと!と画策しています。

昔、製造業のカイシャに勤務していた頃、課長という仕事を傍から見ていると、他人はどうしてあんなに平然とした顔で課長職ができるのだろう?と不思議で仕方がありませんでした。彼らは人事異動で、まったく別の部署から任命されて製造現場の課長に就任するやいなや、着任当日から部下100人の前でスピーチをやり、事務所ではもう何年も前から課長業をやって来たかのように、アレをやり、コッチの書類にハンコを押し、を坦々と平然とした顔でやってのけました。

製造現場では、ときに事件が起きます。
不良品が気付かずに大量に作られてしまうことがあるし、ケガも起きます。
部下の起こしたドロボウ騒ぎ、ケンカ、職場内のイケナイ関係でダンナが乱入なんではなしもありまして、そんなのいちいち関わっていたら身が持たないと思うのは私だけではないでしょう。転職した外資系ではこのようなプライベートなことに上司が首を突っ込むことは皆無でしたが、前前職日系企業では「部下の失態は上司の責任」みたいでした。

事実、課長になる前までは一流にして剃刀のようにキレる人物が、その後の課長時代に消耗に次ぐ消耗を重ね、当時第二人事部みたいな部署にいた私の前で「俺はもうまったく嫌になった」と憤懣をぶちまける姿を目撃しました。

そのとき私は、やっぱりなぁ、と強く思いました。

話は戻って少年補導委員会の副委員長という肩書きも、私はそういう過去のトラウマチックな記憶がよみがえってまいります。

そんなモヤモヤさかげんをいくら説明しても「ああなるほどね」と相槌は打ってくれますが、結局やっぱり「引き受けてもらえへんやろかぁ」となるんです。

嫌なんだけどなぁ。。

似たようなはなしを別ブログの記事にしました。長になりたくない興味がある方はご参考ください。
↓↓↓
係長や課長にならない方法考 リタ研ブログ 大庭夏男
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posted by 大庭夏男 at 11:47| Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | 更新情報をチェックする


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