2017年01月02日

セミリタイアメント大庭夏男の正月風景

うっかりしていたら、またいつもの正月が来てしまった。。
そんな気分の正月です。

私は正月が昔から好きではありません。
幼少の頃、正月は両親が普段着る服ではない着物なんか着込んで、よそよそしくあらたまった態度で不自然感が三が日中続いたし、いつも観ているテレビ番組はやっていないし、プラモデル屋も店を閉めているし、凧揚げ行くと近所のいじめっ子が幅きかせているし・・・なので正月が嫌いでした。

もうすぐ足掛け60歳に手が届きそうな今でもその余波はぬぐいきれません。
「正月は○○○せねばならない!」こんな不文律が家に染みついているからです。

1.三が日は朝8時までに起きて居間まで来なければならない
なぜなら、正月は「雑煮を食べる」という行事をしなけれなならない、という不文律があるからです。雑煮自体は私は嫌いではありません。今から35年前に東京から関西に移住してから、白みその雑煮が標準仕様となり、それまでのおすましの雑煮に比べ味と食感が私にフィットしたもんだから、妻は必ず「あんたの要望だから・・・」と正月は雑煮の三が日としてしまいました。雑煮は餅を希望個数鍋に入れて煮なければならないから、起床時間にばらつきがあると「困るから!!」8時キッカリに居間のテーブルに着席して、雑煮の完成を待っていなければならない。元旦はこの行事のおかげで寝不足で、頭ぼーっとしていました。

2.元旦は掃除してはいけない
私は掃除が基本好きです。拭き掃除はあまり熱心ではないけど、掃除機掛けはたいへん好みで「掃除機もの」と呼ばれても構わないぐらいですが、元旦だけは妻が掃除を許してくれません。理由は掃除をすると福を掃き出すから・・・と言います。私は「いやいや掃き出すんじゃないから!掃除機に『吸い取る』んだから、福を吸い寄せるんだよ」と反論を展開するのでしたが、これがまた新年早々妻には「言い訳!」と写ったらしく、逆鱗です。

3.年賀状が来る
私はいつも年賀状のやりとりがしっくり来ないので、今年は「後出し年賀状」にしようと、まだ一通も年賀状を書いていません。
なぜしっくり来ないのか・・・
年賀状はだいたいの人は年末に書き上げ、投函するから、多くの年賀状は元旦に届いてしまいます。「ご部沙汰しています。お元気ですか。」の挨拶と共に。
私もこの年末投函組に混じって年賀状を書くとやっぱり「ご部沙汰しています。お元気ですか。」と書いてしまうから、お互いに「お元気ですか」と尋ねっ放しで「はい元気にしてますよ」と応えることができないから、何だか「独り言の言い合いのような年賀状だなぁ」と思っていました。だから今年から来た年賀状を読んで、それに対して応えを書こうと思っていました。
ただ、以前は「お元気ですか」とかに混じって「頑張って○○続けています」とか「新年はスキー場にいます」という元気な調子が多かったのですが、今年来た年賀状には「なんとかやってます」とか「いつもどおりが幸せだと思うようになりました」みたいにちょっとトーンダウンした傾向があるみたいで・・・これから後出し年賀状で返事書きます。

4.福袋を買いに走らなければならない
「正月は福袋を買うに決まってる!!」
これが大庭夏男の妻の「常識」であり、子どももそれに同調し、しかたなく買いに走るのは大庭夏男の係でした。なにしろ正月二日は福袋解禁日にもかかわらず妻のデパ地下食品販売の仕事はこの日が新年初日のオープンだから「福袋を買うのは常識」でありながら自分は現場に行けないので、リタイアした夫の私が走るのは当然、という仕組みが近年すっかり定着して久しいのです。
でも今年は私の子が代走してくれました。
私も後からついて走りましたが、さすがに福袋激戦区の現場は殺気立っていました。近所で一緒に町内会役員をやっている奥様が見えましたが、やはり旦那に檄を飛ばし、手には既に二つの福袋を確保しておられました。丁寧に新年のご挨拶する雰囲気ではありません。その奥様も私などが近くにいることなどまったく気づいていないのでしょう。やはり福袋現場は私には合いません。


その他に、正月ぐらい家族団らんしなければならない、というのもありまして、元旦私はいつものように「パソコンの前に座る」という、心安らぐ日常を行うことに躊躇していました。が、今日は二日、妻はデパ地下の仕事にでかけ、福袋買いも済み、子どもは二人とも外出し、というか一人は早々と東京に帰り、自宅には私と犬の二人だけになり、やっといつもの「パソコンの前」という日常が帰って来て、心の底からほっと一息入れております。

きっと私はこの「ひとりでパソコンの前」というのが性に合っているのです。
今年もたぶんいろいろな人に会って町内会とかボランティアとかの「セミリタイア活動」をしますが、ゼッタイに週に何日かは「ひとりでパソコンの前」というのを外さないようにしなければと思いました。
これがきっと一年の計になると思います。
タグ:正月

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posted by 大庭夏男 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする
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