2016年08月02日

リタイアメントになったら、老人性躁病に気をつけろ

「キレる老人」という現象があります。これに関係するのかしないのかは素人の私には判断つきませんが、似たようなのに「老人性躁病」ってのがあるそうです。

一般に「うつ病」は元気なく沈んでしまう症状なのに対し、「躁病」はその逆だそうです。
私はこのことは知ってはいましたが、元気いっぱい、明るく爽やか、朗らかになってしまう“病気”なのかと、てっきりそう思っていましたが「かつて躁病を患っていました」という人の話を聞き、そうじゃない!ってことを改めて知りました。

躁病の人は、元気いっぱいなのですが、怒りっぽい、怒鳴る、自意識過剰などが起こるそうで、上記躁病経験者はサラリーマン時代に上司に向かって「バカヤロー!」などと大声を張り上げてしまったことがあるそうです。その人が言うには「うつ病と躁病は同じもので、気分が落ち込むか怒るかのどちらかに倒れることだ」と言っていました。

ちなみに私の両親は生前に「老人性うつ症状」だと診断されて安定剤を飲んでいました。

さて私自身のことですが・・・
リタイアしてから「なぜか世間に苛立つ気分が漂い、毒づきたい気分に襲われることがある」ってなことを何度か当ブログに書きました。
もしかしてこれ、老人性躁状態ってこと??

ネットのニュースを読んでいるとき、妙に気分がムカムカしてしまうことが起きるのですね。私は多分この原因は自室に独りでこもり過ぎだと考えています。毎日ブログ更新や株式取引をしているため、日中はだいたい独りでパソコンの前が定番。それが今日も明日も来週もずーっとだから、さすがにこんな状態が続くと“偏見が高じて”些細なことに気分がムカつくのかと思っています。なので月に何度かは、多少面倒でもボランティアや町内会役員の仕事をして誰か第三者と会話して、自分の偏った偏見の角を丸くすることが効果的と考えています。

それに加えてこうした他人とのコミュニケーションを通じて上述の老人性躁状態?を予防できないかと、そう思うようになりました。

会社でストレスにやられてうつ状態になった人がそのまま放置されたら、やがてうつ病になってしまうことは今や常識だと思いますが、家の引きこもりきりのリタイアメントは、やがて老人性躁病になってしまう人もいるのではないか?そんな気がします。

「なので家族が見守って外に出しましょう」じゃなくて、
リタイアメントになりたての人はまだ会社員時代の健全性?が何年か残っていますから、その健全に自己コントロールできる間になんとか自分の趣向に会う、誰か第三者との負担の大きくないコミュニケーションを見つけ出したらどうかと思います。

家族に「お父さんは会社辞めたんだから、町内会やりなさい」なんて強制的にやりたくもない役員やらされたら、きっと逆効果でしょう(もし役員が好みでない場合は)。だからまだうつ状態でも躁状態でもない間に、そういうウマの合う団体と仲間を自分で開拓したいですね、と、それが私の言いたいとことです。

私の気分のムカつきは例えばこんなときに起きます。
昨日、妻のデパ地下販売員(個人事業でやっている)の会計帳簿を私がつけているとき(私が妻の仕事の会計担当)、もう3か月前の仕事の代金を支払っていない業者がいることを妻が見つけました。その業者は過去にも代金支払いが遅れたことがあり、私は「要注意ブラック業者」だとマークしていました。

そこがまたもや支払いが遅れて・・・
「アイツまた金払い悪い、チクショウ・・・」とムカムカ気分になり、こうなると「今後あの業者の仕事はするなよ」なんて妻に言い、でも「付き合いなんだかしょうがないじゃない」って言われ、またその業者の仕事して支払われない・・・なんて妄想してアタマに来るような、そういう「躁」な兆候が私にはハッキリ見られます。

こういうときの解決策は、そんなこと忘れちゃうことです。
どうやって忘れるか?
私の場合は前述したようにボランティアと町内会の活動に行くことです。

なぜボランティアと町内会の活動がいいのか?
私に限ってのことかもしれないですが、私の加わっているボランティアと町内会には私より若い年齢の人も上の年齢の人も居て、さらに男女だいたい半数づつ居ます。こんな人の環境が私のイライラ気分やムカつき気分の「角」を削ってくれるようで「まあそんなの、まだ払っていないですよ、よろしくね、と伝えたらそれでいいじゃない」と、気分を和らげてくれます。

さらに小学生ぐらいの「子供」と接するのがもっといいみたいです。
最近はなんだか子供嫌いの老人がいるらしいので、これも私に限ったことかもしれませんが、自分の子じゃない他人の小学生と会話していると、不思議と私の気分が良くなりました。過日もキャンプがあり、ちょっと難しい子、という小学生が1人参加しました。最初はすぐ泣きわめくので「こりゃ手に負えん」と避けていましたが「大庭さんあの子の相手して」って頼まれたもんだから、仕方なくこわごわ工作の相手をしていたら、なぜかその子とウマが合うのか分かりませんが、泣きわめいていたその子が面白がって笑ってくれるのでした。それで私の気分も良くなったというわけです。

小学生って、まだ子供ですから多かれ少なかれ自分本位で言いたい事言って、やりたい事やっているのがふつうだと思いますが、そういう秩序のない、礼儀のない相手と、こっちもそれに合わせてやりとりしていると気分が良くなるのです。たぶん自由な気分になれるからだと思います。

ボランティアと町内会の活動がもし男女半々ぐらいなら、やっぱり自由な気分になれると思います。
なぜなら会社員時代の延長で自動的に階層社会を作りたがる男の進め方を、横から口出してペシャンコに潰してくれるのが女性の方々だからです。と私はそう見ています。
だから歳がバラバラでも年上イコール目上の構図を避けられて堅苦しくなく自由なムードになるのですね。

以上が私の感じたことですが、人それぞれ好みが違いますから、町内会じゃなくて飲み屋で飲み友達が向いている方々もいるでしょう。そういう会話ができる第三者をリタイアメント最初の段階で作り、老人性うつ病や躁病に進んでいかないように、自分でなんとかしたいものです。
タグ:躁病

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posted by 大庭夏男 at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | 更新情報をチェックする
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