2017年06月01日

リタイア世代の証券体験記

以前投稿した記事「初めてFXをすると、こうなる」の中で「買い」と「売り」の押しボタンを間違えて、売るつもりが買ってしまったことを書きましたら、先日「ウチの旦那がFXやったら売ろうとしてパソコン操作間違えて、買い増ししてしまった・・・」と言う笑い話?を聞きました。

証券商品を初めてやると、このような失敗談とか、あるある話が少なからず後からついてくる場合があり、後で「そうそう、あの頃はそうだっけ」としみじみ思い起こすことがあります。でもその場の、その当時の、私は真剣そのもので手に汗握りながらやっていました。

これから株やFXに手を染めて、資産を増やす?リタイアメントの方々も少なくないと思い、儲かる儲からないの話題とは離れ、はじめて証券商品を触り始めた頃の心の内を思い出しながら記事化したいと思います。

1.FX
FXは「外国為替証拠金取引」のことです。超簡単に言いきれば「両替」を繰り返して儲けることです。詳しくは下記リンク先サイトをご覧ください。
↓↓↓
そもそもFXとは何ですか?記事へのリンク

ネットにつなげるパソコンと10万円ぐらいの自由になるお金があればFXデビューできるからお手軽でして、私もかつてコレにハマりました。そうしたら・・・
パソコンの前に、へばりつく人生の始まりになってしまいました

FXは手持ちの資金を証拠金として、その何倍かの額まで取引可能だから、儲かるときには儲かるけど、反対に損し出すと予め決まった損金に達したら強制売買されて、大きな損が確定しまうところが怖さ満点のスリルです。
そうならないように「もはやここまで」と自分で損切する額を決めなきゃならないし、なにしろ画面から目を離すと様相がすっかり変わっていることがあるので気が抜けません。

レバレッジという「倍率」を小さくして外貨預金みたいに金利ねらいでやったらいいけど、やっぱり欲が出て為替レートの差でガッポリ稼ぎたい腹黒さが抑えられないから、最初は「ゆるくFXやろう」と思っても、パソコンの前にへばり付いて微々たる値動きでガッポリ儲ける悪魔の道に帰って来てしまいます。

そうすると「俺はギャンブラーだ!」と思えてきます。
値動きを瞬時に追って、どこで買うか売るかを判断するとき、しだいに自分の動物的感覚を信じるようになり、朝早くシドニー市場の開幕からパソコンの前に陣取り、もはや目がショボショボの午前2時まで夜更かし毎日やっちゃいます。

それから寝ても気になるし、ひょっとして今ごろ急落しているか?なんてふと頭を過ると恐怖も感じるから、FXは運動神経も副交感神経も図太くないとできるシロモノではありません!、と私はFXから現在足を洗いました。

もしかしたらパチンコ上手い人はFXも旨いかも?です。

2.株
株もデイトレードをやったらFXと似たような筋になるかと思うかも知れませんが、東京市市場が開くのが午前9時、一旦11時半から12時半まで休憩になり、12時半から15時までまたやって、その日はおしまいになります。だから四六時中パソコンにしがみつくことがありません。定期的にお休みしたり、昼ご飯ちゃんと食べられます。

株の多くは値動きと言ってもFXみたいに激しくないし、現物取引といって自分の資金で買える株式を買う方法なら、その企業が倒産などでもしない限り強制売買はありません。だからFXをやっていると短期売買方向に流れてくるのに対し、株は塩漬けの発生を機に長期持ちの方に流れていきます。

そして「いつ俺の株は上るんや!」と市場動向眺めながら悶絶する日々に様子が変化していき。その結果ネットでは株サイトばっかり、夜になるとテレビで経済ニュースばっかり見るようになり、チャンネル権が奪われた妻や子からかなり大きなブーイングが出てまいります。

でも株はたまにしか値上がりせず、いつもは閑散な銘柄が多いから退屈にもなり、誰かにグチ言いたいけど株やってる「株友」っていうのは意外といません。
でも株話したくてしょうがないから、だれかれ構わず株の話をし出すと「アイツは株であぶく銭貯めている」とか「どうも最近ケチになった」など友人知人の目が白っぽくなるのを感じることがあります。

なぜか分かりませんが、株やっているとドケチになり易いです。株とドケチは相性がいいのでしょう。昔っからテレビで株で儲けている人を取材した番組では、その人の住んでるアパートは電気つけないから真っ暗で、日経新聞は馴染みの証券会社に読みに行き、もう10年履いただろう年季の入った長靴なんかを常用していました。株は大金を元手にしたら儲かるときには儲けも大きいけど、そこそこの資金では「いつになってもマジでボチボチでんなぁ・・・」を超えられません。だから勢いドケチで節約して金残そうとする意識が高まるのですね、きっと。

3.投資信託
FXと株は、もはや実店舗で買う時代ではありません。なんてったってネット証券です。手軽で簡単、銘柄選びも売買も今見ている画面から即できるから、新規公開株を除き、売買するならネット証券がいいんじゃないかなぁ、と大部分の株やってるヤツはそう結論するでしょう。

ところが投資信託は窓口の方が断然いい!と私はそう信じてなりません。
投資信託は、ネットでもできるし、その方が手軽だし、効率考えたらネットで取り引きに越したことはありませんが、私は8割ぐらいは主に銀行に行って担当者から買います。

その理由は、銀行窓口で買う瞬間、優越感に浸れる!があるからです。これは大きいです。
銀行では投資信託売買に力を入れているから、必ずチヤホヤされます。投資信託専任の、特に顧客とのコミュニケーションに向いた人材を選抜して当てているから、投資信託のことだけじゃなくて、世間話から、裏話から、旅行に行った話もそうだし・・・ひとによっては「買うのはアンタの推薦のヤツを買う!だからはなし聞いてよぉ~」みたいに話しばなしして悠々と帰るお得意様もいると、私の掛かりつけ銀行員の人はそう証言しました。ちなみにその人の評価では、私はお金の話と雑談が半々ぐらいらしいです。

しかも投資信託は、FXのように最近世に出だした「新参者」ではなく、年寄も「とうしん」の名は知っていて、でも「とうしんはあぶないよぉ」って思っているから「やっちゃあかんよ!」とお世話されるけど、ちゃんと儲けていると切り返せば「ひょえー!」と驚いてくれます。だから投資信託で儲けを出せば世間から一目置かれるポジションに着けることができます。

しかし正直、投資信託は、どれを買ったらいいのかサッパリ分かりません。本屋で「はじめての投資信託」みたいな本をいくつも眺めても同じようなことが書いてあります。が、本に書いてあるような推薦の投資信託を買ったからといって容易に儲からないのがいつもだし「買ってはイカン」と書いている投資信託買っても、儲かるときには株より儲かるものです。

本には「購入時手数料が高いのは買っちゃイカン」と書いてありますが、私は2%とか3%とかの高い購入時手数料があるから何とか利益が出ているんじゃないか?と思います。

3%購入時手数料の投資信託を100万円分買ったらそのうち3万円は手数料で取られてしまいます。その上で3万円を大きく上回る儲けを叩き出そうとするのだから、まず長期持ちになります。この「長期持ち」こそが悪くない儲けを生む秘訣と言っても過言ではないです。

株は私の場合は短期売買が多いのですが、一生懸命売買するのと、たまーにしか利確しないのでは、もしかしたら儲けはあまり変わらんのではないか?と思えてきます。売った後にまだまだ上がる玉がいっぱいあるからなのですね。

投資信託は、買ったら家宝のようにしばらく眠らせておくようなことに成りがちだから、それでも上がる「俺の目利きに間違いはない」と思える自信家にはもってこいなもの。しかもそんな自信家であればネットでホイッと買うより、銀行か証券会社に行き、担当者にさんざん自慢話聞かせてから銀行や証券会社の「ご推薦」のものを3つ出してもらい、その中から内心『エイ!ヤー』であてずっぽで選んで買えばいいでしょう。

今までの私の経験では、自分で苦労して選んでも、銀行ご推薦のヤツを買っても、あまり運用成績に違いがありません。
タグ:FX 投資信託

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posted by 大庭夏男 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆる株式投資 | 更新情報をチェックする
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