2015年04月18日

趣味と節約 たとえば要らないタンスを机に作り替え 資本金268円

「趣味と実益」という言葉は、かなり有名ですが、最近は「趣味と節約」というのも出てきました。
例えばこの記事の中の後半部分がそれ
↓↓↓
http://manetatsu.com/2015/04/43557/

前半部分は少々敷居の高い「趣味と実益」のお話。大庭夏男も電子書籍を書くことがありますが、収入は“すずめの涙”ほど。それでも書いた本を買っていただける方がいると励みになるからまた書きたくなってしまいます。

「趣味と実益」は、このように買っていただける方々がいるから成り立つセミリタイアのカテゴリーになりますが、それより体感効果が大きいのが「趣味と節約」。上記リンク先記事では料理などが紹介されていました。それに加えて大庭夏男が推奨したいのは日曜大工。

よくある日曜大工とは、ホームセンターやネットで材料を調達し、それらを切ったり貼ったりで家具などを自分で製作すること。買うのは材料費だけだから安くできて節約につながるというものです。でももっと節約度が大きい日曜大工は、やり方によって可能です!

その方法とは・・・
要らなくなって「捨てようか!」と思った家具を、別の家具に作り替えて、また使う方法。家具のリノベーションというカテゴリーの「趣味と節約」です。

実際にそれをやったのが、これから説明したい「タンスを机に作り替える」日曜大工。さらにはアーリーリタイアメントなので毎日が日曜日!俗にいう「サンデー毎日」というひとです。だからリタイアメントは、やろうと思ったら毎日日曜大工にでもなれるのです。

その実態は・・・
1.まず要らないタンスを用意いたします
出典元は、昨年に母が他界してしまったので、家具の“遺品整理”から出てきたタンスです。もう部分的に壊れているから、ふつうだったら迷わず「市役所に電話して粗大ごみ」となりますところ、よーくタンスを眺めていると・・・
「これ、机にできるじゃないか!」と気づきました。早速どこをどう切って、アレをここに取り付けて・・・と基本構想ができあがり、タンスに電気ノコを入れました。
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2.一日がかりでタンスを机にでっちあげます
こういう“自分のための、自分が作る、自分への日曜大工”では、私はあまり細かいことにこだわらないです。要は“お金をかけずに、しばらく使える机ができればそれでいい”こういう精神で、一日だけで完成させてしまうように心がけています。もし丁寧に何日もかけて作り始めると、私はすぐに飽きてしまいます。
「思ったものがアッと言う間にできて欲しい」
私は自分がそういう“雑で変わり易い”性格だと分かっているから、すなおにそれに従い、1日だけのやっつけ仕事で机作りをやってしまいます。だから切るのも「とりあえず切れていればいい」が品質管理基準。多少曲がって切れても“使えるのなら”かまいません。
写真は机に取り付ける予定のタンスの小引き出し部分を、大引き出し部分から「ヤッ!」と切断した場面です。
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こんな具合に切断箇所は、まさに“雑”そのもの。でもここは隠れてしまう場所だから、機能さえよければ気にしません。
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3.欲しい机は、横長の机でしたから、素直に・・・
横長の机を作るため、洋服ダンスを横倒しにして、要らない壁を奥側と横の一面だけ取っ払い、そこへ和ダンスの小引き出しをコースレッドという建築用木ジで取り付けました。このコースレッドを買うために268円払いましたが、他の資金はゼロです。
タンスは箱型になっているから丈夫なのですが、そのタンスの壁を取っ払うと弱くなってしまいます。机の上に乗っても「ベキッ」と壊れないように、少しタンス材料をまたもや電気ノコで切り取り、補強材として取り付けました。
完成した机の姿がこれです。
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それに普段使いのパソコンを載せ、引き出しにモノを入れると、なかなかカッコがつきました。雑な切り口も見えません。もしこういう横幅の机を家具屋さんで買うとしたら1万円以上出さなければならないでしょう。
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ただ、完成後に「やっぱりか!」と分かった欠点がひとつだけありました。
補強したから上に乗っても壊れない強度は確保できたのですが、剛性が不足していました。つまり軟体動物みたいにグニャグニャしています。机の上に肘を置いてキーボードでブログ記事を打っていると、打ち込み速さと机の“共振振動数”が一致したとき、まるで地震のように机が左右にグラグラ揺れるのですね。

これからしばらく、大庭夏男は、このような軟体動物的デスクでブログ書きすることになりましたが、きっとすぐに慣れるでしょう。

こういう「古家具のリノベーション」は、ネットでググるとたくさん見つかります。見つかりますが、私のような趣味と節約目的で作った作品は極めて少なく、どの作品の写真を見てもため息が出るぐらい見事な作品です。
もしそんな作品ができたら「趣味と節約」を脱して、売れる「趣味と実益」に昇格できそうですが、私の性格は丁寧に作るということに向きませんから・・・節約止まりです。


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タグ:趣味と節約
posted by 大庭夏男 at 21:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自給ライフ入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月04日

“ものは考えよう”の節約術

家具や道具は長年使っていると壊れたり、汚れたり、違うカタチのものが欲しくなったり・・・。そうして新しいモノに買い替えることになります。
新しいモノを買うには当然お金が要ります。
そして古くなったモノを捨てるにもお金が要る場合があります。特に大物不要品は。

モノを買い替えることは、お金さえあれば簡単。近年は翌日配達なんかも発達したからとてもお手軽!そのうえモノを買い替える人が増えればニッポンの景気にいいに決まってますから総理大臣はお喜びになることでしょう。

もしも古くて汚くて違うカタチのモノが欲しくなたとき、その「捨てるか!」と思った古いモノから新しい欲しいモノを作るとしたら・・・
・新しく買うためのお金は要らなくなり、
・古いモノを捨てるお金も出さなくて済み、
・「どれをどう再利用したら何が作れるか!?」と頭も使え、
・毎日朝から晩まで工作に動き回るから運動にもなり、
・手仕事の腕も上がり、
・工具を買う楽しみができ、
・「捨てずにいっぱい作ったぞ!」といい気分にもなれます。
オマケに私はブロガーですから、こういう活動でブログネタがいくつか作れるというオマケも。

実際に作ってみた例は・・・
この写真に写るモノは、自作して10年経ったウッドデッキ。これ自体も材料をなるべく再利用して作り直した4代目の作品ですが、今回我が家に犬を飼うにあたりコイツを分解撤去し、芝生の庭に改造することにしました。
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したがってこの小さくないウッドデッキは無用の長物。廃棄物処理業者に頼んだらウン万円は処理費を払うことになってしまうでしょう。
更に妻から新しく濡れ縁が欲しいだの、庭の植木は柵で囲ってだの注文があったので、できるかどうか自信は無かったけど、上記ポンコツのウッドデッキを分解した古材で、妻の注文する数々のモノを作ることにしました。

これは濡れ縁ですが、旧ウッドデッキの床下の梁材で作ったモノ
部屋から地面まで60センチの段差があるため、庭との出入り用に材料再利用して作りました。
両脇の黒く塗装してある部分は、防腐のために元コールタール塗装していた部材で、できればここに使いたくなかったのですが、再利用する材料が限られていたから止む無く使いました。でも茶色とコールタールの黒のコントラストは、まあまあ見栄えもします。
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これは“ゴタ箱”
ほとんど「捨てるしかないか!」と思われた、半分腐ったような板も庭の汚れた道具や材料を放り込んでおくための「ゴタ箱」ぐらいなら材料を再利用できます。ここに入れてある木片は旧ウッドデッキを分解した残骸で、そのうち何かを作るか、ストーブの薪にします。ゴタ箱自体も数年でスクラップになり、薪にして燃やし、庭木の肥料にするつもり。
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これは庭の柵
旧ウッドデッキの床を、細かく分解した、それこそ「破片」になった材料で作りました。
犬が外に逃げ出さないように柵を設ける必要があり、さんざん考えて材料再利用でこの柵を作りました。釘やネジもウッドデッキを分解して出たリサイクル品を使ったので、材料費は完全にタダです。
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これは作業台
日曜大工するには、作業台が必ず必要です。
その作業台は切ったり叩いたり塗ったりを上で繰り返すから、汚れてもいい材料で作れば気兼ねなく日曜大工できます。なので「とても痛んでいるから捨てるしかない」材料でこしらえました。ただ脚は頑丈でなければ切ったり削ったりができないので、ここは一番いい材料をウッドデッキから流用しました。
さらに、普段はベンチにも使えるよう庭の一等地のパラソルの下に置きました。
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こうすることによって・・・
ウッドデッキの解体廃却をもし業者に頼んだ場合にかかる費用、たぶん5万円
ゴタ箱を買う費用、5千円
柵を買う費用、1万円
作業台を買う費用、5千円
合計7万円の出費を節約し、かつ昼も夜も「何をどうやって作ったら材料流用できるか??」と頭の体操でき、汗かくほど全身運動の日曜大工(私の場合は毎日が日曜日なので)しました。

妻の反応は・・・
文句は言われませんでした。
一応妻の要望は全部組み入れたし、お金を使わずできたし、一番きにしていた見栄えも何とかかろうじて合格を勝ち取りました。

あるリメイクの達人的な知人の話では、古いモノをカッコよくするには、新しいモノと古いモノを組み合わせることがミソだそうです。真新しい材料で作った家具の一部に古い材料を使うとおしゃれに、あるいは新しい部屋に古い家具を配置するとかが効果的だそうです。

今回はできませんでしたが、いずれそれもトライしてみたいと思います。しかし私が持っていない“美的センス”も要求されるので、節約思考に加えて更に頭を働かせないとならないからチャレンジングです。


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タグ:リメイク
posted by 大庭夏男 at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自給ライフ入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

家庭果樹園計画の崩壊

「野菜は一年の計、果樹は十年の計」かと思って庭に植えた数々の果物が成る木。今年で終わらせることにしました。昨年はビワの木に実がたくさん成り、食べても食べても食べきれないでご近所さんにも差し上げました。今年はさらにたくさん花が着き、実が成って「今年はスゴイ!」と期待したのに収穫できたのはほんの僅か。
原因はハクビシンという名の悪魔が来るようになったからです。

その悪魔は今年の冬にはじめて私の庭にやって来ました。リスぐらいの大きさでまだヨタヨタ歩く子どもだったのでしょう。妻が朝早く庭の木からドタッと地面に落ちて歩いているその悪魔の子を見つけて「カワイイ!」とか言っていました。それから4か月後、ある日ビワの実を収穫しようとしたら、木の下にビワの実の皮だけたくさん落ちていました。最初はヒヨドリの仕業かと思いましたが、食べ荒らし方が違います。夜になって庭でガサガサ音がするので懐中電灯で照らしてみたら、赤く光る目玉が二つ。ハクビシンでした。

こいつに一度襲われると毎年のように現れ、ビワの実を全部食ってしまいます。知人の家のビワの木がそうでした。

たからもはや家庭果樹園はおしまい。
来年また実を成らせたとしても、ハクビシンの餌を補充してあげるようなもの。おまけに庭にウンチしていくし、ベランダにもウンチがありました。

ハクビシンという悪魔は、居心地がいいと家に屋根裏に住み着くらしく、ある人のお宅では天井裏に住み着いてウンチとオシッコをされ、天井が腐って虫も湧いたらしいです。そうなったらビワの実食われたどころではなくなる悲劇なので、せっかく育てたビワの木だけど、切り倒すことにしました。

多分ビワの他にブルーベリーもダメです。柿はシブ柿だからもしかしたら渋がって食べないかもしれないのでもうちょっと様子見します。

こんな被害に遭うと、田舎暮らしで自給自足というリタイア後コンセプトは、かなり困難を極めるのではないかと想像させられます。自給自足だから自分達が食べられるだけ収穫できたらいいのだけど、田舎は私が住む住宅街などより出て来る動物の数も種類もだんぜん多いです。シカ、イノシシ、サル、アライグマ、アナグマ・・・。そのため畑の周囲には基礎工事用の丈夫な金網を地面下30センチまで掘って囲んであるし、電流を流して動物を入らせない式の「電柵」も要るというし、こんな設備投資はそれなりの収入がないと出せません。

そうなると自給自足じゃなくて、本格的に農業して作物を売らなければ自給用の作物も採れない可能性が大きいと思います。反対にそこそこの自給自足だったら田舎ではなくて、動物が出て来ない都会の住宅地の方に軍配が上がるのではないかと、そんな気もします。

私の住むところは都会でもなく田舎でもないその中間ですから、行動力のあるハクビシンだけが襲って来たのでしょうか?
ともかく来年もハクビシンに餌やりは嫌だし、野菜のお世話は手間がかかるから既にやめたので、長らく続けてきた“庭を家庭菜園に、果樹園に”プロジェクトはおしまいにすることにしました。

冬になったら果樹を切り倒して、日曜大工ができる作業場にもなる芝生を自作する予定です。


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posted by 大庭夏男 at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自給ライフ入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする