2017年03月27日

会社嫌い系のリタイア願望は、退職後の環境に要注意

昨日、町内会の新旧役員交代があり、私はめでたくお役御免を果たして夜は打ち上げ宴会を楽しんでまいりました。
そんな町内会宴会の席では、リタイア世代のご家庭が、いったいどんな気持ちで日々過ごしているのか?を知る上でチャンスなので、私は宴もたけなわになった頃、何人かのご婦人に雑談インタビューをしました。

その結果、予想外に・・・
「うちの夫は定年が無いから・・・」という人ばっかり。
「うちも!」「我が家もそうやで・・・」とか、リタイアメントの夫を抱えるご婦人が私の傍には居ませんでした。

なぜか・・・
皆、自分で事業しているご主人だということで、ご主人は定年退職することが無いようなのです。サラリーマンのご主人を持つ人はまだ若い現役世代のご家庭の奥様しかいません。
私がインタビューで狙った「リタイアメントの夫を持つ奥様」は、ついに昨日の宴会では発見できませんでした。

どうしてそのような方々ばかりだったのか・・・
「たまたまそうなった」にしてはおかしいので、そうなった理由を考えてみました。
きっと、リタイアメントのご主人を持つ奥様は、昨日の宴会に、来たくても来られなかったのではないか?
来られた人は、皆自由に自分の時間を使えるご婦人で、そのような時間の自由は、旦那様が退職しないで働いているから持つことができた、のではなかろうか?と仮説をたてました。

おそらく、ふつうの家庭では、お金がたくさんあるほど自由な時間も取りやすい、と思います。時間はお金で買うこともでき、例えば奥様が町内会の宴会で留守するから旦那様は外に飲みに行くとかです。そのためにはお金が必要です。

さらに、先日読んだ下記のネット記事内容も、上述の宴会に出て来られた家庭には“まだ縁の無い”ことだったからではないかとも思われます。
↓↓↓
夫が「会社より疲れる」と思う家庭の特徴5つ 記事へのリンク

私は思いますが・・・
自分が日頃イライラしてストレスを抱えていると、妻が自由に振る舞っているのも見逃せず、つい妻の行動を制限させるような言動を吐いてしまう。こういうことがあると思います。

しかし現役会社員や自分で事務所を構えて毎日そこへ出勤し、夫婦が「顔を合わせない時間が長い」場合は、まだこのイライラによるストレスが起きません。仮に土日などにそういうことが起きても短時間なので、心の疲れは軽微で済むでしょう。

それが旦那の退職と毎日家にいるリタイアメントライフ突入で、徐々に旦那も、上記リンク先記事にある「5つ」によって妻に疲れさせられるのでは?と想像できます。
その結果
「あたし今日の夜は町内会の宴会やから・・・」
「なんやとぉ・・・ほな俺の晩飯どうすんのや! 一人で勝手に食べとけって言うんか・・・」
みたいな悪い雰囲気が漂い始め、宴会出席を断念する奥様が、選択的に昨日は来なかったのではなかろうか。だから私の傍には気持ちに余裕があり、お金もあって時間の余裕ができやすい家庭の奥様だけが来ることができたのでは??

昨日は宴会も終わり、家に帰った私は、また一人で酒を飲みながら、そんなことを想像していました。

でも私の家庭はそうなっていない、と自負できます。
それは結果的にですが、私のリタイア後にも夫婦が一緒にいる時間が少ないようにできているからです。私のリタイアとほぼ同時期に、もう子供が独立した妻は自分の仕事に出だしたので、一日中夫婦一緒にいる日は限られました。
さらにここ2年ほどは私もNPOの活動や町内会の仕事で外出する日が増え、さらに夫婦一緒の日が減りました。

現実のところ、私の妻は上記リンク先記事にある「特徴5の 夫に依存してくる妻」に該当するのではないかと思われ、私も妻と一緒の日々ばかりだと、きっと「疲れる」ことは間違いありません。

また以前から妻は「亭主在宅症候群」に悩まされ続けていると訴えていますから、
両方の相乗効果で事態はまさに「最悪」になってしまうでしょう。だけど、リタイアメントであるけれど「合わない時間」によって救われていると言えると考えています。

このようなことを強く感じるので、「夫婦がなるべく一緒にいない工夫が必要だと」私は今後リタイアメントになる方々には、そう伝えたいです。

リタイア後の生活にはお金は必要だけど、お金の他にも忘れてはならないチェック項目があります。そのひとつは「環境」です。

環境にもいろいろ要素はあるけれど、上記リンク先記事の「5つ」に当てはまる家庭環境を持つ場合には、対策を考えた方がいいと思うし、もし何の対策を考えないままリタイアメント生活に突入したら「こんなハズではなかった・・・」になる可能性があります。

対策とは、お金で自由な時間を買って疲れを避ける方法や、私がそうなったようにお互い別々の仕事や活動をして「合わない時間を長く持つ」とか、リタイアするのを先送りして勤め続けるなどなど。

リタイア後にどんな暮らしぶりが予想され、
それを視野に入れたとき、
自分はどうなるのが一番良いかを考えておく。

これは重要なことだと、私は思います。

特に会社が嫌でリタイアメント生活に憧れを抱くときには真剣にこれを考える必要があります。私もそうでしたが、このような「会社嫌いな方々」は、リタイア後の暮らしに、まさに幻想の「薔薇色」を期待するからです。これキケンです。


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posted by 大庭夏男 at 13:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

けっこう認知度が高かった「卒婚」というワード

私の参加しているボランティア活動、というかそういうカテゴリーになっている実態サークル活動では、参加者の多くはリタイアしたシニアが大半を占めています。まだ働いている世代は週中活動に参加するわけにもいかず、土日は「せっかくの土日」戦士の休息日なので、参加するのが嫌になっちゃうのでしょう。参加者はみんな60歳以降。私だけアーリーリタイアメントの例外的58歳、といったとことです。

それにけっこう女性の参加者が多いので、試しに昨今話題の「卒婚」て、知ってる?って聞いてみたら、80歳近い人までちゃんと「卒婚」が何なのか知っていました。

「卒婚」とは、離婚するのではなく夫婦を維持したまま、お互いが自由に自分の人生を楽しむというライフスタイルを指します。
近頃私の妻の好きなテレビドラマでは、卒婚というワードは出てこないでも「・・・これからわたしは自由に生きたいの・・・」とかいうセリフが耳につくし、離婚届の用紙をテーブルに広げて難しい顔しているシーンを複数回も見ました。離婚はともかくとして、世間の子離れ世代では「親の役割御免になったんだから自由になりたい」意識が密に高まっているものと思います。

だから私の身近なボランティア活動仲間のシニア?女性でも「卒婚」はポピュラーなワードになっているのでしょう。

実際に、私の母親は父が死んだあと、自由になったもんだから、なんだか5歳ぐらい若返ったようになったから、卒婚でなくとも死別でも場合によっては「自由になれた」と開放感を満喫して、それが健康にも良い効果を発揮する可能性はあります。

そういう開放感を生きたまま、結婚したまま達成しようという手法が「卒婚」。でも今はまだ「卒婚て、どうすればいいの?」な人が多いもんだから卒婚しないでガマンしている状態の多数が想像できます。

私の妻も「自由になりたい」と言っていますから、卒婚希望なことは間違いないし、私も妻から自由になりたいですが・・・私の妻には持病があるため卒婚へのハードルは高くなります。もしかしたらリタイアメントの幸福への切り札になるかもしれない卒婚に、どうアプローチしていけばいいのでしょうか。

卒婚ではなくて離婚してしまうという方法で課題を解決した知人がいます。
彼は私の前前職の同僚で、私よりひとつ年上。だからもうすぐ60歳になります。彼から届いた3年ぐらい前の年賀状に「結婚しました」と書いてあったからビックリ!
彼は既に昔から結婚していたハズなのに、年賀状に写る二人並んだ写真には、とても60歳目前とは思えない彼と、もっと若い感じに見える彼女が写っていました。住所も全然違う場所だったから、彼はすっかり生き方を変えたのでしょう。今年も年賀状が届きましたが、その写真を見る限り、やりたい事三昧に見えます。昔の奥様もけっこう美人だったのですけどねぇ・・・。

もう一人の事例は、過去記事でも書きましたが今は60歳を超えた女性です。彼女はひとり暮らししています。旦那さんと夫婦仲は悪くないのですが、なぜか旦那さんはひとりで南の島暮らしに行き、奥様は元の家に住んで女子会三昧?なのかどうかは聞いていませんが、よく外出して、よく旅行に行き、朝寝坊して、お酒も好きで・・・という生活を楽しんでいる、まさに絵に描いたような「卒婚」生活をしているようです。

彼女がなぜそのような別居生活に踏み切ったのかは分かりません、というかプライベートなことなので聞いていません。

ただ別の話の最中に、彼女は・・・
「結婚して15年もすると、べつに嫌いじゃないけれど『飽きちゃう』のよね」と言っていました。

この「結婚して15年」という数字は、私もマジックナンバーだと思います。
私は25歳で結婚しましたから満40歳で結婚15年になりましたが、まさに40歳あたりから「べつに家から会社に通わなくても構わん」と思うようになって、長い間単身赴任生活を続け始めた時期です。だからその頃から私は「妻離れ」が始まったのではないかと思います。

妻の「夫離れ」は最近です。
私が会社を辞めて家に居て、妻は好きな仕事を個人事業で開始してから。妻は私が立派な主夫になってくれるだろうと期待したようですが「何度言っても、何回教えてもちゃんとやらない」と私に文句を言い始め「結局これじゃ私は自由になれないじゃない!」と考え始めたのが夫離れのキッカケだと思われます。

この現象は上述の60過ぎの女性に「卒婚」というワードがポピュラーになっている実態を説明することができそうです。つまり旦那が会社を辞めて、または多少ゆるい勤務に再就職した後、妻は自分の自由を期待するけどスグにそれが不可能などころか旦那が家に居てかえって不自由になった!と痛感するから「離れたい」と考えるのだと想像できます。
ところが伝統的な「離婚」では年金が心配だとか子供が反対するとかの問題が生じます。そこに「卒婚」の概念が解決策として現れたんだから、多くの女性が「卒婚」に憧れるのは目に見えています。

私は上述したように妻には持病があるので離婚とか別居する気にならないのですが、妻は妻のやりたいこと、私は私のやりたいことを追求する方に以前から舵を切りっ放しです。だからこれも卒婚なのかもしれませんが、なにしろ二人による互いに相いれない『やりたいこと』をやるライフスタイルでは、予定や行動や価値観の相違が激しくなって、衝突することが最近増えてしまいました。

でも私は52歳から「自宅に居る暮らし」を始めたので、今60歳前にしてそういう卒婚の副作用が現れているのだと思いますが、まだ何とかして行ける体力と気力が残っています。

はたして私が60を超えて「自宅に居る暮らし」を始めた場合には、いったいどうなっていたのでしょう。それを考えると・・・


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タグ:卒婚
posted by 大庭夏男 at 14:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

なぜ今頃「モーレツ社員」が出てくるの?

安倍総理大臣は、「働き方改革実現推進室」というプロジェクトチーム結成式?で、集まったみんなに、「モーレツ社員の考え方が否定される日本にしていきたい」と言ったそうです。

私はこの議論が「ケシカラン」とか「いや、ケシカる」と言うつもりはありませんが、もう絶滅してしまったかと思っていた「モーレツ社員」がどんなものであるかに興味を持ちました。モーレツ社員が現存しているなら「モーレツ セミリタイアメント」があってもいいのではないかと・・・。

1.「モーレツに働く」という思想が今も影に隠れてある(らしい)
過日、町内会の雑談で「アタシは今でも働いているよ〜」と言っているオバサマに出会いました。何歳か未確認ですが確実に私より年上の風貌で、ということはまず間違いなく60歳を超えて、たぶん65歳前後なのでしょう。そのオバサマに「いつも何してるの?」と話題を振られ・・・「これこれしかじか・・・要するに俗に言うセミリタイアメントです」と大庭夏男像を説明したら・・・
「アカン!あかんはそれ!だいたい女房に働かせて自分は家に居て、そんなのアカンわ!」
と急にトーンがアップしたもんだから、
「いえいえ、妻が働いて稼ぐお金はぜーんぶ妻のお小遣い。私も家に居てネットビジネスと株で自分のお小遣い稼ぎしてるんですよ」と更に説明しましたが、
「アカン!男はいくつになっても働きに出て家族を支えな男やないやろ」
こんなこと言うのです。

これを要約すると、男を名乗るなら毎日働きに出て稼いで帰ってこなきゃアカンと。

こういう価値観が実際に世の中にあり・・・
なぜなら私が「・・・セミリタイアです」と、実際に(多くはないけど)毎年収入を上げているのに、それじゃあアカン、もっと仕事ゆうのは仕事らしく厳しく働かにゃあかんわ、と、たちどころに普通のオバサマの口から「男はかくあるべき」と錦の御旗のような価値観が飛び出すのだから、きっとこりゃ日本全国津々浦々に普及しているニッポン男子のありかた、みたいなものだろうと直感しました。

これと違うけど、伝統的な価値観は消えたように見えて、実際は消えていなくて・・・
私よりかなり若い年代の人も「長男なんだから」と、自分の兄を長男らしい行動をとらないことへのグチを飲み会で吐いていました。私も長男ですが「長男制度は昔に無くなったのに・・・」と思って聞いていましたが、モーレツ社員も長男も、今でも現存する男のあり方になっていると思います。

2.これとは別に「モーレツ」って他人からそう見えているだけのことではないかと?
前前職の職場にはそのような「モーレツ社員」に見える人がたまにいました。彼らは朝から夜遅くまで一心不乱に仕事していました。
嫌々残業している人は夜遅くまで仕事していてもモーレツには見えません。
モーレツ社員は、仕事が面白くて楽しくて仕方が無くて、家になんか帰っている場合じゃないと、傍から見てもそう分かるような仕事への態度をしている人達です。

こういう「仕事が大好きで大好きでしょーがない人」につき合わされている部下とか同僚が迷惑しているのは、口には出さないけど事実のようで、有能な管理職の人でさえ飲み会ではストレートに口に出さなくとも、それと分かるモーレツ社員への舌打ちをするのでした。

私は他人にこのような迷惑を及ぼすモーレツ社員こそ問題な現象だと思いますが、仕事が面白くて楽しくて仕方が無いこと自体はちっとも問題ではなく、むしろ歓迎すべきだと考えます。

おそらく・・・
世にいうブラック企業の中の「長時間労働型ブラック」は、トップがこのタイプの人間で『自分は仕事が面白くて楽しくて仕方が無いから、みんなもきっとそうだろう』意識があるのだと想像します。なので従業員はそれにつき合わされて長時間労働を強いられる。こんな構図があるんじゃないのかなぁ?

3.モーレツ セミリタイアメント
上のふたつから類推すると「モーレツ セミリタイアメント」っていう暮らし方があると思います。オーストラリアなんかでは信じられないぐらい広大な土地で自給自足に近い生活をしている人がいるらしいですが、傍から見ればこれはモーレツ セミリタイアメントなのかもしれないです。本人さんはそういう暮らしが好きで好きでたまらんので、そこから「お金」があまりたくさん転がり込まなくてもいいわけで、でも毎日毎日広大な畑で農作業でき、幸せを噛みしめているのでしょう。

それを眺めたご近所さんは「あの人はモーレツ セミリタイアメントねぇ」と思っても不思議ではない?ものと思われます。

だけどこういう「モーレツ」か「モーレツでない」かは他人が見て判断しなければ決められません。「自称モーレツ」というのはありません。

なので大庭夏男式のネットビジネス+株式トレードによるセミリタイアでは、自宅の部屋の中でそういう活動をしているから日の目を見ないので、決して世間様から「大庭夏男はモーレツ セミリタイアメント」と称されることはありません。

でも・・・
ネットビジネスのブログアフィリエイトは、もうかれこれアーリーリタイアしてから7年間、毎日毎日、辛いとか、もうヤメちゃおうかなぁ、などと思わずに続いているので、これは上述モーレツ社員同様の「好きで楽しくて止められない」のです。

だから・・・
大庭夏男は自称モーレツセミリタイアメント。
ただし人さまには「俺を同じことしろ」なんて言って迷惑かけません。


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posted by 大庭夏男 at 11:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする