2017年10月12日

ボランティア団体にも!?あの老害が

先日とあるセミナーを受けてまいりました。
そのセミナーはとある老舗ボランティア活動団体が主催する権威あるセミナーで、個人のみならず企業からも「おまえ受けて来い!」みたいに無理やり?の受講生もチラホラするセミナーです。

そのセミナーの内容は・・・が今日の話題ではなくて、その老舗団体メンバーの話を漏れ聞くと、かなりドロドロした実情が見え隠れするのでした。老舗企業、特に大企業で蔓延していると言われる大企業病、その一部の発生原因かもしれない「老害」はもはや否定できないでしょう。

会社を辞めて「これからはボランティア活動に」と胸膨らませる人は要注意かもしれないし、真逆にそういう原因になっている人物の悪口を肴に酒が飲めるという、かつてサラリーマン時代の定番的一杯飲みが、またボランティア活動で復活できる至福にもなるかもしれません。少なくとも上述セミナー後の飲み会あたりでは、この話題で酒が飲めたことは事実なんです。

ボランティア団体では「上司」というものは存在しません。
理事とか役員はいますが、有償ボランティアと銘打ってやっているところは知りませんが、手弁当のボランティア活動では指示するのではなく「お願い」してメンバー達に動いてもらう。こういうスタイルで活動するのが基本です。

誰が無償で仕事を「指示」されてやりたでしょう。そんな人いるわけがないじゃないですか。と、こう考えて良さそうです。

ただ、活動を続けていると「これって指示じゃん!」と実感させられる場面にぶち当たることがたまに勃発します。私の経験ではこういう「タダ働きの指示」を吐く人にはいくつかの例がありました。
ひとつはどこか別の団体からお金、つまり給料をもらいながら派遣されて来る職員ぽい人。こういう人は会社の延長センスで働いているみたいだから、迷いもせずボランティアの人に向かって指示を連発する傾向がありました。こういう人が運悪く団体に居る場合は相手にせず、会わず、指示が来たらウソでもいから理由をこじつけて断り、決して言う事を聞かないようにしていれば、やがて派遣期限が来てどこか行ってしまいます。まあできればこんな人のいない団体を探して入会する目利き力も要るかもしれません。

もう一例、困ったのが上述「老害」による「指示」の勃発です。

メンバーの中には必ず年長者がいます。と言っていいでしょう。そう言う私も年長者ですからいずれ老害をまき散らす問題老人になる可能性があります。私自身も自分で気づくことですが、老人になったらガンコ人になり、直情的になり易く、自分の価値観と違うことは受け入れ難くなってきます。これは老人になって脳の中の前頭葉の働きが悪くなることで起きる現象だと、そういう解説がネットをググると書いてありますので、私自身も前頭葉が劣化してきているのかも知れません。そんな気がします。

前述の老舗ボランティア団体には重鎮にそういうガンコにして確固たる価値観を持った人物が君臨し、時代に合わんと多くのメンバーが感じて「変えましょう」と口に出して言っているにも拘わらず、それを許してくれないという憤懣が渦巻いているらしいのでした。

ボランティア団体の重鎮がこのようだと、メンバーはたいへん困るそうです。
当然会の規約はあるのですが、規約にはそう細かいことまで決めているわけでなく、運営の方針は話し合いで決まることなのですが、それは多数決で民主的に決まるものでもなく、声の大きさと権威の高さの重みがモノを言い「こん感じで行きましょうか」とだいたい合意したことがたった一人の重鎮によってひっくり返されることが勃発するらしいです。

「ひっくり返されることが勃発するらしい」などと他人事で書きましたが、そう思うと我が所属組織でもそういう事は起きます。

こういうことが頻発するとボランティア活動はどうなっていくのか。。
やがて活動は途切れがちになり、究極は開店休業がすっと続くようになります。そして重鎮がやっと辞めたり、もうろくして出て来なくなった頃、また徐々に「やれやれ復活」できる場合か、会の消滅になります。

私の観るところ、ボランティア団体のライフサイクルはこのようなもので、みんなが意気揚々として活動を楽しんでいる設立から十何年間が花の山で、その後は活動の中身が十年一日のごとくなーんにも変わることなくつまらなくなり、来る人が減って晩秋の寂しさみたいなムードが漂い始めてきます。まあここら辺が節目なのでしょう。

それを過ぎて、こいつはヤバイぞと「新しことを初めて時流に合った・・・」と誰かが重い腰を上げ、重鎮も「そうだそうだ、じゃ君やってくれ」と自分じゃやらないで誰かを焚き付け、しかしやり始めた事を目にした重鎮が「そんなのダメだ」と言った一言でまた晩秋のムードに逆戻りして変わることができない。と老害のおかげでこうなります。
どうも上述老舗団体メンバーのグチを酒飲みながら聞いていると、そういう景色だということが分かってきました。

そんな話を飲み会で私ども参加者に聞かせながら、彼ら老舗団体メンバーは、なんだか『あなたがたも積極的にこの団体の運営に参加して、会を変えてみたいと思いませんか』と言いたいような、というか、顔にそう書いてあるようなのですね。

もちろん私はそういうのお断りです。

変えるんじゃなくて、一旦潰してリセットして、まったく別の団体がイチから始めるのがいいと、私の価値観はそう言っています。でも他の誰かから私を見たら、アイツの考えはいつもそうだ、と、きっとそう思われているのでしょう。「コレしかない!」と言いだすようになったら自分の老害を疑ってみるべきです。


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posted by 大庭夏男 at 14:00| Comment(6) | 好きなこと探し | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
老害に限らず、マイナスのインセンティブが働く組織(いわゆるヨゴレ仕事)や、責任の所在が曖昧だったり、責任のあるポジションが期間限定でそのうち逃げられる組織では良くあることのような。自治会(地域の顔になる事以外メリット少ない)やPTA(親も教師も数年で居なくなる)も似たような状況ですよね。そういうところだと長くいる人の意見や「前例」に日和って、とりあえずその場が過ぎればOKとなります。それでも一生懸命やってくれる人は実利実害がある人か志が高い人かもしれませんね。
Posted by らき at 2017年10月13日 02:36
らきさん、
どうもボランティア組織といえ遅かれ早かれ人に起因する問題が起きる時期が発覚する日がいずれ来ると悟りました。
仮にそうだとまだ出来立てホヤホヤ組織に入るか、自分で作るかして他の人より先輩ヅラして被害回避できるポジションに居ることが安泰になりそうな気がします。
こういう面倒を想うと、私はやっぱり独り行動がいいと思います。
Posted by 大庭夏男 at 2017年10月13日 15:19
かつて、国際協力のボランティアをし、役所や教育関係者の有給OB達の老害(海外視察等経費の使い放題、無給な我々への命令)にあきれて辞めた経緯があります。

 それから10年以上が経過し、私も高齢年代となってしまいました。なんせ、衆議院の総選挙をみると、政治家のうちでも高齢と言われる党首のうち3人はかつての私の飲み仲間であり、また勉強会をしたメンバーです。中学、高校の同級生で大学の副学長まで出てきてしまう有様です。超新星爆発前の最後の輝きのようです。

 年をとり、枯れるちょい前になりました。そして、これからは何をやっても老害と言われるようになります。つまり、もうそろそろ戦線離脱してもよいお年なのに、無位無官の恐怖から、現在地位にしがみ付いて、何が何でも我を通し喚き散らす!しがみつく相手は、マンションの理事だろうとボランティアの会長だろうと何でも良いのです、廻りが敬ってくれると思えれば。その唯我独尊に白けて、そして、廻りに誰もいなくなってしまうのです。 そこそこ功成り名を遂げた(それが中学校校長でも)おじさんたちの末路でしょう。

 最近の私は幼稚園の年中組の孫娘の奴隷です。彼女の好きなプリキュアごっこでは悪人役です。孫が必死に説明する物語の全体像がいまいち呑み込めなくて、いつも叱られています。また、しょっちゅう変わる新しい武器の購入に痩せ細る懐の財布を痛めています。老害ならぬ幼害の犠牲者です。
Posted by 川ちゃん at 2017年10月14日 06:42
川ちゃんさん、

>これからは何をやっても・・・
多くの人は二面性があって、そとづらがいい人も家庭内では老害巻き散らかす存在の人もいるようですね。他人事で書きましたが私も妻にはそうののしられています。これはどう私が努力しても何をやっても老害みたいです。妻は「アンタはちっとも努力していない」とののしりますが、そう私をののしる妻も老害が発生したと私は観察して分析しております。

>無位無官の恐怖
私は元々最高の位でもなんちゃって管理職でしたから元々無位無官で恐怖がありませんでした。
ちなみに最近とあるセミナーに出かけて久々に同世代の現役サラリーマン男子に会いましたら、皆様“箱入り男子”なことがよく分かりました。
宴会ではライバル会社の飲み物はゼッタイ飲まない、「それちょっと片付けて!」なんて言っているのが懐かしく思えるというか、ヘンでした。
Posted by 大庭夏男 at 2017年10月14日 12:46
老害……いまネットで最も思考停止したレッテル語の一つですね。

ネットの暴言ノリに流されているのは良くないですよ。
頑固だったら害というのは過剰ですし、簡単に人様に害などと言ってしまうのは暴言です。
自虐ならば叩かれないという、最近の高齢者の情けない習性もあるのかもしれませんが、自分の親世代を侮辱されているようで不快でもあります。
自分や、自分の回りに気に入らない老人がいるなら、世代叩きのニュアンスでなく、個人を批判すればいいのです。

若者も十分頑固ですよ。特にネットでは、高齢者を侮辱し、暴言も当たり前という「直情的な頑固者」が溢れております。
自分はゆとり世代に入っていますが、若者が柔軟で礼儀正しいなんてとても思えません。
若さゆえの害も沢山あります。そして「年を取ったら劣化」とかいうこれまた差別語を信じるなら、彼らはこれから良くなることはない。
実際は、60代以降も成長するタイプの知性もあるという研究もあるのですが。

不毛な貶し合いになりますが、差別語には差別語で返すなら、若害・幼害・子害とでも言うべきでしょうか。
若い世代を強烈に叩く言葉があまり使われてないことが、また差別的だと思いますね。

>「コレしかない!」と言いだすようになったら自分の老害を疑ってみるべきです。
二言目には老害、と喚く人は、害とか強い表現しか出来ない病に陥ってるわけです。
この表現しかない!と思い込んでいるのでしょう。ネットでは他の語彙で表現されることが減りました。
老害などという思考停止ワードを連呼しているのが、ある意味ではもう老害ですね。
ただし若者が大好きな言葉なので、あえてレッテル語を使うなら、自分のネット脳か若害を疑ってみるべきです。
主さんは60前と言うことですが、とても若い。文章からはネットに浸かった若者のそれが溢れていると思いますよ。

ついでに、ネット語では老害=バカな中高年、という意味もあるので、別に頑固でなくとも権力者でなくとも老害な訳です。
さらには、年上が気に入らなかった老害。古い奴、頭が固い奴は老害。下手すると数年前のコンテンツが好きでも老害。

本当に簡単に投げつけられる低俗な表現だと思います。
年下が一方的に侮辱できるマジックワードなので、自分が年老いてから言われたら反論できないのですが、これに気付いてない人が多すぎます。

>何をやっても老害と言われる
と指摘されていますが、これでは我々も将来に対して暗い気分になりますね。まあ、我々の世代が流行らせた言葉のようなものですが……。

最近のエントリでも、老化について述べておられますが、何でもかんでも老化のせい、と決めつけることもまた思考停止であると思いますよ。
若い頃に暴力的で、年を取って穏やかになる人間も多く見られるのですから。それは単に気力が落ちたせいかもしれませんが、一応迷惑度は減ります。

リタイアというある種進んだ生き方をしていて、丁寧な口調でブログを書いている年長の方が、突然こんな差別語を連呼していることを残念に思ってのことですが
通りすがりのROMユーザーが長々と失礼致しました。
Posted by 若輩の意見ですが at 2018年01月18日 12:18
>老害
私の周囲の人々を何回も何年も観察し、どうしてもそう思いましたので書きました。
Posted by 大庭夏男 at 2018年01月19日 11:49
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