2016年11月21日

「壊れたら、修理する」という節約選択肢

「壊れたら、買い替える」という選択肢について、先日「調子悪いミシンを買い替えたけど、試しに調子悪くなったミシンをリサイクルショップに売ったら8500円で売れた!」と記事を書きました。
でも買い替えたミシンは3万円ぐらい出したので、2万円以上の「持ち出し」になってしまっています。

今日、玄関のインターホンが壊れました。このところ私ん家では壊れモノが多いように感じます。
インターホンは買い替えたら8500円以上かかりそうです。それにどうせ買い替えならカメラ内蔵式がいいから、きっと2万円ぐらいかかりそうです。

使っていたインターホンは家を建ててからずっと使っている18年ぐらい使用の年季の入ったインターホンです。前述のように買い替えようと思いましたが・・・
念のため、それを取り付けた工事店に電話して「点検して修理してくれませんか」と頼んだところ、電話から1時間後に車でやって来て「中古で良ければ故障した室外の子機を無料で付け替えますよ」と言い、5分で交換し、故障を復活させて帰っていきました。

聞くと中古の室外子機は、近所で古いインターホンをカメラ内蔵式に交換したお宅があって、そこから引き取った、まだマシな古いインターホンがたまたま同形式だったから「とりあえずコレ付けて様子見たらどうでしょ」というノリで持ってきたものだったらしいです。

私はこのところ、ツイています。
不調のミシンが8500円で売れ、今日は故障インターホンがタダで直してもらえたので、一週間で2万円以上の節約ができました。

1年半前には故障したIHクッキングヒーターを修理したので、買い替えなら30万円したものが僅か2万円程度で直ってしまったことを当ブログの記事にしましたが「修理して使う」という手段は、業者に修理代を払っても大きな節約になりそうです。

一方「修理したってまた壊れるさ・・・」と、修理をためらう気分は私にもあるし、妻はもっとそのためらいが強烈ですが、前述のIHクッキングヒーターは修理後1年半の間、新品同様に使えてまったく故障や不具合はありませんでした。

新品のIHクッキングヒーターを30万円で買ったとして10年使って壊れたら1年間1万円の償却です。一方私が2万円で修理した古いIHクッキングヒーターが、仮に今日突然壊れたとしたら、1年半の使用につき1年間あたりの償却額は1万3千円なので今のところはまだ負けていますが、この先まだまだ使えそうだからあと半年後には勝でしょう。なので買い替えより修理に経済的合理性がある!と見ました。

さらに今日の故障インターホンでは修理費ゼロで直してもらっちゃった(工事業者は電気屋さんではなくて、CATVや防犯システムなど全般を扱うシステム会社だったから、インターホンはその一部だったのでタダだったのかもしれません)ので、まさにラッキーそのものでした。

お金持ちリタイアメントを除き、私のような一般サラリーマンあがりの普通リタイアメントでは、いかにお金の無駄なく暮らすか、ということがリタイアメント生活のポイントになります。そのためには「壊れたら、修理する」という古典的で伝統的な手段が案外役立つ可能性は高いです。

ちなみに調子悪くなったミシンが8500円で売れたことを妻に伝えたら、妻はたいそう喜び、ついでに本音を喋りました。
調子悪くなったミシンは最初から使い勝手が気に食わなかった、と吐露しました。
だから下糸の調子が具合悪くなったのを「これ幸い」と、買い替えのため、私に圧力をかけたようだったのです。

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posted by 大庭夏男 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年10月31日

軽自動車を持つことはほんとうに安上がりなのか?計算してみました

リタイア世代が今まで慣れ親しんでいた「車のある生活」を捨てることは、意外に簡単で、しかも車が無いぶんタクシーを使う方が安上がりだった!という記事を読み・・・
↓↓↓
リタイア世代にとって車は金喰い虫そのもの(ニフティーニュース)へのリンク

それでは「軽自動車でも金食い虫になってしまうのか?」計算してみました。

メディアの記事やニュースを読むと、なぜか「ふーん!そうだったのかぁ・・・」と妙に即納得してしまい、書いてある通りの行動をとりたくなってしまうと思いますが、時によりウソや誇大や場合による違いなどが混じっていますから、計算して分かることは自分で計算してみた方がいいです。

なので「軽自動車」について、という前提で計算してみました。
今の車が古くなったので、新車の乗用車タイプ軽自動車に乗り換えて10年乗り続ける場合を考えると・・・
車の新車価格を150万円(税諸費用込)として、
車検は10年間に4回で、一回あたり13万円かかる(正規ディーラーフル車検価格)とすると4回合計で52万円。
自動車税は軽自動車だけが増税で毎年10800円になったので10年間合計で10万8千円。
ガソリン代は月に400キロ走ったとすると、だいたい一か月6千円程度かかるので10年間では72万円。
自動車保険は60歳、優良運転者、車両保険なし、運転者限定など駆使して節約しても1年で3万円程度はかかるから10年では30万円。
バッテリーは4年程度で交換に迫られるから10年間では2回更新が必要になるので安めのヤツを選んだとしても3万円。
タイヤ交換は少なくとも1回は必要。安いのもあるけどそういう安物は燃費が悪いです。さらに冬用タイヤも必需だから8万円かかるでしょう。
他にも駐車場代や高速利用料金、修理代など必要かもしれませんが、それはとりあえず考えないで、以上を全部合計したら・・・
10年間では325万8千円!!

駐車場代や高速利用料金、修理代など必要かもしれない費用を加えたら、もっと高くついてしまい400万円ぐらい必要になってしまうでしょう。
軽自動車ですら!です。

上記リンク先にある記事を参考にすると、
老後に軽自動車ではないふつうクラスの車を所有すると1000万円ぐらいかかるのではないか、と書いてありますから、軽自動車で10年間325万8千円という数字は安いことは確かみたいです。

ところが、上記リンク先に登場する川辺氏(仮名)の証言?によると、車生活を捨ててタクシー利用中心の生活にしても年に30万円かからないのであれば、10年間で300万円かからない。つまり上記計算結果よりちょい安いことになります。

ただ年に30万円のタクシー利用中心の暮らしってどんな?と想像してみると、実はあまりタクシーに乗らないのではないでしょうか?

だって年に30万円であれば月に2万5千円しか使えません。
私のところでは、タクシーで行きたいかもしれない病院やJRの駅や繁華街まで行くことを考えると、それらは自宅から10キロ以上離れているから片道3500円ぐらいかかります。
そうすると往復にタクシーを使えば月に3回か4回ぐらいしか使えません。週に1回もタクシーで外出できず、きっとバスと電車をいつも使って、たまーにタクシーに乗るような暮らしなのでないかと想像できます。

そうであれば車を持つ便利さを考えると、軽自動車を選択することは悪くないんじゃないのかなぁ。私はそう考えます。

ふつうの大きさの「立派な車」を持っていると高くつきますが、軽自動車では公共交通機関利用でたまにタクシー利用のライフスタイルとほぼ同等コストでやれる、と分かりました。

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posted by 大庭夏男 at 12:43| Comment(6) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

カンタンに老後破産はしない、は本当だけど「ラテマネー」に注意しろ!

二人のコラムニストがほぼ同時に似たような記事を投稿しているのを発見しました。
ひとつは東洋経済オンラインの記事
↓↓↓
「サラリーマンは、そんな簡単に老後破産しない」へのリンク
もうひとつはビジネスジャーナルの記事
↓↓↓
「老後貧困は、誤解だらけ」へのリンク

どちらも共通して、65歳から平均寿命の80歳過ぎまで夫婦で暮らすには6千万円程度あれば“平均的に”足りるし、“平均的な年金受取額”もやはり6千万円程度だから、基本的に年金だけで暮らせる。というような論調に見えます。

これは多分、平均的にはほんとうなのではないでしょうか?
私は52歳から今の58際まで脱サラセミリタイア生活を続けて、それを実感しました。
この調子で生活を続ける限り公的年金だけで普段の生活に困ることは無いでしょう。私どもの予定年金額は夫婦で年間250万円です。きっと年金カット法やインフレなどで死ぬまでには実質20%減ってしまい年間200万円にダウンすると想像していますが、それでも大丈夫です。

老後のお金に不安を抱く原因は、退職後の生活にいくらかかるか分からないから。だから不安に駆られるのではないかと思います。
でもよく考えてみれば、今後に何が自分に起こりそうかはだいたい予想がついて、それぞれの「起こりそうなこと」にいくらかかりそうかも想像がつきます。普段の生活費は退職してから大きく変わるものではないし、それが1年いくらかかっているかは家計簿を集計したら分かることです。ですからこれから死ぬまでの年表を紙かエクセルシートに作って、毎年いくらかかるか書き込み、それを集計したら、きっと上記の6千万円だとかの数字に近いのではないでしょうか??

実際少し違っていても「ああ!このぐらいしか必要ないんだ」ということが理解できるので、漠然とした「お金が足りないんじゃないか」不安症候群は緩和されます。

そうは言っても今までサラリーマン時代には年収ウン百万円あった世界から、年金250万円の世界に変化するので多少節約しなければならないことはあるでしょう。

ところが、年金のように収入が少ないと、自動的に税金や健康保険料が節約できてしまいます。夫婦で250万円程度だったら夫婦それぞれの公的年金控除と基礎控除やら他の控除の合計額に年金受取額が収まってしまい、きっと所得税も住民税も出ないかもしれません。そうなると国民健康保険料は激安です。さらに大病した場合にかかる高額な医療費は、高額療養費制度を申請して使えば低額で済ませることも可能です。

なので、年金250万円生活といっても、サラリーマン時代であれば年収500万円程度稼いでいたときと同じぐらいの生活水準が可能で、歳とった分「おとなしい暮らし」になるからお金も自然に使わなくなることも期待できるかもしれません。

つまり「ムダ使い」しない程度のゆるい節約生活をしていれば老後破産は“平均的には”そう簡単に起きないでしょう、と実感します。

ただ「ラテマネー」には要注意です!!

ラテマネーとは、ついカフェに入ってしまい、ついカフェラテを注文してしまうような、そのときのムードに押されて必要でないモノを衝動買いしてしまうことです。しかもカフェラテのように大した金額でないモノを買ってしまうことが積み重なって、これが1年続くとかなりの大金が財布の中から出て行ってしまったことになる怖いものです。

ではラテマネー流出をさせないためにはどうしたらいいでしょうか?

1.普段の日(ケの日)と特別な非(ハレの日)に分けて、ケの日にはラテマネーを流さないように「心掛ける」のがいいと思います。
ハレの日は旅行中やみんなで飲み歩きするような特別な日で、そういう特別な日は月に何度もあるわけではありません。もし月に何度もあるようなら「月に2回まで」とか決めるといいと思います。その程度のハレの日ならラテマネーが流れても痛くないし、むしろハレの日はラテマネーは生活に彩を添えるために必要です。

でもケの日のラテマネー流出は止めた方がいいです。ケの日は月に30日ほどもありますから、そこにラテマネー1日1000円が垂れ流しになると月に3万円、年に36万円も無くなります。

2.自分にとって何がラテマネーなのか、考えましょう。
ラテマネーは喫茶店のカフェラテだけではありません。ついふらふらっと立ち寄るとことで、買うつもりではない買い物をすることですから、コンビニでスイーツ買うのも該当するかもしれませんし、私の場合はホームセンターで「こりゃ便利そうだ」とつぶやきながら工具を買うのがラテマネーになってしまいます。他にはレジ横に並んでいるサプリを薬局で買うとか、ランチ食べるついでにビール飲むとか、駅の売店でフリスク買うとかもそうです。新幹線乗る前に週刊誌買うのもです。

3.でもやっぱり買いたい場合はどうするの?
買わないでガマンしましょう。
でも全部ガマンするのも酷ですから「月にいくらまで」と決めておくことが実際的だと思いますし、サラリーマン経験者であれば毎月の「おこずかい」をもらって会社に出掛けて行っていた習性が退職後も身に着いていますから、引き続きラテマネー予算がおこづかいなのだ、と思えばうまくいくと思います。


このようにラテマネーを無くすか、それ用の予算をつけてやることによって、退職後の暮らしは「そんなにお金がかからない」で済むようになり、そのような暮らしを習慣づけることによって、上述したリンク先記事に書いてあるような“平均的な年金内”で暮らせるようなライフスタイルは実際にできると、私は実感しています。

もしそうでないとしたら、他にネット上や週刊誌にたくさんある「老後破産」記事のようになってしまうのではないでしょうか?
上述リンク先記事の“平均的”な老後生活像は、きっとラテマネーを節約した人ができることだと思います。

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posted by 大庭夏男 at 12:18| Comment(5) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


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