2015年02月02日

豪華暮らしのマレーシアロングステイヤーはふつうの人??

不思議なニュースを見つけました。それはマレーシアでの生活費のお話。
このニュースによると、マレーシアロングステイ費用の相場で暮らす日本人の方々は、とても質素でつつましい暮らしをしてるの?と思えてしょうがない。
↓↓↓
http://www.asiax.biz/news/2015/01/29-134743.php

注目するのは上記ニュース記事の下の方に書かれている、月の生活費が3000リンギットつまり10万円弱(日本円換算)で暮らして行かなければならない“現地人の”退職者もいる、つまり「そんな貧しい退職者実態があるのだ」みたいなことが見えます。

言わずもがなで、マレーシアと日本の間には物価の違いがあり、3年前に私がクアラルンプールへ旅行したときには日本の3分の1から4分の1の物価でした。最近では2分の1程度になってきたと思っていましたが、もしそうなら現地の10万円の価値は日本の20万円にはなるはず。

つまり「月の生活費が20万円以下で暮らしていかなければならない日本人退職者がいる」と日本在住者に読み替えができるはず。つまり年間240万円の老後生活資金があたかも「そんな苦労をしなければならないのがマレーシアの実情」のように読み取れます。

日本では夫婦で年に250万円前後が平均年金支給額のようだし、まあ私の感覚では年に240万円あったら立派に?日本で生活していけると(ただし現時点では)実感しています。なのに年240万円繰暮らしと同じであろう水準の月3000リンギット暮らしがそんなにキツイものなんだろうか??

もし3000リンギット暮らしがキツイものならば、マレーシア観光局(http://www.tourismmalaysia.or.jp/long/long_2.html)の言っている、「夫婦二人月10から12万円程度(部屋代はのぞく)」は、実はキビシイロングステイ生活なの?ということになってしまいやしませんか?

さらに上述ニュースは、一般的なマレーシアの家庭では月に5000リンギット(16万円程度)が必要と書いてありますが、日本の物価水準が前述のように2倍高いとしたら月に32万円生活に相当するはず。これは日本では「余裕のある老後生活」カテゴリーの人の話になってしまうでしょう。それがマレーシアでは「一般的」だなんて!!

一説には「もはや安い生活費で海外ロングステイの時代は済んだ」みたいな記述がネットをググっていると見つかりますが、ほんとにそういう時代になってしまったのでしょうか??

理由として考えられるとしたら、
(1)マレーシアの通貨のリンギットが高騰したから??
現在(2015.02..02)の為替レートは1リンギットが33円弱ですから2年前とそう変わらない水準です。しかし3年前は1リンギットが25円程度でした。
(2)マレーシアの物価インフレが進んでいるから??
2015年のマレーシア国内での物価上昇率は4%になるらしいです。しかし3年前から毎年4%づつインフレが進んでいたとしたら12%ぐらいの物価上昇になった計算。

感覚的にザックリ言うとしたら、
・現在のマレーシアロングステイは、日本と同じ程度の暮らしなら住居費はべつにして半額ぐらいで実現できそう。
・でも多分今後はその差が縮まってしまいそう。
・さらにあちらの国の“一般的な人”は、日本の“一般的な人”よりリッチな暮らしをしている?のかもしれない?

もしかして・・・日本での生活費予算を全部使ってマレーシアロングステイしたら、かなりゴージャスな暮らしが“今は”できそうですが、日本人が「ゴージャス」と思っていた暮らしぶりが、あちらの人から眺めたら「なんだ、普通じゃん!」と思われるのかもしれません。

多分ですが・・・
日本人って“一般的な人”は、とても慎ましやかな暮らしをしているのだなぁ!!

SponsoredLink

この記事へのコメント
いつも楽しく拝見させて頂いています。
当方ブログの雑記のなかでリンクさせて頂きました。
http://midorikuma.hatenablog.com/entry/2015/02/02/235352
Posted by 緑熊 at 2015年02月03日 01:08
お久しぶりコメントさせていただきます
私の知り合いにはマレーシアのロングステイヤーが多いです

大庭様の上記の中からすっぽり抜け落ちている事を書きます
①日本の住居の維持管理費。家族に住んでもらって固定資産税や維持管理を負担してもらえば問題ないですね。(日本の住居を処分して日本の非居住者になるならここはなにも要らないですね。でもマレーシアのたかだかMM2H。永住権ではない)
②保険は?現地では高齢になると保険はいりにくいです。無職で収入が無いなら日本の国民健康保険を引き続き入る事ですね

③確か大庭様はMM2Hをお持ちでなかったので当然ビザランになると思います。隣国にでるには安価ででられますが、たまに日本に事務手続きの時に帰る必要があり交通費がかかります。海外で年金を受けるためには本人が生きてるかどうかの証明が確か日本で必要と記憶してます。未確認

④これが一番重要。インフレ率。20数年前オーストラリアに移住した人はこれにやられて日本に帰ってきてます。

④為替・・私が特別感じるのかも・・というのも私がビザ取得したタイミングがラッキーな事に最高に円高の時でした。その後1リンギット35円になった時期がありましたので、その頃はこのまま円安になり続けるなら、ロングステイ辞めようかな・・なぜなら為替の含み益が10円も出たので(為替差益で実質定期預金が年率44パーセントになった、日本の金融機関ではありえない・・笑)ビザの担保であるリンギット定期預金解約しようかな・・と思ったほどでした。

⑤日本からの支給である年金は逆立ち下って為替のリスクヘッジは出来ない

私の結論として
「為替とインフレ率によって生活が大きく左右されるのでタイミング次第・・・という事」

「年金生活者にはマレーシアロングステイはこれから衰退の一途、ご自分の金融資産丸ごとマレーシアに移し、生活の原資を年金に頼っていないロングステイヤーは引き続き夢の生活が出来る」

>もしかして・・・日本での生活費予算を全部使ってマレーシアロングステイしたら、かなりゴージャスな暮らしが“今は”できそうですが、日本人が「ゴージャス」と思っていた暮らしぶりが、あちらの人から眺めたら「なんだ、普通じゃん!」と思われるのかもしれません。

多分ですが・・・
日本人って“一般的な人”は、とても慎ましやかな暮らしをしているのだなぁ!!

私の①~⑤を入れなければ大庭様と全く同じ感想です














Posted by ななし at 2015年02月03日 08:40
緑熊さん、

リンクありがとうございます
弊ブログの相互リンクにも貴ブログ貼りました。
奇想天外な記事を期待します!
Posted by 大庭夏男 at 2015年02月07日 10:40
ななしさん、

おひさしぶりです!

私の場合は海外はきっと長くても3か月滞在、まあよほど特別な目的が無い限り2週間ぐらいのステイばかりのはず。南国へは「寒中脱出」にするつもりです。
だからビザランしなくても済むでしょう。それにタイなどはビザラン禁止になりつつあるみたいですね。ビザなしで事実上長期滞在するのはケシカランということなのでしょうか。

インフレ率は発展途上国の方が日本より上になるだろうから年金頼りのロングステイはななしさんが言うとおり暮らせなくて日本に戻る原因になってしまう気がします。

為替は・・・・
また円高風が吹いてくるような、そんな予感がするんですが????
Posted by 大庭夏男 at 2015年02月07日 11:00
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック


大庭夏男の著作


アーリーリタイヤを果たすためには、会社員時代に極力稼げる働き方をすることが大事です。力を発揮できる部署、給料の上がる職種、スキルが磨ける新しい職場、そのような新天地に単身赴任してでも異動することは利点があります。しかし単身赴任にはデメリットもつきもの。筆者が9年間経験した単身赴任のノウハウをまとめました。

<PHP研究所が内容紹介するページへのリンク>

紙の本につきましては品切れのため、電子書籍のみ購入いただけます。

大庭夏男のeBook


夫婦二人で年間200万円のライフスタイル入門

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


趣味じゃない生業でもない「ゆるい起業」

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


リタイヤメントのための知的生活

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


セミリタイヤになるために

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順

by 大庭夏男 【無料図書】
forkN