2017年06月12日

キレないための戒め

キレることは悪いことなのか、暴力さえ振るわなければたまには構わないのか、私にはよく分からないですが、自分は死ぬまでキレることが無いようにしたいと願っている。のです。しかしたまにキレ寸前まで行くことがあります。そういうとき、いつも後になって「・・・あの時キレないで良かったぁ・・・」と思うことがいつも。

もしキレてしまったら、その後の人間関係は家族も含めてさぞ悪化してしまうだろう、と考えるからそう思うのですが、私は今までキレたことが無いので実際は分かりませんでした。

昨日、たまたま知人と町内会雑談していたとき、実際にキレたらどうなるか、その体験談を彼は語ってくれたので、今後も襲われるだろうキレたい感情に対抗するための戒めとして、記事に書いてメモっておくことにしました。

その彼が数年前に町内会役員をやっていたときのこと、
避難訓練を町内会で実施する日がやってきて、彼の役割だった炊き出しおにぎりを作るために小学校の家庭科室へ向かいました。でも集合時刻を間違えたらしく、家庭科室には誰も来ていませんでした。たまたまそこに居た市職員に「集合はここじゃなかったっけ?」と尋ねたら、職員は「集会所だと思いますよ」と言ったので、30分かけて集会所に着いてみたら、やっぱり小学校に集まるのが正解だと知りました。「あの職員間違いやがって!」と立腹しながら30分かけて再び小学校の家庭科室まで歩いて到着したら、あの市職員がそこに居ました。

その姿を見た途端、もう我慢できなくなって職員を呼びつけ、訓練だと思っていい加減なこと言いやがって、こんなことだからオマエらはいつも・・・、この事は市長に報告しておけ!・・・などなど長い時間大声で職員を怒鳴りまくったのだそうです。

怒鳴ると少し気分はスッキリしたので、気を取り直して家庭科室に入りました。他の当番の人はもうおにぎりを黙々と作っていました。「遅くなりまして」と部屋に入って行きましたが、誰も返事をしません。
返事だけでなく、誰も目を合わせず、誰も口を開こうとしませんでした。

よく部屋を見ると、壁際の閉まっている窓の外には廊下があります。その場所こそ、さきほど彼が市職員を大声で怒鳴りつけた現場だったのでした。
まさに町内会の皆は窓の向こう側で激怒する彼の声と、市職員の「すみません、すみません」という謝る言葉を窓一枚挟んで聞いていたわけです。

結局、おにぎり作りは最後まで無言で行われました。
さらに彼は町内で他の住民に出会っても目を合わせてくれる人は誰も居なくなってしまったと、私に体験談を話してくれました。彼の年齢は80歳を超えています。だからきっと彼が70歳代後半の頃の出来事だったと思います。

それから彼とご近所さんの関係はどうなったのか聞くことはできませんでしたが、一旦このように今まで良く知る間柄であっても、キレて激高するような人だ、と知れ渡ってしまうと、もはやほぼ以前のような人間関係には戻れない、だからあんたも注意していた方が良いよ、というのが彼の私へのアドバイスでした。

さらに加えて「たとえ自分に非が無く、相手が一方的に悪くても、キレてしまったら人間関係は一切元に戻らない」のだそうです。上述の市職員は完全に間違った情報を彼に伝えましたが、それでも「大声をあげて罵倒することはしたらマズいことになる」。のだそうです。

確かに大声をあげた人のことは、人はあとあとまでよく覚えています。

私にもサラリーマン時代に私のことを面と向かって大声で怒鳴った人が複数人おりますが、どれもこれも私のミス100%に間違えありません。
私のミスに間違えありませんが、未だにそのとき誰に怒鳴られたかと、その時の様子はよく覚えていて、忘れることがありません。

しかもそんな出来事からもう20年以上も経っているのに、未だにその方々は私のアタマの中のブラックリストに載っています。今もたまに街でそういう誰かの姿を見かけると、あのときの仕返しをしたい気分になります。

1.キレた相手からは長年恨まれる。
2.キレるのを見聞きした他の人は近寄って来なくなる。

キレてしまうと、このような消えない負の遺産が残ることを座右の銘にして、これからもキレないようにしたいと思います。
タグ:キレる老人

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posted by 大庭夏男 at 10:59| Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして

同じ世代のS32年生まれの60歳で経済面の事情から
あと3年”会社にしがみ付き”を目的に毎日通勤しています(笑)

大庭さんのプチ起業「趣味と実益」やユルユル勤務の考え方に大いに影響を受け
今は3年後の生活案を模索している状態です(
プチ起業日記のブログにコメントしようかと思いましたが1年以上upされていなかったので・・・

さて本題ですが,大庭さんは経済面・税法上の点で個人事業主(文筆業)の届けを
しておられると理解しています
ご夫婦の収入状況から個人事業主の方が有利と試算されての 判断だと思います

ただ試算結果を自分は理解出来なく,
普通の確定申告(収入無し,雑所得は20万円以下で申告無し)で良いような気がします

そこらへんシュミレーションなど記事upして頂ければ嬉しいです
或いは,読み落としの記事やブログなどがあればご指摘をお願いしたく思います
Posted by アグリ at 2017年06月15日 21:05
アグリさん、

はじめまして、
>普通の確定申告(収入無し,雑所得は20万円以下で申告無し)で良いような気が・・・
今まで誰もここにコメントしませんでしたが、ここは「肝」だと私は思って個人事業主していますので、この機会を活用させていただこうと思い、1年以上upをサボっておりましたプチ起業日記に、本日、たった今、この理由の記事をアップしました。
なので、どうかお手数ですがプチ起業日記を広げていただき、6月16日記事 「年収30万円でも開業届を出す」の謎を解く をご覧いただければ幸いに思います。
そこで5つほどなぜ私が個人事業主でやっているかを書きましたが、家計におけるメリットが目に見えるカタチで出てくることが一番なことと「体面」上のメリットが得られることです。つまり「私は個人事業主です」が開業届という証拠付きで得られることです。
Posted by 大庭夏男 at 2017年06月16日 15:37
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