2018年06月22日

時代は進歩している?もはやアーリーリタイアは時代遅れか?

一昨日のテレビ東京WBS(ワールドビジネスサテライト)で特集していた「定年後の再就職 うまくいく人 いかない人」を見て、時代は進歩しているのかもしれない・・・と思いました。

私は今年もうすぐ満60歳に到達しますが、もし今もまだ会社員で、しかも60歳以降を再就職するかどうか決めかねている状態だったとしたら、きっと上記特集の中でゲストのCEAFOM社長の郡山史郎氏が言ったような「週3日勤務」で「自分の好きなときに好きなことを好きな時間にやる」、こんな会社に再就職希望していただろうと強く思います。

番組の特集冒頭付近で「シニアはもはや新入社員のように働けない、だから定年とかで退職するのだ」その一方で「給料安くても働ける、というのがシニアの強み」と郡山氏は言っていたと記憶しています。

私が最後に退職した8年前に、まさに薄給など関係なく、できる仕事で、楽しく、週休3日か4日の勤務ができる会社を、関西地元から大阪地域まで3か月間一生懸命探しましたが、自分のできる仕事で週休3日という条件すらクリアーできる仕事はひとつも発見できませんでした。実際週休3日の仕事は求人にありましたが、薬剤師やレントゲン技師、カメラマン、測量技師という私にはできない仕事ばかり。なのでその後はNPO法人への職員登用を志しても、こっちも望みと異なり、結局自宅でできる個人事業主への方向に舵を切って今に至ります。

そんな私の体験に照らし合わせると、郡山史郎氏の話は、薄給を気にしないで今までとは異なる畑も厭わないという、条件つきのシニアにとってはまさにバラ色の話でなかったかと思います。

自分の好きなときに好きなことを好きな時間にやって週休3日、その代わり給料は20万円ですよ!って言ってたけど、私は年収30万円の個人事業主だから、もし「好きなときに好きなことを好きな時間に」というキャッチフレーズが本当にほんとうだったら、こんないい話は他にないと思います。

このような世界が本当にこれからメジャーになっていくのなら、私でアーリーセミリタイアは終わった、と言っても過言ではないでしょう。
この話が本当なら、アーリーセミリタイアに期待を賭けるのはすぐ止めたほうがいいです。

ただ、にわかに私はこの番組の話を信じられません。

もしかしたら時代の先端を行く東京で、少しこのような事例が出てきただけなのではなかろうか?と、根拠はないけど、そんなふうに思えてなりません。

確かに・・・
「定年退職後の人は、それまでより給料は安くても生活できる」については、人によっては正解です。歳が進めば進むほど子育ては終了してその費用負担が無くなり、公的年金も受け取れるようになるので、自分の稼ぎでの収入もその分低くてもいいことになります。

だから郡山氏の言うシニアの強み「安い給料、辞めない、休まない」の一つ目は理にかなっています。ということは私が8年間知らない間に、企業求人情勢は、上述したようなかつて52歳だった頃の私が夢見た「これからは好きなことで週休4日だ!」が容易く実現してしまう、しかも月収20万円ももらって!のステキな世界になっている??のでしょうか?

ただ郡山氏は「やってはいけないのは、今までの会社を退職してから、ブランク期間をつくることだ」とも言っていました。会社勤めしていないブランク期間がある程度長くなると求人側の会社もその人を雇いたくないし、働く側も仕事に対応し難くなる、とこういうわけで、これもそうだと思います。52歳だった私も53歳頃にはもはや再就職には興味が無くなりました。

番組の結論は、再就職したいシニアは、退職後ただちに勤務できる給料安いけど自分の好きなときに好きなことを好きな時間にやることができる次の会社を是非用意するように!となるでしょう。実際にそれができるのでしょうか?時代はそこまで進歩したのでしょうか?どうも私には釈然としません。

郡山氏は、もうひとつやってはいけないこととして、借金して自分で会社を立ち上げること、とも言いまして、ついでに「個人事業はそんな危険なことないから、これはどんどんシニアにやって欲しい」とも言っていました。シニアになってから大きな起業をすることは非常に危険だ、しかし自分一人なら大丈夫だ、ということだそうです。

私の感覚では再就職して自分の好きなときに好きなことを好きな時間にやるとは限られたラッキーな人だけ得られる世界で、それより個人事業主にこぞ「好きなときに好きなことを好きな時間にやる」を可能にできる方法だと実感しています。

こういう私の感覚が時代遅れになっているほど、すごく世の中進歩したのかもですが・・・


タグ:週休3日

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posted by 大庭夏男 at 13:16| Comment(0) | 辞めてからの心の支え問題 | 更新情報をチェックする
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