2018年08月23日

年金「211万円の壁」なんて、聞いたことも無かった・・・

年金は多ければ多いほど得すると、なるべく多額の年金を受け取るために長く働いたり、受給を繰り下げたりする話題はネットにたくさん載っていますが。

私は52歳で会社勤めを辞めましたから、年金は200万円もないぐらいです。

だからこの年金額を大事に使うためにはどうしたら良いか?を真剣に考え、なるべく節税して、できたら年金受け取りの繰り下げを画策し、しかし年金所得が増えて税金がかかるのは避けたい!と考えています。

過日ネットに「年金211万円の壁」とタイトルされた記事を見つけました。
こんな話今まで聞いたことがありません。
早速読んでみました。
どうも“なんだかよく分からないけど”211万円を超える年金受取額があると住民税がかかり、社会保険料も増えて重税に苦しまなきゃならないから、むしろそれを防ぐために年金の繰り上げ受給をして211万円以下にした方がいいよ! みたいなことが書いてあります。
↓↓↓
年金211万円の壁を越えないための 繰り上げ受給という 選択肢(マネーポスト記事へのリンク)

この記事、情報としては良いんだけど、なぜ211万円なのか?が説明されていません。だから疑いたくなります。何で211万円なの? 「とにかく信じなさい」という魔法の数字は、老後の貯蓄は1億円必要だ!とかいろいろありますが、調べていくと特に根拠が無かったりしてアテにならないガセネタ数字だったということもあるので、211万円に根拠が有るのか無いのか、独自に調べてみました。

結論は、211万円という数字に、根拠があります!!

1.住民税非課税世帯は国民健康保険料がとても安く、しかも病気になったときに「高額医療費制度における自己負担額の軽減措置」があります。さらに介護を受けるときのサービス料も安く、この「お安いサービス」を受けられる権利があるのはほぼ住民税非課税世帯でないとだめだ、というのが上述記事の主張になっています。

2.公的年金の年間受給額が211万円を超えると住民税がかかるというのはぼぼ本当のようです。
多くの自治体では、以下の平塚市のような基準があるようです。
↓↓↓
平塚市の個人市民税についての解説ページへのリンク

211万円とは、基本的に夫婦二人暮らしの65歳以上の年金生活者の話のようです。ただ一部の自治体はこうなっていないみたいですから、自分の住む市町村の場合で調べることは必要のようです。

平塚市の説明によると・・・
扶養親族のある人、つまり夫婦とかは、前年の合計所得金額が【35万円×(本人+控除対象配偶者+扶養親族の数)+21万円】以下の人だけが市民税の「均等割」がかかりませんよ、となっています。なのでこれを超えると均等割という少額市民税が発生するのですが、それが発生した途端に上述したさまざまな「手厚い減額」とはオサラバしなければならないことになります。

公的年金は65歳以降では120万円の公的年金控除があります。
211万円という数字はこの120万円に、【35万円×(自分+妻)+21万円】を加えたら211万円になると、こういうことです。

ただし配偶者である妻がある場合ではこうなりますが、単身者と扶養される側(この場合は妻)はそうなりません。単身者または妻は120万円+35万円=155万円を超えると均等割が発生すると平塚市はそう書いています(全国多くの自治体は同様のようです)から、単身者または妻の年金の壁は155万円になっちゃいます。

しかし、自分は211万円。妻は155万円までは住民税非課税、ということは合計して最高366万円までは住民税非課税でいられるようにできる可能性があると言えるでしょう。

3.ではどのように調整して住民税非課税の最高額に近づけるかというと、
年金の受給を繰り上げて、早く受け取るようにして、受け取り額を減らしなさい!?と上述記事は書いているのです。

実際はたくさんの年金受け取り額があるだろう、勤続の長かった夫の年金を65歳以下に繰り上げて年額を211万円以下にするのでしょう。そうして専業主婦が長かった妻はもともと155万円も年金が無いだろうから、こっちはむしろ繰り下げして155万円以下まで受取額を増やす、とこういう手段に打って出る!
こんなことを忖度すると上述記事は言っているのでしょう。

良い考え!だと思います。

でも、こんな手が通じるのは夫婦で生きている間だけでしょう。
片方が死ぬと、途端に単身者になりますから、連れ添った相手が死ぬと、その後は介護やらが高くなる・・・
こういうふうに覚えておく必要があるということです。

私自身の場合は早期退職によって211万円まで余裕があるので、その気になれば繰り下げして受取額を増やすのも可能です。

一方、来年に税制の変更がありますから、この211万円も影響を受ける可能性があります。所得税の変更は既にアナウンスがありますが、地方税は市町村役場で聞くとかしなきゃならないけど、これは是非聞きに行く価値があるでしょう。


タグ:211万円の壁

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posted by 大庭夏男 at 14:57| Comment(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

収入、節約、投資の3点バランス・・・だとさ!

今月のはじめの頃だったと思うけど、放送日時は詳しく覚えていないけれど、BSジャパン「日経プラス10」で、定年後は収入、節約、投資の3つをそれぞれバランスよく行っている暮らしは「心配がない」。少なくともこのうち2つは行った方が良い。1つだけでは、それが格段に優れていれば良いけど、そうでないと老後の生活は心配だ、というゲストの話がありました。

ゲストが誰だったか覚えていないけど、その話を聞いたときには「ふーん」としか思いませんでしたが、なーんとなく頭に残ったので、忘れないようにここに記録することにしました。

1.収入
ここで言っていた収入は、どこかに就職して得られる給料のことを指していました。だから定年後もリタイアするんじゃなくて再就職して、たとえ給料が今までより大きく減っても、他の2つでカバーできれば老後の暮らしが心配ないという「よくある話」のはなしです。だから私は「ふーん」としか思いませんでしたが、実際にこれから再就職しようとするちょうど私と同年代のサラリーマンにとっては「給料が今までより減って・・・」の部分を「ふーん」と素直に受け止め難い。これがプレッシャーなのではないか!?と想像しました。

私の場合はアーリーセミリタイアメントなので再就職しなかったわけですから、52歳からの収入は現役時代の100分の1に減りました。これで何とかなっているのは、上記ゲストの先生が言うところの、残り2つが貢献したこともありますが、もっと貢献したのは大丈夫な貯蓄をしていたからです。

ゲストの先生は貯蓄のことはなーんにも言及していませんでしたが、その理由は、この放送プログラムの対象が「貯蓄が無い、あるいは少ない50歳代」だったからです。

2.節約
ゲストの先生は節約については「出費を抑えた暮らし」について軽く話していました。が、私はこれこそが一番大事だと52歳から、というかもっとずっと前から節約技術力を身に着けることに余念がありませんでした。だから、もしかしたら私は節約生活に類まれな能力を持っているのかもしれません。だからもうすぐ60歳になる身でありながら52歳から就職せずに暮らせていると思っています。

ただ、節約とか倹約は、個人の性格により無理なこともあります。

たとえば、こんなランチでも平気ですか?
私は自分一人のとき、昼食は「煮干しライス」にします。
煮干しは業務スーパーで1キロ1000円ぐらいで売っている、かなり大きめのイワシが使ってある煮干しで、これは毎回10匹ぐらいを袋から出して電子レンジで1分チンして醤油をかけると「カリカリに焼いた目刺し」みたいになります。それなりに目刺しの味がします。そのカリカリ目刺しとご飯の組み合わせがほぼ毎日のランチメニューです。

妻がいるときにはこのメニューは「ご法度」なのですが、自分一人のときには「今日は何食べようか・・・」と迷わないし、1キロの煮干しを食べつくすには2か月以上かかるし、野菜は朝とか夜に食べればいいから、ランチでは炭水化物とタンパク質、それにブログや株をやるための頭の冴えに良いとされるDHAが含まれる煮干しライスが「良いに決まってる」。こう考えて毎日そうしているわけです。

結果的に週に4日は煮干しライスだから、少なくとも私のランチコストは1食50円に満たないでしょう。

このランチには豊かさとか、食べる幸せを感じるものはほとんどありません。定食屋で一番安いランチを注文しても、その方が10倍は豊かでしょう。だけど必要な栄養はこれでOK。私に限ってはまさに午後のためのエネルギーチャージという感じで十分なんです。

このはなしを参考にランチメニューを見直したら・・・ということを私が言いたいのではありません。生活のいろいろな事をこんなセンスで行ったら、相当な節約や倹約につながりますよ、という自伝です。だけど、私はこんな事をすることが本来好きな性格なので「喜んで」そうしているので、我が家の節約度がそれなりにデカいですが、そうでない方々がこれをすると精神的に良くないでしょう。だから「強い節約」は人の性格により難しい場合があると思います。

3.投資
株や投資信託などを売買する、いわゆる「投資」は、練習が要ると思います。それも何年も練習して、大事なことはカッコよく言うとリスクを受け入れられる能力、平たく言うと「株や投信の価格が下がっても鈍感になれる心」を育てることが大事だと思います。

番組ではバランス型の投資信託を紹介していました。バランス型というのは株や債券に分散していて、さらに国内、先進国、新興国などグローバルに投資先を選定している投信のことで、価格の上がりも弱いけれど、下がった場合もそんなに大きく下げない、という低刺激のヤツのことです。こういうのを買う方が利息が実質ゼロ近辺の預貯金より生活の助けになるということのようですが・・・。私の実感では、そういう低刺激の投信だけだと生活への寄与度は「焼け石に水」だと思います。お金がいっぱいあって数千万円とかを低刺激投信にかける場合は別だと思いますけど、貯金ゼロ近辺の50歳代には、これは絵に描いた餅ではないかと、番組を見ていてそう思いました。


上述のように考えると結局のところ再就職に回帰する人が多くなるのかなぁ。そう思えてまいります。
収入、節約、投資の3点バランスは・・・
今までの半分以下に減ってしまったとしても、どこかに勤めて得られる毎月の給料、
世間体に響かないぐらいのほどほどの「軽い節約」
投資信託買ったぞ!と自分で納得できる程度の「軽い投資」
のことを番組では一般的には、と言っていたのかな?

私の暮らしとはずいぶん違うけど。
タグ:豊かな老後

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posted by 大庭夏男 at 11:20| Comment(2) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

節約ライフ5連発

1.自作
昨日、妻から「庭でキューリ栽培するからポールを買って来なさい」と指示を受け、ホームセンターで長さ1本216円の長さ1.8m園芸用ポール4本を買ったのですが、コレ買う代わりに山で細い竹4本もらって来れば良かった、と悔しかった。
ただ、昨日の場合はそうすると妻は「だれが竹で良いと言った!」などと怒るから、お約束どおり新品の園芸用ポールをお金出して買いましたが、機能さえあれば良いものは私は極力自分で作る方針です。

買うのではなくて、自作したら費用はものすごく安く済み、場合によってはタダでできますから節約効果は大きなものがあります。
最近では、こんなものを自作しました。
beatlebox18050901.jpg

これはカブト虫の幼虫を育てるための箱です。幼虫は6月になると蛹になり、その後に羽化して親虫になって地上に出てきますが、囲いが無いと飛んで行ってしまうから、このように上部網付の飼育箱を自作しました。

ただし普通はいかに自作だと言えど材料費がかかります。おそらく写真の箱を作るだけで3千円ほどかかるでしょう。それをほぼタダにする方法は、建設業者の廃棄物をタダでもらって来る方法が最高!です。写真のものはそれで作りましたし、この他に自宅のテーブルの天板も昨年末に厚板の出物があったので、それでほぼタダで自作し、買ったら2万円する天板をほぼタダで作りました。

買うのはネジや塗料だけで済みます。

この方法で自作するのにはコツがあります。
手に入った材料から出来るものを作るということです。普通は作りたいものを先に決め、それに合わせた大きさの板やら何やらを買いますが、それでは節約は小さくなります。この材料でどう作り上げるか???と創造力たくましくすることでほぼタダで出来るようになるでしょう。

2.職業上の利権
妻はデパ地下で開催される物産展の販売員の仕事をしています。売り上げの腕前はすさまじく、いくつもの業者が妻を指定して仕事の依頼をしてくるほどです。
だから午後3時を過ぎる頃に完売しそうな勢いなのですが、デパートは時間内に完売されたら困るわけです。だから追加注文して商品倍増しちゃうのですね。追加商品が届くのが5時近く、そこから閉店の8時まで売りまくったとしても、やっぱり売り残りが出るときがあります。

その売り残り「持って帰りなよ!」とタダで業者のお兄ちゃんから渡されることがたまに・・・というかしょっちゅうあります。

そういう商品は、だいたいお惣菜系です。なぜならお味噌とか乾物なんかは日持ちするから翌日また販売すりゃいいけど、お惣菜はその日でないと売れません。そういうものが妻が家に帰って来てからの私の胃袋を夕食のおかずとして満たすってわけです。

ひとによってはこういうの嫌がる旦那さんもいるとか。。同業者はそう言って、その人が他でもらった違う総菜ももらって来ることもしばしば。
翌日の昼飯までこれで行けてしまいます。

3.深夜・徹夜・移動
リタイアメントは自由時間がやたらとあります。
だから新幹線に乗る前に、あるいは高速道路を走ろうと思う前に、一度自問自答してみたらいいと思うのですが「そんなに急いで、何になる?」

もし急がなくて良いと結論されたら、新幹線や高速道路で行きたくなるような、そうですねぇ200キロを超える距離なら一般国道を深夜に走ると燃料代だけで目的地に到着することも可能です。しかも深夜は市街を抜けると渋滞皆無で信号も黄色点滅、滅多に止まらないから燃費がすこぶる良くて経済的。私の軽では白昼の市街地での平均燃費はリッター17キロ程度ですが、これが深夜の遠乗りでは27キロぐらいまで伸びています。

最初は不安でした。もう若くない身で一睡もせずに徹夜ドライブできるものかと。。
でも前日に昼まで寝るとか、昼寝を2時間ぐらいやっときゃ、難なく徹夜運転可能なことが判明しました。

ただなぜか早朝の、辺りがぼんやり明るくなる頃、眠気が襲ってきます。
そうしたらグーグルマップで最寄りの道の駅に直行して、後部シートを畳んで1時間寝たら、またおめめパッチリです。軽の後ろでも意外とまっすぐ寝れます。ちなみに私の軽はホンダのN-ONE。


4.おさがり
私は子どもの「おさがり」を重陽します。
そいつはパソコンのおさがり。

私の子はもう成人、しかもIT会社でもう何年も働いたエンジニアです。そういう私の子はなぜか突然自分のパソコンを「いらないから売る」なんて言い出すときが、そのときが出物です。そういうの私はいただいて、持って帰って来て、自分で使います。

「いらないから売る」という「いらない」の理由は、邪魔だからだそうです。
デスクトップPCは邪魔、使いにくい、いらない!売る、とこういう展開になっていまして、決して性能に不満があるわけではなく、事実そのデスクトップPCのプロセッサはIntel Core i5。今も使っていて、したがって私のパソコンの購入費用はゼロ。節約代は10万円規模です。

以前から私のPCは子どものおさがりが多くて、しかも上の子、下の子がそういうの出すので、私はそのたびにコレクションが増え、昨年はさすがに古いPCをジャンク品としてお店にタダで引き取ってもらいました。

5.ものぐさ
最後に、これは節約家の精神論のことではありますが、
私が思うに、節約には「ものぐさ」な性格が向いていると思うんです。

「ものぐさ」の私は、何をするにも『コレやらなくていい方法ないだろうか・・・』とまず考えます。
自作するにしても、綺麗に作る必要あるだろうか?仕上げしないで済ませられないだろうか?もっと手抜きできないだろうか?と寝る時間も布団の中でそう考えます。作るのには体を動かさなくてはなりませんが、考えるだけなら横になっても、飲みながらでも考えていることはできます。そうやっていちばんエネルギーを使わない方法を編み出すってわけです。

こういう「ものぐさ」体質は、何かにつけて節約的です。
ものぐさは出不精にもつながるから交通費の節約にもなるし、余計な衝動買いも根絶できるでしょう。

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posted by 大庭夏男 at 12:46| Comment(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


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