2018年01月17日

アーリーセミリタイアメントには朗報!税制改正2019版

最近のニュースで「2019年からの税制改正で、年収850万円超のサラリーマンは増税、一方で自営業には減税」などと、たしかそんなことを言っていたと思いますが、ほんとうに減税になるのは自営業の中の一部だけなのでは?
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最近の専門的参考サイト「《速報解説》給与所得控除及び基礎控除の見直し」の記事へのリンク

その光栄な自営業の中の一部に当ブログで言うところのセミリタイアメントが入るはずです。

ここで言うセミリタイアメントとは、会社を辞めて自分のお小遣い稼ぎのための、たとえば年収100万円にも満たない程度の少額を稼ぐ個人事業主のことです。

2019年の税制改正では、基礎控除が10万円増額されて現行38万円が48万円になる代わりに給与所得者控除がその分減額されるようです。だから年収103万円以下給与所得者は差し引きゼロで何も変わりません。自営業の人は、基礎控除が10万円増額されて減税されそうですが、どうも青色申告特別控除が現行の65万円から55万円になりそうな感じ?なので、おそらく差し引きゼロで何も変わらないでしょう。

減税になるのは白色で確定申告している自営業者と、雑所得を申告している人でしょう。
この雑所得申告者の中に「ネットで小遣い稼ぎしているひと」が多く入りそう。今までは稼いだ小遣いが38万円以下であれば基礎控除以下なので、そもそも「申告すべき所得が無い」状態でしたから確定申告不要ですが、それが48万円に増えそうです(ただし住民税は申告しなければならないかもしれない)。雑所得には自分で商売やって稼いだお金の他に、株やFXの稼ぎも、個人年金の金利収入も、です。これは朗報です。

ネットでググって調べてみる限り、2018年1月時点では、所得税の基礎控除の増額はもう決まっているようです。これに合わせて住民税の基礎控除も増えるようです。税務署に収める所得税と、市町村に収める住民性では基礎控除の額が違うんです。現行の住民税基礎控除は33万円としている自治体が主流ですが、その33万円は所得税基礎控除と足並みそろえて43万円になるようです(年収2400万円以下では)。

住民税基礎控除額が33万円から43万円に増額となるなら・・・
この増額によってリタイアメントが加入する国民健康保険料が安くなります。なぜなら国民健康保険料は、収入から経費を差し引いた控除前所得という額から基礎控除だけを差し引いた額を基に計算している自治体が大半だからです。なので配偶者控除や社会保険控除があってもそれらは国民健康保険料算出には使いません。でも住民税の基礎控除額が10万円増えると健康保険料は安く♪なることが期待できるでしょう。

しかしそうなると地方自治体の健康保険の財源がバッサリ削られることになるから、きっと市町村役場から反対多いでしょう。

だけど、いずれにしろ2019年から、小遣い稼ぎするセミリタイアメントにとっては減税の恩恵は受けられそうです。

なお他方では株の売買に伴う源泉徴収率を上げよう!?などというステルスな増税案も検討されているようですから諸手を揚げて喜べませんが、まだ全部が決まったわけではないので、この1年は税制の変更ニュースには気配り目配りして節税できて、できるだけ簡単な方法、たとえば前述したように確定申告不要な範囲でしか稼がない、とかいう戦略も考えていきたいとおもいます。

前々から、リタイアしてから実感していますが、税金というのは「奥が深い」です。


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posted by 大庭夏男 at 11:57| Comment(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする
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