2016年12月02日

生体認証はつらいよ

マイナーな話題だと思うけど「今すぐおろしたいのに、銀行に預けたお金がおろせない」ときの焦りは、なかなかマジなものがあります。昨日、そういう経験をしたので、同じことが誰にでも起きるかと思い記事化することにしました。

敵は、銀行の生体認証システムという、安心な、でも時として厄介なものです。厄介な目に遭わないためには、おててをよく温めてからATMの認証機に載せるです!

生体認証にはいろいろ種類はあるけれど、銀行で普及しているのは手の静脈認証というヤツです。手のひらに光線をあてて検出される静脈のパターンを記録して、同一人物かどうかを認識するテクノロジーです。ふつうは静脈パターンは同じ人では変わらない、というのが大前提。だけど寒くなると変わっちゃうんです。

特に冷え性の人、たぶん私のような“老人”の人は、冬になると寒くなって手のひらの静脈が細くなって、予め銀行に記録したパターンに合わず「認識できませんでした。もう一度手のひらをのせてください」みたいなメッセージが出ます。

なので昨日の私は、ATMの前で何度もこのメッセージを連発させました。が何度やっても認識できず、ついに機械もさじを投げ「担当者に連絡してください」が出ました。

それで近くに居た案内係の人に「生体認証ダメって出るんですけど」と伝えてみました。「担当者に連絡してください」ってメッセージが出たので、私はきっと担当者が生体認証の、もっとスペシャルな設備か何かに案内してくれるのかと思ったら、別のATM に案内されて・・・でも結果は同じでした。その間担当者の人は「おててを合わせてこすり合わせて・・・」とか「脇に挟んでみて」とか私にアドバイスをくれました。がダメでした。

ついに担当者が動き出したので「これはきっと銀行の奥にある生体認証のスペシャルな機械に案内されるのだ」と期待しましたが、結局ふたつ横の同じタイプのATMに案内されただけでした。
「この機械でもう一度やってみて」と言われたので、言われるがまま手を擦り、口元でハァハァ手を温め、手に念力を込めて機械に載せたら・・・やっぱりダメでした。
「だめですねぇ・・・」と担当者も諦めた最後の一回、ようやく合格しました。やれやれ。

この間約15分。
年末のお金を下ろすのに、こんなに時間と手間がかかるとは。
銀行の人が言うには、寒くなって静脈が細くなって機械で検知できない場合があるんですよ。帰ってネットでググってみると、それらしいことがいくつも見つかりました。

冬がそういう認識できない問題が起きやすいらしいです。
その対策は・・・
1.認証前に手をこする
私が昨日やったことですが、なかなか合格できなかったことを考えると、即効性は低いようです。

2.カイロで手を温める
カイロを持っていないとダメですから、用意周到な性格の人以外にはできないでしょう。似たような対策に、銀行に行く前にキムチを食べるとかありましたが、これも用意周到な人向けです。

3.ポケットに手を突っ込んで銀行に行く
これはまだ試していないけど、いいんじゃない!と思わせる方法です。意識していないとポケットハンドすることを忘れて銀行に入ってしまってアウトになるけど、普段からポケットに手を突っ込んで歩く癖のある私のような人にはうってつけの方法です。

4.気合いを入れる
「エイ!ヤ!」と気合を入れると血管に血がいっぱい流れて静脈が太くなるから認証できるという説が見つかりました。でも実際にATMの前でやったら「あぶない老人」だと思われるでしょう。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 13:15| Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

「壊れたら、修理する」という節約選択肢

「壊れたら、買い替える」という選択肢について、先日「調子悪いミシンを買い替えたけど、試しに調子悪くなったミシンをリサイクルショップに売ったら8500円で売れた!」と記事を書きました。
でも買い替えたミシンは3万円ぐらい出したので、2万円以上の「持ち出し」になってしまっています。

今日、玄関のインターホンが壊れました。このところ私ん家では壊れモノが多いように感じます。
インターホンは買い替えたら8500円以上かかりそうです。それにどうせ買い替えならカメラ内蔵式がいいから、きっと2万円ぐらいかかりそうです。

使っていたインターホンは家を建ててからずっと使っている18年ぐらい使用の年季の入ったインターホンです。前述のように買い替えようと思いましたが・・・
念のため、それを取り付けた工事店に電話して「点検して修理してくれませんか」と頼んだところ、電話から1時間後に車でやって来て「中古で良ければ故障した室外の子機を無料で付け替えますよ」と言い、5分で交換し、故障を復活させて帰っていきました。

聞くと中古の室外子機は、近所で古いインターホンをカメラ内蔵式に交換したお宅があって、そこから引き取った、まだマシな古いインターホンがたまたま同形式だったから「とりあえずコレ付けて様子見たらどうでしょ」というノリで持ってきたものだったらしいです。

私はこのところ、ツイています。
不調のミシンが8500円で売れ、今日は故障インターホンがタダで直してもらえたので、一週間で2万円以上の節約ができました。

1年半前には故障したIHクッキングヒーターを修理したので、買い替えなら30万円したものが僅か2万円程度で直ってしまったことを当ブログの記事にしましたが「修理して使う」という手段は、業者に修理代を払っても大きな節約になりそうです。

一方「修理したってまた壊れるさ・・・」と、修理をためらう気分は私にもあるし、妻はもっとそのためらいが強烈ですが、前述のIHクッキングヒーターは修理後1年半の間、新品同様に使えてまったく故障や不具合はありませんでした。

新品のIHクッキングヒーターを30万円で買ったとして10年使って壊れたら1年間1万円の償却です。一方私が2万円で修理した古いIHクッキングヒーターが、仮に今日突然壊れたとしたら、1年半の使用につき1年間あたりの償却額は1万3千円なので今のところはまだ負けていますが、この先まだまだ使えそうだからあと半年後には勝でしょう。なので買い替えより修理に経済的合理性がある!と見ました。

さらに今日の故障インターホンでは修理費ゼロで直してもらっちゃった(工事業者は電気屋さんではなくて、CATVや防犯システムなど全般を扱うシステム会社だったから、インターホンはその一部だったのでタダだったのかもしれません)ので、まさにラッキーそのものでした。

お金持ちリタイアメントを除き、私のような一般サラリーマンあがりの普通リタイアメントでは、いかにお金の無駄なく暮らすか、ということがリタイアメント生活のポイントになります。そのためには「壊れたら、修理する」という古典的で伝統的な手段が案外役立つ可能性は高いです。

ちなみに調子悪くなったミシンが8500円で売れたことを妻に伝えたら、妻はたいそう喜び、ついでに本音を喋りました。
調子悪くなったミシンは最初から使い勝手が気に食わなかった、と吐露しました。
だから下糸の調子が具合悪くなったのを「これ幸い」と、買い替えのため、私に圧力をかけたようだったのです。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年10月31日

軽自動車を持つことはほんとうに安上がりなのか?計算してみました

リタイア世代が今まで慣れ親しんでいた「車のある生活」を捨てることは、意外に簡単で、しかも車が無いぶんタクシーを使う方が安上がりだった!という記事を読み・・・
↓↓↓
リタイア世代にとって車は金喰い虫そのもの(ニフティーニュース)へのリンク

それでは「軽自動車でも金食い虫になってしまうのか?」計算してみました。

メディアの記事やニュースを読むと、なぜか「ふーん!そうだったのかぁ・・・」と妙に即納得してしまい、書いてある通りの行動をとりたくなってしまうと思いますが、時によりウソや誇大や場合による違いなどが混じっていますから、計算して分かることは自分で計算してみた方がいいです。

なので「軽自動車」について、という前提で計算してみました。
今の車が古くなったので、新車の乗用車タイプ軽自動車に乗り換えて10年乗り続ける場合を考えると・・・
車の新車価格を150万円(税諸費用込)として、
車検は10年間に4回で、一回あたり13万円かかる(正規ディーラーフル車検価格)とすると4回合計で52万円。
自動車税は軽自動車だけが増税で毎年10800円になったので10年間合計で10万8千円。
ガソリン代は月に400キロ走ったとすると、だいたい一か月6千円程度かかるので10年間では72万円。
自動車保険は60歳、優良運転者、車両保険なし、運転者限定など駆使して節約しても1年で3万円程度はかかるから10年では30万円。
バッテリーは4年程度で交換に迫られるから10年間では2回更新が必要になるので安めのヤツを選んだとしても3万円。
タイヤ交換は少なくとも1回は必要。安いのもあるけどそういう安物は燃費が悪いです。さらに冬用タイヤも必需だから8万円かかるでしょう。
他にも駐車場代や高速利用料金、修理代など必要かもしれませんが、それはとりあえず考えないで、以上を全部合計したら・・・
10年間では325万8千円!!

駐車場代や高速利用料金、修理代など必要かもしれない費用を加えたら、もっと高くついてしまい400万円ぐらい必要になってしまうでしょう。
軽自動車ですら!です。

上記リンク先にある記事を参考にすると、
老後に軽自動車ではないふつうクラスの車を所有すると1000万円ぐらいかかるのではないか、と書いてありますから、軽自動車で10年間325万8千円という数字は安いことは確かみたいです。

ところが、上記リンク先に登場する川辺氏(仮名)の証言?によると、車生活を捨ててタクシー利用中心の生活にしても年に30万円かからないのであれば、10年間で300万円かからない。つまり上記計算結果よりちょい安いことになります。

ただ年に30万円のタクシー利用中心の暮らしってどんな?と想像してみると、実はあまりタクシーに乗らないのではないでしょうか?

だって年に30万円であれば月に2万5千円しか使えません。
私のところでは、タクシーで行きたいかもしれない病院やJRの駅や繁華街まで行くことを考えると、それらは自宅から10キロ以上離れているから片道3500円ぐらいかかります。
そうすると往復にタクシーを使えば月に3回か4回ぐらいしか使えません。週に1回もタクシーで外出できず、きっとバスと電車をいつも使って、たまーにタクシーに乗るような暮らしなのでないかと想像できます。

そうであれば車を持つ便利さを考えると、軽自動車を選択することは悪くないんじゃないのかなぁ。私はそう考えます。

ふつうの大きさの「立派な車」を持っていると高くつきますが、軽自動車では公共交通機関利用でたまにタクシー利用のライフスタイルとほぼ同等コストでやれる、と分かりました。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 12:43| Comment(6) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


大庭夏男の著作


アーリーリタイヤを果たすためには、会社員時代に極力稼げる働き方をすることが大事です。力を発揮できる部署、給料の上がる職種、スキルが磨ける新しい職場、そのような新天地に単身赴任してでも異動することは利点があります。しかし単身赴任にはデメリットもつきもの。筆者が9年間経験した単身赴任のノウハウをまとめました。

<PHP研究所が内容紹介するページへのリンク>

紙の本につきましては品切れのため、電子書籍のみ購入いただけます。

大庭夏男のeBook


リタイヤメントのための知的生活

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


セミリタイヤになるために

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順

by 大庭夏男 【無料図書】
forkN