2015年07月13日

アラ還リタイアメント夫婦の、海外旅行方針の続報

昨年に続き、またドイツへ妻と旅行することにしました。
以前はマレーシアなど東南アジアに「ロングステイするかも!?」と住めるかどうかの現地調査を兼ねてペナン島などに10日程度の滞在旅行をしていましたが、もうロングステイに期待をかけるのはやめました。あちこち色々な場所を訪ねて回る方が楽しいと分かったからです。

今回もまたアバウト57歳アーリーリタイア夫婦の二人旅行なので、今までに培った“妻連れでの旅行”のノウハウに基づき・・・私個人としては「欲求控えめ」の旅行計画をたてました。

なぜ夫婦旅行に「欲求控えめ」が必要なのか?
「相手に合わせなきゃならない」という宿命を夫婦旅行は背負っています。双方がたまたま似た趣向、行動パターン、体力、気力であれば相手に合わせる必要が無いかもしれませんが、わが夫婦は違いが大きいです。似たところは寒くなく、異国情緒が味わえる場所、これだけが同じ。

今回のドイツ旅行を妻が購入した「地球の歩き方」を見ながら日程計画しましたが・・・またもや私は困難に陥りました。理由は妻の期待と私の願望に違いがることが分かったことによるものです。

私は今回「鉄道をバンバン使って、可能な限り遠方まで見て回る」という願望を抱いていました。そのため乗車券(ジャーマンレールパス)は普通車用より高額な一等車用を用意し、これで妻は快適に、多分寝ながら旅ができるだろうと、きっと妻も満足するだろうと思っていました。「レールパスは一等車用を買ったよ」という報告への妻の反応もまずまずで、きっと旅行がうまく進むと、僅かな胸騒ぎを感じながらも、安堵していましたが、

旅行日程を書いて妻に見せた翌日の朝、
「あなた私の言っていたことちゃんと聞いてなかったの? 毎日電車乗りっ放しじゃ疲れるから、3日に一度はホテルで休める日を作ってよ!って言ったでしょ! あの要求はどうなったの?」と質問形式ながら、明らかに私が作成した旅行プランへの批判を叫び始めました。

結局私が折れて、今回のドイツ旅行テーマは「連日鉄道長距離旅行」を捨てて「カフェとレストランを巡る旅」にしました。
これが旅行後に「まあまあ良かった」と思えるかどうかがキーですが、もし欲求不満が私に残ったとしたら、次回からの海外旅行方針は少し変更しようと思います。

例えば、初めての国に行く「お決まりコースの観光旅行」は妻と行くことにして、
気に入った国を徹底的に見て回る「興味本位の旅行」はひとり旅にしたらどうか?と。

判断するポイントは、ドイツの特急列車の一等車から車窓の景色を眺めて妻がどんな反応を示すことになるか?が最大のチェックポイント。
この判定結果スコアから以降の旅行スタイルを決めるつもり。今回の重要テーマは、表向きが「カフェ&レストラン巡り」、裏テーマが上述の旅行スタイル判定です。


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posted by 大庭夏男 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外滞在旅 | 更新情報をチェックする

2014年06月18日

中短期滞在のマレーシア ペナン島vsドイツ比較

5月末から約1週間のドイツ シュツットガルト周辺へ夫婦ででかけた旅行は、以前からやっている滞在地候補調査目的の旅行ではなく観光が主体でしたが、意外にも「ドイツも、もしかしたら中短期なら滞在するという選択肢も有りそうだ」と感じました。今後もしかしたら東南アジア一辺倒でなくて、ヨーロッパの他国にも足を運ぶことがありそうなので、今回の旅行を東南アジア、特に滞在候補地としては最高だと思っているマレーシアのペナン島と比べて比較して利害得失を整理しておこうと思います。

マレーシア ペナン島滞在と比べたドイツ滞在(いずれも短期滞在)のメリット&デメリット

1.ドイツは鉄道網があるので、個人旅行するときに手軽
ドイツに有ってマレーシアにあまり無いものは鉄道網。マレーシアではバスしかない場所も多いです。ペナン島はたまたまラピッドペナンという公共交通が網羅しているから便利だが鉄道の便利さには及びません。ドイツは日本同様に鉄道網が広がっているので、小旅行するには経路や所要時間が簡単に調べられ、料金も比較的安い。だからホテルを拠点にあちこちで歩きたい目的にはドイツの方が向いている。ペナン島はあちこち出歩くより一か所に留まってゆっくりするのに向いていると思います。

2.ドイツの小ホテルのスタンダードな部屋とペナンの三ツ星リゾートホテルのスタンダードよりワンランク上の部屋が2014年5月の為替レートでは同じぐらいの宿泊料金。ただし快適さはペナンの三ツ星リゾートホテルの方がかなり上
ドイツのホテルは日本よりも設備やサービスが簡素。例えば部屋に湯沸しポット、歯ブラシ、スリッパなどの備えが無くて、しかもバスタブがある部屋は上級クラスの部屋になります。普通はシャワーだけで、後はベッドとテーブルとテレビがあるぐらいなのだそうです。
これではリゾート感覚にはなれないけど、日本と違って一人一泊いくらではなくて、基本的に部屋単位だから日本の格安ビジネスホテルに泊まるのと同じくらいの料金で宿が見つかりそう。

3.ドイツは南部でも日本より気温が低く、11月から4月は寒さが辛い人には滞在するに適さないだろう
シュツットガルトは6月初めでも長袖の上着が要るほど肌寒かった。なので日本の冬の寒さから逃れたい人はまずドイツの秋から春は寒くて適さないと思います。反対に真夏は日本同様に高温になるらしいから、6月と9月ぐらいしか適温でないかもしれない。ペナン島はいつでも30℃ぐらいにはなるけど湿度が低くて、日本の冬から逃れるには適した場所と改めて思いました。

4.ドイツ シュツットガルトの体感的な治安は日本並み。ペナンでは夜の時間帯にやや慎重に行動する必要を感じる
ドイツでは体感治安も日本並みと言えると感じたし、そもそも夏時間のドイツは夜の9時を過ぎてもまだ薄明るい。だから朝から夜遅くまで出歩いて遊べて時間が長く使えるという旅行上の利点があります。シュツットガルトではレストランの屋外テーブルや電車の席に、日本同様に空いた席にバッグなどを置いてスマホや本を広げている人が多く観察できた、ということは置き引きやスリがあまり起きていないと思う。油断するのは良くないけど、体感的な治安はこんなムードで分かるから安心感は日本並みと見ていいと感じました。
ペナンもかなり安心感は高いのだけど、ホテルの日本人スタッフの人から「夜遅くバスに乗ってホテルまで帰って来てはダメです。危険です」と言われました。実際に犬に吠えられた以外に怖かった経験は無いけど、夜の街歩きは控えた方が良さそうな感じです。

5.ペナンではB級グルメ、ドイツでは学習が旅行や学習のテーマになる
ペナンを一言で言うなら「安くて美味しい」に尽きると思う。B級グルメナンバーワンの都市らしいから、街歩きも結局「どこで何食べようか」に収束してくるのです。ジョージタウンという歴史的な街並みはあるけど、歴史的な街並みはドイツが圧倒的に上なことは間違いないですね。
ドイツではそういう歴史ある場所があちこちに点在しているので行ってみる場所には事欠かない印象。それに電車網が発達整備しているから簡単にそこへ行って帰って来られるのもありがたい。そういう歴史タウンに電車で着くと、駅の近くにツーリストインフォメーションがあり、無料の地図やらお薦めのスポットを英語で教えてくれます。場合によっては日本語で書いたパンフレットもゲットできる場所もあるから嬉しいです。
また、ドイツではベンチや電車の中で分厚い本を広げて熱心に読んでいる人の姿を頻繁に目にします。かなり勉強熱心、学習欲旺盛に見えて、それに刺激されてドイツの歴史や文化を学習してみたくなってしまうのです。

6.「街歩き」の楽しさはドイツが勝る
ドイツには街中いたるところにカフェやレストランがあり、その多くが店の外にテーブルと椅子を用意しています。そこは日本のように長時間居たら「そろそろ他のお客様に迷惑になるので・・・」と言われる心配もなく、心行くまで会話や勉強することができそう。パソコンをそこで広げている人も多かったから、ノマドビジネスするにも適しているのでは。なので街を歩いてカフェをいくつも梯子するような行動が実に簡単にできるところが優れていると見ています。
一方のペナンでは日中の直射日光が強くて、午前中ぐらいしか街歩きができないのが難点。

7.旅行予算は、同じ一週間程度ならドイツはペナンの二倍必要になる
今回夫婦で行ったドイツ シュツットガルト旅行は約一週間で、航空運賃もホテルも食事もお土産も込みで結局45万円かかりました。一方のペナンの場合は20万円を少し上回る程度。大きな金額の差は主に宿泊費です。食費は意外にもあまり大きくはなりませんでした。その理由はドイツの料理は一人前で日本の二人前ありそうなボリュームがあるから、少なく注文して夫婦でシェアしたから割安になったのです。しかしドイツは街中のトイレやWiFiがタダじゃないんだなぁ、と思いました。当然飲み水もタダで出してくれません。そういう小銭がけっこう必要でした。

今回のドイツ旅行は初めての夫婦での旅行だったので、上級の部屋を予約したり、四つ星レストランで日本では絶対しないような金かけたランチしましたし、テディーベアも3つぐらい買い込みました。だから45万円になりましたが、慣れればもっと少ない予算で中短期滞在できると思います。

マレーシアのペナン島では“プールサイドやビーチに居て、くつろぐ”という時間の過ごし方が定番になると感じましたが、ドイツではあちこちに足を運んで観て回る式の、多分日本人にはフィットし易い行動が簡単にとれるメリットがあると思いました。
唯一、暑さ寒さから逃れられそうな時期がドイツでは限られているようですので、この先はドイツだけでなく、もう少し南の、例えばスペインやポルトガルではどうなのか、行って調べてみたくなりました。

なお、ドイツ旅行をまとめた別ブログは下記のリンクから
↓↓↓
http://oniwa.main.jp/germanics/
タグ:ドイツ旅行

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posted by 大庭夏男 at 18:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 海外滞在旅 | 更新情報をチェックする

2014年06月07日

1ヵ月ドイツ滞在を夫婦でするなら75万円かかるだろうか

ドイツのシュツットガルトへ約1週間の旅行を夫婦でしました
この旅行の目的は観光であって滞在ではなったのですが、意外にも「もし滞在するとしたならば、私にとっては東南アジアよりも楽しい場所になるのではないか!」という印象を強く持ちました。
ただし生活費と寒い冬から逃げられるという利点は東南アジアの方が優れているのですが・・・。

今回の旅行目的地は南ドイツのシュツットガルトという都市。メルセデスベンツやポルシェがある自動車産業の街ですが、工業都市が剥き出しではなくて古い建物が数多く残り、大きな街路樹や森の公園がたくさんある、いわゆる“美しい街”です。
sutt14060701.JPG

ただ日本ではシュツットガルトは観光旅行目的地としてあまり紹介されておらずガイドブックにもほんの少し、あるいはまったく記載されていません。なので現地で日本人観光客に出会うことは本当に稀なドイツの都市なのです。しかし街はコンパクトな東京のように電車が網の目のように走り、切符の購入やレストランでの支払い手続きも日本とほぼ同じように近代的で(ドイツなので当然ですが)、日本で出歩くときと同じような安全への配慮で街歩きできる点が違和感を感じさせない良いところだと思います。

あいにくレストランやお店では、店員は日本でのようにニッコリ微笑んで接客しないから、ぶっきら棒に扱われる印象があるけど、これが日本以外のスタイルなのだからそれでいいと思います。でも道に迷っていると(ドイツ語でだけど)「どうしたの?」と声をかけてくれて親切に行く方向を教えてくれたり、ドイツ語のメニューが分からないと英語で順番に全部丁寧に説明してくれたり、困っている人を助けるという精神が大きい国民性だと感じました。この点はマレーシアでも同様でしたが。

さらに、東南アジアにあまり無くてドイツに有ったものは、
“興味をそそられる場所が隣り合わせにあり、ショッピング以外でも行くべきところがいくつも見つかる”ということでした。
シュツットガルト駅から通勤電車でも行けるような近距離に16世紀に建てられた建物がそのまま今もお店として使われているような“歴史とムード”を感じる場所があり、そのような街には必ず座ってボンヤリできる公園がありました。ついでに昼間からビールを飲んでいても違和感ないレストランも簡単に発見できます。喧噪が無くて、ビーチでなくてものんびりできる場所が普通の街中にたくさん有る。そんなことを実感できたので「もしかしたらドイツに1,2か月滞在して街に出たり、考え事をしたり、ブログを書いたりするのがかなり適している街なのではないかと、旅行中にそう思い始めたのです。

仮に「ドイツに滞在しよう!」と思ったとして、いくらあったらそれができる?
今回泊まった宿は、シュツットガルト市内から電車で20分ぐらい離れた郊外住宅街の中にある民宿のような宿です。下の写真がその建物です。
sutt14060702.JPG

この宿の宿泊費は二人で一泊130ユーロ(18000円)。妻がバスタブが有る部屋でないとダメだと言ったので、ジュニアスイートで朝食付き。しかも混雑時期にぶつかったから割増料金でしたが、もっと安い部屋で通常なら50ユーロ程度(7000円)出せば泊まれたでしょう。

ランチは街でファストフードかスーパーで食べるもの買ったらだいたい二人で10ユーロ(1400円)。夜はレストランで食事したとしたら二人で30ユーロ(4500円)ぐらい。それに電車代やネット接続料その他で日に30ユーロだったので、1日120ユーロで過ごせそう。これで1ヵ月滞在したら3600ユーロ(50万円)。これに行き帰りの飛行機がだいたい二人で25万円かかるから合計で75万円。東南アジア滞在コストの3倍はかかってしまうけど、ドイツの気温がいい5月前後と10月あたりなら何年かに一度はやる価値があると思いました。

シュツットガルト近くで、今回「ここにしばらく居てみたい!」ととても強く思った場所はテュービンゲン(Tübingen)という古い街でした
ここもシュツットガルト駅から電車で1時間ぐらいで行ける場所で、アカデミックで古い町並みが高原にあるような場所でした。建物や公園のムードは日本にそっくりな場所は当然無いけど、強いて言えば古都奈良か京都を軽井沢に持って来たような・・・。
sutt14060703.JPG

ただ旅行中に何となく気になったのは、もしかしたら日本人は、というよりドイツ人ではない外国人は“疑われている??”のではなかろうか?というムードがあったこと
そう思った理由は、まずシュツットガルト国際空港での入国審査のとき、無事にパスポートチェックを終わった後、通路で再び空港警察官に「日本人か?」と呼び止められ、パスポートを別の部屋で念入り調べられて「入国目的は?どこの泊まるのか?友人はドイツに居るのか?迎えにくるのか?観光はどこに行くのか?メルセデスベンツ博物館に行かないのか?」と真顔で矢継ぎ早に(でもドイツ語じゃなくて英語で)質問されたから。
次に、電車に乗車券を持たないで乗ると逮捕されることがあるようです。ルール違反には厳しいです。私どもは当然切符を買って電車に乗りましたが、乗るなり検察係りの人が来ました。妻の診立てによると、いかにも私どもに狙いを着けた眼差しで「乗車券を見せろ」と詰め寄って来たので『これは疑われている』と感じました。

特に前者はあきらかに、私どもが日本人なので呼び止められたわけで、間違いなく疑われたのでしょう。なぜそうだったのかはその時に質問しませんでしたが、今思えばなぜそう思ったのか理由を聞いてみたかったです。

今回行ったドイツは日本語表記などは皆無で、英語のレストランメニューさえ無いところが多く、年配者はドイツ語しか喋れないからそれなりに現地入りする敷居は高いかもしれません。でも外国人も多くて様々な言葉を耳にするし、地図で道を教えてもらったり、切符の買い方を教わるのは相手がドイツ語でも想像力で(これは妻の方が勝っていた)何とか分かったから、きっと次も何とか楽しい滞在ができるような気がしました。

もう少し詳しいドイツ旅行の記事は別ブログにアップしました。
↓↓↓
http://oniwa.main.jp/germanics/
ともかく今回はドイツに行き、当初期待していなかった“ドイツ滞在”の可能性が見えた!ということが収穫だったと思います。

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posted by 大庭夏男 at 18:28| Comment(19) | TrackBack(0) | 海外滞在旅 | 更新情報をチェックする


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