2014年01月20日

アーリーリタイア数年後、確実に起きる“妻の反乱”

以前から“きっと将来言われることがあるだろう”と空想していたことが実際にありました。それは“好んでアーリーリタイアした当人”であれば避けられないかもしれない「圧迫テスト」のようでもあり、心の準備ができているか否かで受け止め方に大きな差が出る可能性がありそうなことです。なので好んで会社を辞めて自由人になる人が参考にできるよう、ここに記録しておこうと思います。

起きた現象とは・・・今まで私のアーリーリタイヤ肯定の妻に、こう言われました。
①「あなたが52歳で会社を辞めてしまったから、上の子は声優になることを諦めたし、下の子も大学院進学を諦めたのよ!分かってるの!?」
②「あなたは私が何を一番大切にしているのか分かっているの?分かっていないでしょう!だから一緒に居ると我慢ばかりしていなければならないから疲れるの。だから仕事に行くことにしてるのよ!分かってるの?」

要するに、私が4年前にアーリーリタイアしてしまったことに対し、事実の解説を伴う苦言を吐露した、ということなのです。
『なにを今さら・・・』と一蹴することもできますが、これは“好んで会社を辞めたお父さん”が家族から疎ましく憎々しく思われる要因のひとつになると考え、今日はこれを分析してみることにしました。
ただ、本当は上記①と②の他にも妻はさんざん私に辛く当たったのですが、私はそれを聞いても“な〜んとなく”しか分からないことばかりでした。

まず①は、アーリーリタイヤのもたらす家計逼迫感が子どもの自由を奪ってしまったじゃないの!という苦情です。実際に私の子どもが私のアーリーリタイアの意向を聞き、私が書いた「将来家計計画」をチラ見してこう思ったそうです。『もはや親に学費を頼っていられない状況に追い込まれた』と。そのようなことを子ども達は最近になって私よりも話しやすい妻に訴えたらしいのです。

もし仮に、私が会社を辞めることなく、それまでのように給料を受け取る生活をしていたならば、子ども達は“安心感”を持って自分のやりたい声優の勉強をして・・・大学院にも通って・・・そういう生活になったのかもしれません。それが今は二人とも会社員になってしまいました。「お父さんの“自分勝手な”アーリーリタイヤで子ども達にそういう影響を与えたんだよ!自由を奪うことをやったんだよ!それを分かっているの!?」と妻は私を責めました。

一方、私は以前から『そういうことにもなるかも知れないなぁ』とは想像していました。そう思ったから52歳で辞める前に「どこまで進学したいのか?」については」子ども達に聞いていましたから、そのときに子どもから聞いた希望+αの教育資金は用意していました。だけどその「子どもの希望」は真意ではなかったようなのです。「お父さんは会社勤めが嫌いみたいだから・・・」と遠慮したのか、『これが現実ってもんだ』と諦めたのか、希望満額を答えずに、一段か二段落としたレベルを答えたのでしょう。妻はそれが私が子どもにした罪だと主張しているのです。私がアーリーリタイヤすべきではなかったと。

次に②については、妻は「あなたと会話していてもちっとも私の話を聞いてくれない。トンチンカンな答えばかりしか返って来ない。せっかく単身赴任が終わって話ができると思ったのに・・・反対にイライラすることが多くなった」と強烈な苦情を言うわけです。1年前に妻は仕事を始めましたが、そうしたら仕事中はイライラしないで済むから「これからもずっと仕事は続けたい」とも言っていました。

妻の私への苦情の対象は千差万別なので、一概には言えませんが、たとえば食べ物の話をするときに妻は味覚の話がしたいのに、私は栄養やコストの話ばかりする、というように焦点がズレるのが我慢できないと言うわけです。美味しい料理を見たら「美味しそうだねぇ」という方向の話で必ず答えて欲しいらしいです。これは例えばの話ですが。

こんなことになる原因は、リタイヤして夫婦で会話する時間が増えると、今までに無かった“深い話”をすることが増えたからだと思われます。それ自体は良いのですが、妻も私も相手の考える“深い思想”や深層の価値観はいくら話しても分からないことばかりだ、ということを発見したから困ったことになりました。妻はそれ違いが許せないのだそうです。

夫婦がいつも一緒に居るようになって一番の弊害は「相手の“正体”は自分では理解できないのだ!」と発見することではないでしょうか?

夫婦を30年やって分かったのはお互いに“異なる生物個体だ”ということに尽きると思います。これは夫婦に限らす親子や兄弟でもそう思うから元々他人の相手だから今さら発見するのは観察力不足と言わざるを得ません。私と妻の“大切なこと”は明らかに違います。妻は人とのつながりが何よりも大切だと言い、私は効率が大事だと考えています。だから「この人と付き合いを継続したら生活の効率が悪くなる」と私が考えたとき、妻と私の意見は真向対抗になって衝突してしまうのです。

こんな夫婦の価値観の違いや行動の差はアーリーリタイアしなくても分かるハズなのですが、私がサラリーマンの頃はまったく感じませんでした。仕事が忙しいから認識できないで済んでしまったのでしょう。会話も「今日は子どもを病院に連れていった」などの“浅い会話”中心だったからお互いの価値観に迫る“深い話”をしなかったのが良かった?のかもしれません。

私が上述した今回のいわば“災難”をどうやって克服するか?は、私はあまりここで書いても仕方のないことだと考えています。それより自発的アーリーリタイアのように「自分勝手に会社員バッジを外してしまった」その後で、いくら家族に「お父さんはもう辞めたいから・・・お金は大丈夫だから」と説明し納得させても、いつか家族に「実は言わなかったけど私達は期待を諦めたんだよ。ずっと我慢しているんだよ」と仕打ちされる、ということを予め覚悟しておけるか?ということが大事です。

それができないのなら、あるいは後に家族にそう言われて辛くて苦しいと思うのなら、少なくとも自発的リタイヤは思い止まった方がいい。さらにできるのなら体が動かなくなるまで現役で働いている方がいい。そう私は強く思うのです。分かっていても家族にそう言われ、思われるのは辛いものです。辛いだけならいいけどそれが元で鬱病とか、もっと重大な結果を招いてしまうとも限りません。

他方、そういう事を言う人がいない、あるいは「家族とは意見交換し『了解』されたのでそれで十分」と自信を持てる場合は自分本位でアーリーリタイアを決めたらいいでしょう。私はそう思っていましたが、そう思うに至った理由について妻は「あなたは単身赴任が長かったから、その間に自分勝手な生活に慣れきったのよ」と言います。当たっていると思います。単身赴任生活は私の考え方を変えました。

そういう私だって妻や子どもには“可能な限りの”孝行はしたいと考えています。これは本当です。しかし私は王様ではないのだから妻や子どもが望む何でも希望を叶えてあげようとは考えていません。“何でも希望を叶えてあげる”ためにサラリーマン生活を継続する考えは私には元々無かったのです。だからどこかで妥協しなければならなかったのですが、その妥協点が私の場合は52歳のリストラが機会のリタイヤでした。

話が長くなりましたので“まとめ”をします。
1.家族にアーリーリタイアする事を説明して理解が得られても、家族の人々は頭のどこかに不満を抱えて我慢している可能性がある。
なのでその「家族の不満」が嫌な人はリタイヤを遅らせるべき。家族の不満(かなり大きいですよ)を聞いても平気で居られるならアーリーリタイヤできる可能性がある。
2.自分の子ども、ましてや元他人である妻の「判断基準」は、場合によっては想像を超えて難しい。だから『○○○と言われたからもうアーリーリタイアOK』と安心しない方がいい。
ただ「アーリーリタイアOK」という承諾は得る必要がどうしてもある。
3.長くサラリーマンを続けてきた家庭では、家族の希望を100%叶えてあげよう、と思ったら、定年になっても、その先になっても会社員で居続けた方が家族はきっと嬉しい。
そうでなければどこかで“妥協”は必要だ。
4.夫婦でもお互い腹を割って話したら「水と油だった」と分かるケースがあるかもしれない。
「知らぬが仏」というように“表面上だけ仲良くやっている”方が幸福感が大きいかもしれない。

どうせ私のような55歳男性は平均寿命まで25年程度しか残っていません。「主治医が見つかる診療所」で南雲先生が言っていましたが「○○感」とは本当は○○でないのに○○な感じがする現象だそうです。そうであれば残る25年ぐらいはなるべく自分の“幸福感”が大きい方が得。妻も大きな幸福感を得ようとしていますがその手段と手順に違いがあるのです。

妻は私のアーリーリタイアメント生活4年目にして、その違いと妥協への後悔と今後の修正を狙って、最近になり私に対抗して来たというところでしょう。それに妻も仕事を始めて自身の“経済力”が育ってきたということも全面同調路線から対抗路線に踏み出した理由だとも思います。

今日の話には「こんな現象もありますよ」という報告以外のお話はありません。ただ“人に後悔を促すような話題”は予想よりインパクトがありますから、アーリーリタイヤを志す方々は、こういうことも想定内にしておく方がいいでしょう。

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posted by 大庭夏男 at 14:22| Comment(46) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まぁ~そうでしょう。
奥様としては、70でも80歳になっても旦那には働いてもらい。
給料は入れてもらい、そのお金で老後の安心と余暇を手に入れたい。

それと、女は年を取ると子供にくっ付く。
ある意味子供に見返りを期待しているのですかね。
うちの姉も未だに87歳になった親の元を訪ねたときは交通費をねだりますし、孫のこずかいをせびります。
60歳を過ぎてますけどね。

大庭さんの奥さんに限ったことではありません。
しかし、父親はどこまで子供の面倒を見る必要があるのでしょうかねぇ。
ずーと働いていれば子供の結婚費用や新居の購入費、そして孫の教育費まで出すようになるのでしょうか?
Posted by バッタモン at 2014年01月20日 19:51

自分の子ども、ましてや元他人である妻の「判断基準」は、場合によっては想像を超えて難しい。だから『○○○と言われたからもうアーリーリタイアOK』と安心しない方がいい。

確かに家族の真意や本心を読み取るのは
大変時間がかかる作業だと思います。

時間の許す限り、お互いの希望をすり合わせるようにしていますが・・・

それと世の中リサーチをして、平均・人並みレベル以上の事は
やっているよということもアピールしたり

人並み以上に依存し合うより、自立した大人同士の関係で対等であろうとも努めています。

また、いざとなったら、どうしても必要とあらば、なんとしても働く・稼ぐという姿勢も伝えています。

貴重な残り時間を居心地よく過ごすためにも
人間・家族関係は特に入念・定期的なメンテが必要なようです。

まあ、大庭さん同様こっちもいろいろややこしいこともありますが・・・
ありがたいアンチエイジング(ボケ防止)だと思って、お互い前向きになんとかやっていきましょう。
Posted by ss at 2014年01月20日 21:15
バッタモンさん、

>父親はどこまで子供の面倒を・・・ずーと働いていれば子供の結婚費用や新居の購入費、そして孫の教育費まで・・・
私の妻の言い方では「ずーと」は間違いないみたいですよ。
そのためのお金の出所がお父さんの給料だということになります。
母は子どもに対して無限のサポートをすることは当然である!みたいな話を大きな声で自信を持って堂々と主張していました。
有限のお世話でなくて無限のお世話です。

だからお父さんが生み出す稼ぎは無限でなければならない。幸いお父さんが勤めを続けていれば無限収入という幻覚は消えないでいられるのですが、私みたいに辞めてしまい「これが今後の家計だよ」なんてExcelシート見せられると「有限なんだ!」とショックを受けてしまうのですね。

最初は理解したつもりでも私に「こんちくしょう!」と思う機嫌悪い季節になると「やっぱり無限の収入源が恋しくてしかたない」となる現象が起きるのだと思います。
厄介なことです。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月20日 22:07
ssさん、

>ありがたいアンチエイジング(ボケ防止)だと思って、お互い前向きになんとかやっていきましょう。
上述の話を聞かされたときはボケが進むかと思いましたよ。
これで楽しいハズの夫婦海外旅行が「我慢の旅行」にならないといいのですがね。

ただ夫婦だからと言ってあまり価値観の違いを表沙汰にして議論するのは考えものですね。アンチエイジングのためにディベートはいいと思うのですが、結局価値観の違いはこの歳になるともう埋めようも無い気がしました。
それでもきっとうまくはやって行けるでしょう。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月20日 22:16
大庭様
初めてコメントさせていただきます。正吉と申します。
一時的に理解が得られたとしても、不満はくすぶり続けているんですね。
家族のためを思えば自分がツラいし、自分の自由を優先すれば、家族は不満だし。。難しいですね。
仕事を辞めて子育てが終わって自由な時間が増え、やっと夫婦の会話の時間が出来たら、お互いの深い所がわかってきてしまった、ということはありそうです。本当に難しいですね。
辞めて自由が得られれば万々歳というわけでは無いのですね。参考になりました。
Posted by 正吉 at 2014年01月20日 23:47

結局価値観の違いはこの歳になるともう埋めようも無い気がしました。
それでもきっとうまくはやって行けるでしょう。

異性という観点からも
本来的価値観も違うようですが
老化に伴い(男は男性ホルモン低下
女性は相対的に上昇などの影響もあり)
似たようなところもときどきみられるような気もします。

いろんな希望の裏側には
お互いに自分の肯定感を得たいという真意が隠れていることが
多々あるような気がします。
なにげに参考になるのが女性に支持されてる竹内まりやの歌詞だったり・・・
・ ・・・・

見る夢が違う 着る服が違う・・・

居心地の良さに決して甘えないで
やさしさも忘れないで

好きな歌違う 選ぶ絵も違う
でもいちばん私を知っている(長く接してきた経験として)
見飽きたはずのあなたでも
いつものMy スイートホーム

一方で、死ぬまでやんわりとした精神的な生存競争(経済的にはほぼ終わりとしても)は終わらないでしょうね。

仲が良かったり、張り合ったり
仲良く張り合ったり・・・
生きてる実感として心地よいと思える方向で
同じ過ごすなら、それもいい時間にカウントできるようにしたいと思います。
Posted by ss at 2014年01月21日 06:12
正吉さん、

>辞めて自由が得られれば万々歳というわけでは無い・・・
そうです。サラリーマンが会社で潰されないように努力しているのと、構図は違いますが似た努力はリタイヤすると発生します。
両方とも「どうしたら“上に行けるか”」を探るゲームでしょうね。

私の父は生前、脱サラして起業しましたが、やはり起業初期の時代に、私の妹が大学進学をしなかった理由が上述の私が言われた妻のセリフとウリ二つでした。
父と私と二例同じような現象が起きましたので、これは普遍的な課題だと思います。

家族が求めてやまないことは冒険でなくて“安定”であることは想像してみるだけで分かりますからね。
それに応えようと思ったらできるだけ長く会社員であり続けることがいいです。
アーリーリタイヤしたい人は「それでもやる!」という“継続可能な勢い”が求められるでしょう。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 10:13
 夫は妻には平凡な家事程度しか求めませんが妻は夫にギリギリの「貢献」を要求します。

 アリリタ生活は①倹約生活+②家族の理解が不可欠ですが、特に②のうち、家でブラブラしている(ように見える)旦那に対して
①自分の友達に恥ずかしい
②自分の親戚に顔向けができない
③子供が可哀そう
と心から思ってしまいます。これは少々の財産(数億円)では解消されませんね。

 普段は抑えていますが、ノー天気な旦那がえらそうに(と妻に見える)何か言うとカチンと来てしまいますね。「あなたが諸悪の根源なのになによ!」とばかりに。

 妻に渦巻く燃え滾るマグマの存在を知ると旦那は一瞬たじろぎますが、いまさら引き返せないのでなっかたことにするしかありません。

 しかし、これから続く30年近い老後が灼熱の地獄の上の漂う小島の上かと思うと少々寂しい。これが一応定年まで勤めると家族はまあ、諦めます。本人ではなく制度によるものですから。しかし、できれば嘱託でさらなる勤務を求めてきますが。

 夫婦は最初は「愛」やがて「子供」そして「金」最後は「相互の貢献」でかろうじてつながるものかなと思います。

 独身者のアリリタは何の問題もありませんが、家族持ちにはなかなか困難なものだと思っています。日々の生活で嫌な旦那の顔をずーっと見たくないがためにパートにでる妻は意外に多いものです。そうすると頑張っている自分に対して家でのほほんと暮らす旦那にはすっかり愛想がつきますね。怖いのは子供までが洗脳されることです。いくら父親が働いていても自分の希望通りの人生になったかは不明ですが、現状がつまらなければすべて「パパ」のせいにされかねませんね。
Posted by 川ちゃん at 2014年01月21日 10:20
ssさん、

>見る夢が違う 着る服が違う・・・
“違う”と理解することと「そりゃ当然違うでしょ!」と納得することはベツモノなのですね。

竹内まりやさんは女性ですから“女性視点”の詩になっていると思いまして、私としてはこの詩の内容にシャキッとしない部分があります。
妻には「お互いに価値観や得意分野は違うのだから、それぞれの得意分野で分業して生活に相乗効果を出そう」と提案したのですが、「何を言っているの????」とまったく理解もしてもらえませんでした。
多分妻は「居心地の良さに決して甘えないでやさしさも忘れないで」というようなことが言いたいみたいでしたが、私にはそれが何だかピンと来ないのですね。
私に欠落している感覚なのだと思います。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 11:15
川ちゃんさん、

川ちゃんさんのコメント、上から下までほぼ100%同感ですね!
特に夫婦関係が
・愛期
・子供期
・金期
・相互貢献期
と段階があるのだとする考え方は今後を考えるための示唆に富んでいまして、
私ども夫婦は子供期から金期への移行期間にあるような気がします。

それに諸悪の根源は私にあるのだから、妻は私にさりげない“仕返し”をしているのかもしれません。
なのでそういう災いに遭遇しても柔軟に対応できる能力が“自発的リタイヤメント”には必要かもしれませんね。多分この能力は会社員時代に多くの人が培っているとは思うのですが、まさか家庭生活でも役立つとは思いませんでした。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 11:40
例えば定年(60歳)まで後10年。年収が1千万円継続する場合、私の経済価値は1億円です。

結婚後は労働収入の全てを家計に提供してきましたが、貯蓄とは別に独身時代から運用してきた資産が1億円を超えたとします。
この資産から月に55万円を家計に振り込み、ボーナスとして年に100万円を2回振り込みます。

年160万は自分が日中を過ごす為のワンルームマンションの家賃と光熱費にすれば、10年で1億を使い切れます。実際は家計から貯蓄もするので拠出した1億の内、3割程度は未使用となります。家内には10年間は個人事業者になったと嘘をつく事になりますが・・・一方、運用で作った1億円を全額提供し、今後10年は、これで生活してくれ、俺はリタイヤすると宣言した場合、大庭さんが御指摘する様な問題が勃発する可能性があります。

家計に投入する金額は前者と後者では10年で1千6百万円の差があるにもかかわらずです。なぜなら、家内からすれば、私の潜在的経済価値が換金されずに消滅してゆく事を知るからだと思います。そして、毎日、私が家にいる事にも不満が出てくると思います。一緒に過ごす時間が問題ならば、離婚すると言う選択枝もあるでしょう。

単純な消去法で情緒的な課題を解決する事は不可能ですが、そこ(家内の価値感)には夫の幸福、人生観があまり考慮されていないと言う事でしょう。

但し、その女性を伴侶に選んだのは?と言う自問は必須です。その代償として10年で1千6百万円・・彼女の精神的な満足(安定)と自分の満足を金銭で購入できるならば安いかも知れません。

Posted by 遊民 at 2014年01月21日 12:49
>
多分妻は「居心地の良さに決して甘えないでやさしさも忘れないで」というようなことが言いたいみたいでしたが

人間は共感性の生き物でもありますから
一方がパートに出て、一方が一日中ゴロゴロしたりすると、どういうこと??という不満がたまると思います。

感覚の問題ですから、お金には換算しにくい価値観だと思います。

ですから一日中ゴロゴロするだけでなく
家庭菜園で野菜をつくったり、DIYで家のメンテナンスをしたり、洗い物がたまっていたら皿洗いをしたり、掃除をしたり、ねぎらいのことばをかけたりなどなど自分がやってもいいという範囲で・・・

つまり、お金というよりは、何らかの態度的なものをお返し(貢献)することで
なんとかバランスがとれるものであったり、やはり日頃の意思疎通がどれだけできているかに大きく左右される性質のものだと思います。
Posted by ss at 2014年01月21日 15:51
遊民さん、

>年160万は自分が日中を過ごす為のワンルームマンションの家賃と光熱費にすれば・・・
私は経済的にこれは無理だし、だから前述の“災難”に見舞われましたが、もし遊民さんのプランが実現できれば最高のアーリーリタイヤですね!
「>個人事業者になったと嘘をつく事に」とコメントにありましたが、実際に私みたいにブログ書いてアフィリエイト事業をすれば立派?に個人事業者のできあがりですから嘘にはならない“開業届を出しているセミリタイヤメント”は難しくないです。
このプランは今後アーリーリタイヤする人は検討に値すると思います。

>夫の幸福、人生観があまり考慮されていないと言う事で・・・
妻とディスカッションして分かりましたが、「理解の壁」がお互いにあるため、幸福や人生観が考慮されないのはお互いさまだと思われます。理解したつもりでも間違っているのですね。もし“深い話し合い”をして夫婦の意見が一致したらこれはこれはハッピーなことです。

>但し、その女性を伴侶に選んだのは?と言う自問は必須です。
御意!!
多分ですが、もし別の誰かが妻だったら私のアーリーリタイヤは実現できていなかった可能性が大きいです。いろいろ事情はありますが、とにかく私のアーリーリタイヤは彼女の貢献が大きいです。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 16:30
ssさん、

>一日中ゴロゴロ
妻とは「一日中ブラブラ」のディスカッションをしました。ゴロゴロではないのですが。
妻が言うには、会社に通っていない人、またはポピュラーな自営業(八百屋さんとか、会計士とか)ではなくて自宅にいる人は、たとえ汗かいて家事しようが自宅の修繕しようがどう説明しようとも“ブラブラしている人”に含まれて見られる、のだそうです(ご近所さんに)。

>ねぎらいのことばをかけたり・・・
この「ねぎらいのことば」はキーワードみたいです。妻ははっきり言わないけどグチを言ったら解決策を提案するのではなく、「あ~そーなの、それは疲れただろうね。たいへんだったね」を私に言って欲しいみたいです。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 16:44
独身の自分にとっては衝撃的な記事内容です。つくづく家庭持ちのアーリーリタイアは厳しいですね。

>だからお父さんが生み出す稼ぎは無限でなければならない。幸いお父さんが勤めを続けていれば無限収入という幻覚は消えないでいられるのですが

「お父さんの稼ぎは無限収入」。。。
インパクトありすぎなフレーズです。
Posted by しいたけを at 2014年01月21日 17:52
>
「あ~そーなの、それは疲れただろうね。たいへんだったね」を私に言って欲しいみたいです。

スポーツジムでリサーチしている感じでは
やはり定年前のセミリタは、離婚率が高いような印象があります。

最後の切り札としては
離婚後のお互いの生活スタイルの変化を
暗ににおわせつつ、お互いの覚悟具合を探りつつも(なにげに知人の離婚後の大変さを話題にしたり・・・

ねぎらいの言葉に加え、二人で過ごす60代70代・・・の具体像も捨てたもんじゃないと思えるよう洗脳するなり・・・
打てる手はすべて打ちましょう(笑)

やはり日頃から、徐々にやんわり
相手の返しに応じて
希望をすり合わせるか
ときに距離を置いたり
離婚も含めあらゆる選択肢の中から
お互いにとってベターとなる道を選び合っていくしかないと思います。
Posted by ss at 2014年01月21日 18:08
 若いころ上司から「右へ行くか、左へ行くか迷ったら困難な方を選べ!」と教えられました。それは40歳までですね。今は迷ったら即楽な方を選びます。

 アリリタは会社からの束縛や通勤時間から解放される点は楽ですが奥さんからの圧迫は苦です。総合点で「苦しい選択」になることもあります。旦那の会社員生活は少なくとも妻はニコニコ家族も幸せです。内容にもよりますが管理職でオフィス仕事なら家族にばれずにかなりの手抜きも可能です。とにかく定年まで頑張ればよいのですから楽です。アリリタで針の筵に座る場合今なら周りが退職する65歳まで耐えなければなりません。それまでは容赦ない「白い眼」攻撃にさらされるかもですね。

 妻や子供は、のほほんとしている(ように見える)老いたるおっさんがよほど嫌なのでしょう。実体は知らずとも毎日元気よく出社し、定期的に金を持ち帰るオスに信頼を寄せ、「貢献」返しをしてくれます。それが私にとっては「楽な道」です。

 今の会社員生活に耐えられずに、家族とも半端な相談でアリリタすると、今度は隠居生活に耐えられずに会社員生活に後戻りする(それも退職前より遙かにハードな仕事)可能性もありますからよく考えなければなりません。

 老いて来ると「苦あれば楽あり」前に生涯を終わる可能性もありますから。

Posted by 川ちゃん at 2014年01月21日 18:24
いろいろ書いてきましたが
僕自身は、アラフィフのセミリタ状態で
妻・子供と過ごす時間 スポーツジムで過ごす時間 セミ仕事の時間
ひとりでのんびり過ごす時間・・・
どの時間も好きですし失いたくないです。

妻も僕と同様、やや怠け者ゆえに
今のゆるい生き方を気に入っているようです。

お互い、この現状がいつまでも続いて欲しいと願っていますが、老いは許してくれないでしょう。

スポーツジムでは、いろんな60代70代の人生が垣間見えます。

あんなふうに老いていきたいという
生きたお手本がありますので
とてもイメージしやすいです。
Posted by ss at 2014年01月21日 20:05
しいたけをさん、

>つくづく家庭持ちのアーリーリタイアは厳しい・・・
特にこういう災難があったとしても、それでただちに離婚とか、あるいは大金が出るようなことではないから“精神的な負担”の範疇のはなしです。
だけど自主リタイヤ組の人はこの手の災難があるかもしれないことを予め思っている方がいいでしょう。
「あ!やっぱり来たか!!」と思えばいい程度の厳しさで済みます。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 20:05
ssさん、

>打てる手はすべて打ちましょう(笑)
そうですね。
もしこんな“妻の反乱”を放置したら行き着く先は離婚とかなんとかの暗黒劇場でしょうね。

夫婦も若い間は”セ○○○3回で仲なおり、なんていう手もありましたが、55歳では3回もねぇ。

何だか多少はお金の力でなんとかするしかないかも!

>あんなふうに老いていきたいという生きたお手本・・・
私の周囲では農家の80歳代が羨ましいです。なにしろ足腰全然弱ってなくて。。
私ももうちょっと“参考になるお年寄り”を探して観察した方が良さそうですね。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 20:10
川ちゃんさん、

>妻や子供は、のほほんとしている(ように見える)老いたるおっさんがよほど嫌・・・
子どもも多分そういうのが嫌いだと確信していますが、妻はまさに“絵に描いたように”のほほん爺さんに嫌悪の念を抱いています。毛嫌いしていますね。

時として「あなたはもう65歳に見える」なんてぬかしやがります。
もしかしたら65歳に見えている方が妻としては言い訳ができるかもしれないからメリットがあるのかも??です。「ああ、もう年金満額もらったから悠悠自適で毎日ぶらぶらしているのね」と思われたいのかも!!
嫌な渡世とみるべきでしょうか?
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 20:18
はじめまして。
同年代の男です。

私は高校生のとき父親が失踪しました。
借金から逃げるため。他人の借金の保証人でしたが。
そのとき思ったのは、なぜ逃げずにいっしょに頑張ってくれなかったのか。破産してもいいから。ということでした。人生を預けざるを得ない奥様や子供の気持ちは、男にはわからないとおもいますよ。いまの私も嫁子供の気持ちに無頓着になります。たぶん、女性は自分の可能性を奪っておいて今更と思うのではないかと。弱い立場の人はモット大変なんだと思います。
Posted by merasta at 2014年01月21日 20:36
merastaさん、

こんにちは、
>自分の可能性を奪っておいて今更と思うのではないかと・・・
アーリーリタイアしたダンナがのほほんとして暮らしていたら妻はそう思うのも無理はないでしょう。

気をつけなければならないことは「不満」なのか「被害」を受けたのか、ここは冷静に話し合って判断しなければ取り返しのつかないことになるでしょう。
「なんとかなるさ」と思い切ってリタイヤを決行したら、最悪の結果でなんとかなるかもしれませんね。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月21日 23:58
>
たぶん、女性は自分の可能性を奪っておいて今更と思うのではないかと。弱い立場の人はモット大変なんだと思います。

僕が、結婚するときに
妻の両親にした報告は
妻を一生養いますでもなく
妻を幸せにしますでもなく

「これから二人で生きていきます。」です。

二人が望む生活レベルに達しないようなことがあれば、僕も妻も仕事を増やすということで合意しています。

人生の残り少ない、とりかえしのつかない大事な時間のかなりの部分は妻と過ごすわけですから、妻を大事にしたいと思います。
妻が弱い立場の人間だと感じなくて済むように
Posted by ss at 2014年01月22日 05:20
ssさん、

>これから二人で生きていきます・・・
夫婦でこれからも生きていくことは私も同じ気持ちです。
が、私に関しては、子どもはもはや違います。
「自分で生きて行ってね」です。
それができる能力はもうついたと思うし、会社員になって社会人だから、ときどきプレゼントはするけど“お金を出してお世話する”気持ちは私には原則ありません。
(死にそうに困った場合は別ですが)

ただ、妻の気概はそうではない、というのが今回分かったことでした。
「自分がこの世にいる限り、できるだけの世話はする」のだそうです。
だから海外ロングステイは「無理だ」と言ってました。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月22日 17:59
子供に関しては、二人とも男ということもあって、自立できるようになるまでは
できる限りの援助はしたいという方向です。
(大学進学+就職ぐらいまで)

具体的には、夫婦・家族でミーティングを重ね
じっくり合意形成していくというスタンスは変わらないです。

正直言って、これ以上仕事を増やしたくないですが、どうしても必要だと納得できれば
追加援助のために仕事を増やす可能性もありうるとは思います。

>
「自分がこの世にいる限り、できるだけの世話はする」のだそうです。

自立後であっても、妻がそのように言い出す気配はあります。

できるだけの範囲については
またミーティング・・・という流れになると思います。。。
Posted by ss at 2014年01月22日 22:00
女性は結婚で脱皮し、出産で大化けします。アリリタに際して、独身や子供がいない人は経済見通しとやりたいこと(やりたくないこと)を考えればよろしい。

 年ごろの子供がいる場合、交際相手の親が何をしている人かは結構重大です。65歳以上なら堂々とリタイヤを語れますが50代ではそうはいきません。結婚は当事者の問題だからと鷹揚なところを見せても相手の青年がフリーターだったら考えてしまうように、母親は自分の子の結婚予定相手の親が何者かも気になります。これは「怠け者遺伝子」があるか、また子たちのみならずやがて生まれてくる孫への経済援助力能力まで推し測っているからです。

  本当は自らのせいで破談になってもタイミングが父親の話題の後ならこうなったのは「パパのせい!」と娘は想い、母親は煽ります。たとえそこまで至らずとも、奥さん同士の会話でそんな例が語られると、さあ大変!のんき父さんを見守る慈愛の目が憎悪に切り替わります。

 まこと、自発的アリリタの一寸策は闇です。明は少ないですね。家庭内では孤軍奮闘です。「田舎暮らしに殺されない……」という本がありましたが大庭先生には「アリリタ暮らしに殺されない方法」を著していただき、「家族編」でどうすれば解決できるか、できなければどう紛らすかを分析していただきたいものです。
Posted by 川ちゃん at 2014年01月23日 10:35
ssさん、

>夫婦・家族でミーティングを重ね・・・
そうすることはどう考えても必要不可欠だと私も同感ですが、アリリタして家庭貢献が欠かせないと考えるに至った(罪ほろぼしの意味でもそう思う傾向が出てまいりますが)手前、妻の言い分はよく理解してやりたい気持満々です。
ところが私のそういう行いを妻は活用して『不満のはけ口』にしている割合が存在することも注視していなければいけないと感じています。

つまり妻の文句は①実際に改めてもらいたい私の行動 ②単に不満をぶちまけて日頃の(仕事上のイライラも含めた)鬱憤を晴らす この二つが入り混じっている気がします。
なぜなら妻の愚痴をたしなめると「それじゃいったい私は誰に愚痴を言えばいいのよ!」と憤慨するからです。

私はだから妻とのミーティングではいつも“半身の構え”でいます。
振り回されるのはイヤですからね。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月23日 14:16
川ちゃんさん、

>「アリリタ暮らしに殺されない方法」を著して・・・
本を書く気は“ありあり”ですが、“殺されない方法”で書くとなるとまだネタの仕込みが足りないです。
川ちゃんさんから以前のコメントで失敗談を知りたいリクエストがありましたので、今回の妻の反乱は『これが当てはまるかも!』と思いましたが、他にまだこれと言ってネタがありません。
アリリタ3年目にしてようやく『この状況はサラリーマン暮らしの方がマシかな』と思うネタが一つ出たわけですから、あと2,3年は「殺されない」本を書くのはまだできないと思います。

「失敗しない」シリーズで書くのはもうだいぶ準備OKになったのですが・・・これは引き合いがありません。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月23日 14:27
やはりリタイアは自発的であっても、否応なく追い込まれたように家族に対しても装う必要がありそうですね。
リストラされて再就職もできないから、例えわずかばかりの金を稼いでいるだけでも自営業を名乗ったりとか。

あと、結婚で女性が可能性を奪われる話が出ていましたが、奪われた可能性は成功する方にばかり目が向けられている気がします。失敗することだって多いだろうに、「成功したかもしれない」亡霊を持ち出して責められるのは勘弁してと思うのは、私が男だからでしょうか?
Posted by 栄策 at 2014年01月24日 00:55
>
、「成功したかもしれない」亡霊を持ち出して責められるのは勘弁してと思うのは、私が男だからでしょうか?

配偶者に関しては、お互い自由意志で選び合い
いつでも解消できる自由もあるわけですし
現に女性の社会進出・自立傾向・年金分割制度
夫婦それぞれの生き方を重視する傾向・・・
子供の成長を見届けてから・・・
熟年離婚が増加しているようです。


妻の文句は①実際に改めてもらいたい私の行動 ②単に不満をぶちまけて日頃の(仕事上のイライラも含めた)鬱憤を晴らす この二つが入り混じっている気がします。

妻の不満解消系の愚痴については、「わたしのことを理解してね。でも口は出さないでね」という、“暗黙のルール”があるようです・・・
・ ・・でもいちばん私を知っている(長年接してきた経験としても・・・
という価値を提供し合うことも含めて
(セミ)リタイアであっても
総合的に相応の貢献を提供し、受けとり合っていると
お互いに感じ続けることができる限りにおいて、離婚に至る可能性は低いような気がします。


ただし、子供は親を親を選べませんから
子供の結婚相手に対しては
例えわずかばかりの金を稼いでいるだけでも自営業を名乗ったりとか
いざとなったら再就職する覚悟があるとか・・・
万一バレても(結婚生活が軌道に乗るまでは特にバレないように注意しつつ)それ相応の責任を負う覚悟で、装う必要があると思います。
Posted by ss at 2014年01月24日 06:41
栄策さん、

>例えわずかばかりの金を稼いでいるだけでも自営業を名乗ったり・・・
私はそうやっていますが効果は限定的です。
私がそうしているのは、自分がそうしたいからなので、それで妻が満足しているわけでもなんでもありません。
妻はむしろ“妻がやっているのと同じように”近所の人達と「近所付き合い」したり、昔の友人と会って懐かしがったりして欲しいと思っているようです。
つまり(もしかしてだけど)妻は私にもっと徹底して主夫をやってもらいたいと思っているのかもしれないです。
主夫は掃除洗濯だけじゃない、みたいなこともよく言います。

そうだとしたらかえって“名ばかり自営業”は嫌われます。

>亡霊を持ち出して責められるのは勘弁してと思うのは、私が男だからでしょうか?
私にもよく分かりません。
リタイヤと継続勤務とどちらを選ぶか・・・みたいな進路の二股は、進学校を選ぶ子供の頃からありましたが「あっちを選んだらもっと成功したかも」と考えることは無いことはないですね。
ただ、私は、そんな『無かった方の道』を真剣に考えるより、今ある材料で何ができるかを考える方が雲泥の差で有効と思うのですが、妻の考え方はそうではないようです。「今からでもまたイチから始められる」と割と強く考えているような気がします。私はその考え方こそ亡霊に会いに行くようなことだと思っていますが。。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月24日 11:09
ssさん、

>装う必要・・・
「装う必要」ですか・・・装う必要、装う必要・・・
装う必要ももっとあるかもしれませんね。
私の“なんちゃって自営業”(これでも立派ではないけどちゃんと収入はあるのですよ)は“自分のお小遣い稼ぎのため”にやっているものですが、コメントを拝読してみると“装いとしての自営業”は案外価値があるかもしれないですね。
たとえ稼ぎが少なくても、ヒトに「○○をやっています」とか「ほほー、代表ですか!」と言わせる肩書きを持つとか、いかにもなオフィスがあるとか・・・
私はこういうことについてはあまり考えていませんでした。
ちょっと気に留めてみましょうか。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月24日 11:19
大庭さんはリストラを契機にしてアーリーリタイアしたとはいえ、キャリア的にも能力的にも、十分再就職が可能なのに自らリタイアを選んだと家族には思われているのかも知れませんね。

リストラされて履歴書を何十社と送ったけれど、面接にもたどり着けず精神的にも追い詰められて、「お父さん、このままじゃ鬱病になったり、ひょっとしたら首でも括るんじゃ…!?」と家族に思われたら、少しは風当たりが弱まるかも知れません(笑)
私は大筋ではこのシナリオでのリタイアを構想しています。
Posted by 栄策 at 2014年01月24日 23:13
>>
残る25年ぐらいはなるべく自分の“幸福感”が大きい方が得。妻も大きな幸福感を得ようとしていますがその手段と手順に違いがあるのです。
>
精神的にも追い詰められて・・・
風当たりが弱まるかも知れません

演技派の方は、それでいけるかもしれませんが
僕のような大根役者は、たちまちバレバレとなってしまいます。

アリセミ派が世間では少数派である以上
我々が、人柱となって(笑)
堂々と自立的アリセミというライフスタイルを
せめて欧米並みに、じんわり浸透させ・・・
生き方の選択肢に柔軟性が出ることで
高いうつ・自殺率の抑制につながるかもしれません。
Posted by ss at 2014年01月25日 06:47
栄策さん、

>・・・と家族に思われたら、少しは風当たりが弱まるかも知れません(笑)
私の場合は『お父さんは(夫は)会社勤めが嫌いなんだ』と思われるような“シナリオ”で、実際に風当りは弱くなったのですが、自分自身はそのシナリオで一層会社嫌いになりました。
きっと自分自身へも“摺り込んで”しまったのでしょう。そんな心理効果があったような気がします。

もしそうだと“鬱になる”というシナリオは副作用が強すぎるかもしれませんよ。

起業したい、親の介護が要る、実家の事業を継ぐ、妻の持病が心配、社会貢献に専念する、などなどシナリオはたくさん考えられると思うので、なるべく副作用の少ない安全なシナリオを組み合わせて考えるといいかもしれないですね。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月25日 10:12
ssさん、

>せめて欧米並みに、じんわり浸透させ・・・
生き方の選択肢に柔軟性・・・
欧米はまだ見ていないので(今年は欧を見に行く気ですが)まだ想像の域を超えませんが、“会社で働く”以外に「ほんとうに生活が楽しい」と思えるような“考え方”だか“手法”が見つかるといいですね。

「老後のゆとり暮らしは月35万円かかる」だけの指標では、まじめにリタイアに取り組む気は、私には持てませんね。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月25日 10:25
欧州人のリタイアに通じるようなオフの感覚を「バカンス」から少しリサーチした感じでは

まず「生活」は「仕事」に優先するという基本的な考えが根付いるようです。

平均的な消費生活は日本人と比べ総じて質素で
背伸びをしない暮らしぶりがヨーロッパの人たちには定着しているようですが、
そんな彼らが夏場には数週間にわたる長い休みをとりバカンスに出かけ・・・

お金のある人は高級リゾートへ、お金がなければ、田舎の親戚の家に転がり込んだりパリの中流以上の人たちは車で1時間くらいの郊外に『週末住宅』を借りるか所有していて、バカンスにかぎらず休日はそこで過ごし


何をしているかというと
自分たちで料理をつくって食事をして、本を読んで、話をする。
そういうことを楽しむ
ウイークデーの間は『仕事』が『生活』の邪魔をしていると考え
週末やバカンスを利用して『生活』を取り戻そうとしているようで
その間、経済活動は停滞がちになりますが
それでもいい、というコンセンサスが社会にある。

平均的には、意外と質素で、電気や水道がきていないということも珍しくなく
例えば日曜大工が得意なら、バカンスの前になると
水まわりの改修工事をやるんだとか張り切っていたりするそうです。

セミリタイアした我々にとっては
わざわざ場所を移動しなくても
仕事でなく、「生活」中心で過ごすことが可能ですから、週末住宅の価値はやや低いような気もしました。


欧州取材旅行での体感報告をお待ちしています。。。

Posted by ss at 2014年01月27日 09:47
ちょっとテーマからズレでるかもですが「妻の反乱」とありましたので。

ここに登場される皆様の奥様方に「へそくり」はあられるみたいでしょうか?
奥様がたは間違っても「してるよ」と白状しないでしょう!
・・・というのも私の82才(多分)の叔父の最愛の嫁(おば)が突然今月家を出て行きました。
離婚する事になりました。

夫婦ともおじの年金とおじのアルバイト資格による収入で生活してました。アルバイトは数年前に引退しました。おばはおば自身の年金には一切手をつけてなくそれをコツコツ貯めました。それが数千万貯まっていたそうです。おばはかなりの節約家でした。叔父のアルバイト収入もも結構多かったらしい。大根の皮なんか捨てたのみたことなかった!
いつも遊びに行っても優しく朗らかなおばでした。
おじも自慢のお嫁さんでした。
「うちの嫁は本当に出来た嫁だ、若く見えるしね!←相当自慢」
しかしおじの性格を長年「うざい」と心の底では感じていたようです。確かにおじは心配症だし、それを原因とした「くどい」ところがありました。&認知症っぽい症状とともに近頃頑固さも出ました。

おばは新居も獲得済みでした。
今おじは飲めない酒を飲み屋で飲み、路上に居るのを警察に保護されたりetc・・もうぐちゃぐちゃ

子供たちも私の母兄弟もみな心配してますが子供たちは配偶者の手前と自分の生活で精一杯で引き取れず。母の兄弟は皆全員高齢の為、ましてや高齢のうつ病も何人かいて自分の事以外頭が回らない。叔父は今住んでいるところを変えない。老人施設には入らないといっています。

「朗らかな優しいおば」でしたがこういう反乱の仕方もあったんですね。
寝耳に水の叔父・・まだどこかで帰ってくると信じてる。

殿方様!普段から節約のできる堅実なへそくりの出来る嫁だったらさあ今すぐチェック!
Posted by ななし at 2014年01月27日 12:42
ssさん、

ssさんの書いてくれたコメントは、まさに私が手に入れたいバカンス環境で、それを年がら年中やっていたいのが私のリタイアメントとしての欲望です。

欧米のバカンスや働き方については私もかつてドイツ人に話を聞きました。彼らは生活が仕事より優先はアタリマエで、「年間10か月が働く月数だ」と言っていました。残る2か月はバカンスと病気で休むだろうから最初から1年365日あるだなんて考えない、のだそうです。

でも日本の会社ではそんな考え方はたいてい無理です。無理なので私は1年365日で働き、その代わりに早く会社を離れることにしました、というわけです。

ただバカンスをどう過ごすか?についてはまだまだ改良の余地がありますね。
お金使って旅行に行き、レストランで美食し、有名で綺麗だとされている景色を見るのは私は卒業したいです。
妻はまだまだ卒業したくないみたいですが・・・
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月27日 12:43
ななしさん、

>奥様方に「へそくり」はあられるみたいでしょうか?
「へそくり」よりももっと堂々と「自分のお金」を妻は持っているし、現に今は仕事して稼いでいますけど、そのお金はぜんぶ妻のものになりましてウチの生活費には入らない構図です。
私も了解済、納得済でそうしています。

ななしさんのおじ様の災難は、私にもある可能性は十分ありますし、その危機も感じます。
だから「妻の反乱」の記事を書く気になったわけです。放っていけません。
私の妻が仕事に精を出している理由のひとつはまさに「自立可能にするため」だということは見え見えです。

私は今回の「妻の反乱」で何を学んだかというと“もっと従順にして居よう”です。
絶対に私の妻は私を「うざい」と思っていると確信しています。
リタイアしたら毎日会っているわけで、会社勤め時代より“うざさ100倍”です。実際に妻はそのような意味のことを言っていました。

私は今回の出来事にはかなり大きく反省させられましたよ。
さすがななしさん!鋭い指摘です!!
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月27日 12:59

殿方様!普段から節約のできる堅実なへそくりの出来る嫁だったらさあ今すぐチェック!

僕の場合は、へそくりぐらい余裕でできるほど堅実だと思ったから
結婚したような面もあります。

しかし、そういう生々しい話を読むと・・・

夫婦の関係が、「金の切れ目が、縁の切れ目」だったという関係性にさえ気づけない
痛い(鈍い)おやじにならぬよう
ときおりセルフチェックしたいと思います。
Posted by ss at 2014年01月27日 13:49
大庭様、ss様
これは叔父夫婦の特別な例かもしれません。

叔母はいつもニコニコしてたので時々不満は言うものの深刻とは気付きませんでした。
叔母がお金を持っているのは叔父も知っていました。やりくり上手なのも自慢でした。ただ叔父が把握していた金額の数倍もありました。

かくいう私も、20数年、主人や同居の姑の感覚にはついていけない、何かマグマのような不満があります。姑にお金を貸したが返してもらえない。主人がうちの嫁にはへそくりがあるはずだからもう返さなくて良いよと姑に言っているのです。私の実家から娘の大学費用も払ってもらってるのも知っているし・・昔から借金体質の嫁ぎ先(何度も倒産)で踏み倒してきたので、私にまで借金踏み倒す感覚がわかりません。

主人とお金の話、老後の話が出来ないのです。どんなに急に収入が少なくなっても今まで私が当たり前のようにやりくりしてしまった事が原因ですね。

もう娘も大学卒業するからそろそろ見切りつけても良いかなあ~
とても頑固で言い出したら人の言う事を聴かないすぐカッとなるし、さらにマザコンですが、弱者に思いやりがあるんですよね。例えばお金の無い人には自分が無くても何とかしてあげるみたいなそんな主人の優しい性格が好きで(笑)私は性格が合うと思い込んで20数年過ごしてきましたが・・もう良いかな・・自分に嘘をつかなくても・・

こそっと婚活?イヤこんなおばさんはNGでしょう。もっと自分自身綺麗になるように努力しなければ・・元気が沸いてきましたよ^^












Posted by ななし at 2014年01月27日 20:17
>
もっと自分自身綺麗になるように努力しなければ・・

僕自身は、めんどうなので浮気はしない主義ですが、軽いおしゃべりをする程度の女性はいますし、妻と比べて見劣りしない程度には、服装・外見にも気をつかってるつもりです。

しかし、いつでも浮気可能なぐらいの魅力を持っている女性であるほど

旦那としては、手放したくなく、多少の無理もきいてしまう気持ちにはなりやすいとは思います。

まあ、人生何が起こるかわかりませんし
いつでも恋愛対象にされるような自分でいたいですし、多少のワクワク感もないと
人生つまらないですね。
女性が綺麗でいてくれることは
世の男性の一人としては、大歓迎です。。。
Posted by ss at 2014年01月28日 09:02
主婦、妻のアーリーリタイヤもあり得る事に気付かされました。勉強になりました。ありがとう御座いました。「もう良いかな・自分に嘘をつかなくても・」は男性がアーリーリタイヤに踏み出す時、頭に浮かぶフレーズの様に思っていましたが、それは妻にも当て嵌まりますね。育児、主婦業は365日24時間体制です。オシャレも友達との交流も旅行も趣味も時間とお金の制約で我慢している主婦は多いと思います。実際、うちの家内も随分と我慢している事だと思います。子供が自立した後、以降は自身が幸福と感じられる時間を過ごす為だけに使う。もし夫と過ごす時間が幸福感を阻害するならば障害を取り除くのは自然な行動です。もし宜しければ、お聞きしたいのですが、いつ頃から幸福感が無くなり、自分に嘘をつきながら仕事(主婦、妻、母)をされ始めたのか?、そうならない為に、夫はどうあるべきと思われますか?
Posted by 遊民 at 2014年01月28日 12:23
ななしさん、ssさん、遊民さん、

このディスカッションを通じてさまざまに気づいたことがたくさんありました。
“妻のアーリーリタイア”とはまさにこういうことか!と明確に認識しました。
脱帽!みたいな感じがします。

妻の“定年”は夫の会社定年とは関係無くて、実は夫を最期を見届けたときだったのですね。
そういえば私の母は“妻の定年”をしましたけど、その後は落ち込むかと心配したら真逆で5歳ぐらい若返ったように元気になりました。夫ってまったく厄介な存在ですね。

しかし『夫にはせめて定年まで勤めてもらおう』と信じていた妻が夫のアーリーリタイヤにうろたえるように、信じていた「妻のアーリーリタイヤに遭遇した夫は茫然自失となること間違いないでしょう。

そうならないように備えなければ・・・と感じました。
「そうならないように」という意味には、妻にアーリーリタイヤされないように、という意味と、妻にアーリーリタイヤされても大丈夫なように、の二つがありそうです。
最初は前段のひとつしか手が無いのかと思いましたが、ななしさんの「>こそっと婚活?イヤこんなおばさんはNGでしょう。もっと自分自身綺麗になるように・・・」を拝読したら男にも『その種の対策もあるのか』とも思いました。

さまざま思いついたことは次回の記事にしたいと思います。
Posted by 大庭夏男 at 2014年01月28日 14:33
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