2016年06月15日

株やってるリタイアメントが陥る「日経平均連動型体調不良」

資産は預貯金だけではいけないそうである!
ネットではそんなことをよく目に放り込んでくれます。
しかし実際のところそれが正しいなんて分からないし、タンス預金が一番安全かも知れないし、おいしい話の中にはやっぱり「本当においしい話」も隠れていることも事実なようです。

なので「おいしい話」にはほんの僅か、元本保証の預貯金にはガバッと、というように私も世間の多くの方々と同様に、資産をいくつかに分けて預貯金から株までに分散する「ポートフォリオ」という考え方で分散してお金の運用をしている生活が5年を超えました。

これらの「分散」の中で、ここ2年ぐらい割合の増えたものは投資信託と株です。
株はまさにひと財産失うかもしれない危険性があるから自分の「お小遣い」の範囲内でしかやっていませんが、投資信託は家計用のお金の内でも、使途が具体的になっていない「余裕資金」でまわしています。しかもこのところの金利低下のため、お金を増やすために、まあまあ安心そうで手数料もあまり高くない投資信託の比率を上げていました。

加えて、昨年の夏ぐらいから株も投資信託も上値が重くなってしまったので、比率的には少しですがハイリスクハイリターンな投資信託も少し買ってみることにしました。こういうハイリスクハイリターンな投資信託には株とかリートなどの「危ないやつら」がたっぷり入っています。

家計用のお金はこれでもまだまだ預貯金が大半ですが、自分のお小遣いはもっともっと積極的に攻め込むように変化しましたので、株価が下がっている現時点では含み損いっぱいです。

家計用のお金はこれ以上のヤバイ投資はしないつもりですが、自分のお小遣いはもっとやるつもりです。今はダメでもそのうち上がって「\(^o^)/」する日も来ることを期待しているし、人間の「雄」のひとりである大庭夏男は、やっぱり「お金」という獲物を追いかけることが本能的満足感に浸れる、本能丸出しだけど法に触れない数少ない「リタイア後にできること」だと思っています。

ただ、こういう「投資の毎日」を何年も続けると株や投資信託の価格上下と自分体調が連動してくるようになります。全員がそうなるかどうか知りませんが、少なくとも大庭夏男の場合はそうです。なので先週あたりから体調も気分も実に冴えません。

体調が悪いと新しいアイデアが出なくなるからブログ記事が書けないし、せっかく書き始めた記事でも「こんなの誰も読まないだろう」なんて悲観的気分になって、途中でファイル閉じてゴミ箱に放り込んだり。今日も「来週23日でイギリスはEU離脱だろうな。ならまたきつい下げだ・・・」と観念して投資信託を2つ解約しに銀行に行ってきました。

銀行の人は「大庭さん、今これ解約すると少しマイナス出ますけど・・・」って言ったけど解約書類にハンコ押しました。

もし来週の23日にイギリスがEU残留だったら株価はドカーンと上がるだろう??から、そうなったらきっと私の体調は絶好調に急転し、明るい気分でブログ記事もバンバン書けてしまうことでしょう。

こういうのが「日経平均連動型体調変化」です。

株や投資信託をやらない人にはこういう体調変化は無いですが、リタイアメント生活では別な形の連動型体調変化がきっと自覚できるようになるでしょう。

私が持つその他の連動型体調変化は・・・
「妻の機嫌連動型」
これは下げ時の気分悪化が著しいですが、朝起きると「何だっけ・・・」と忘れる自然治癒の効果もあります。

「子どもの行動連動型」
いつになっても私の子ども達は、突如として「お父さん、今度会社辞めてオーストラリア行くから」などと言い出します。子どもはそういうものだし、私の場合も似たようなことだったからいいのですが、慣れるまで体調は一時低下します。

将来は「年金支給日連動型」っていうのもあるのでしょうか?
今日は偶数月の15日で年金支給日なのだそうです。そういえば私が上述の投資信託を解約しに行ったらATMの前に、ひと目でそうだと分かる方々の長~い列ができていました。みんな振り込まれた年金を引き出しに来たのでしょうか。

デパ地下で販売員ビジネスをしている妻の話によると、年金支給日には万札が飛び交うのだそうです。「今日は年金が受け取れる!!」っていう日になると、きっと朝から絶好調、気分も明るく爽やかになって、ほいほい買い物してしまう。そんなことになるのでしょうか?

私はそういう年金受け取るのは先々のことなので実感を予測できませんが、あり得る連動型体調変化になりそうです。

しかしながらそういう連動型体調変化の上げ相場のときはいいのですが、「下げ」のときには困ります。だから適当な時期に、やめようと思ったらやめられる「日経平均連動型」だけはやめる。つまり株や投資信託からは手を引くことを考えた方がいいかもしれません。と今は思います。

来週にもしイギリスがEU残留となったら、そんな考えは吹っ飛んでしまうとも思いますが。。

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posted by 大庭夏男 at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

「子どもの学費がこんなにかかるとは・・・」記事は、まあまあ現実的か?

子どもの教育には多額のお金がかかるのでしょうか?
教育は義務教育から高卒、大卒、院卒、しかも医学部、はたまたアメリカ留学まで幅広いですからすべてのケースを一括して「いくら必要」と言えません。ネット上にはさまざまな教育費用記事があり、かなり「え!こんなにかかるの!」と思う金額が書いてありますが“斜に構えて”それらを読むのであれば「老後はこんなにお金がかかる」系の記事に比べてより現実的な参考にすることができるように思えます。

一方「将来はアーリーリタイア」を画策する方々にとって、自分の子がどんな道に進学するかによって、リタイア後生活費の確保に直接大きな影響を与えます。しかも引退後のライフスタイルや持家をどうするか、などは自分の意向を多く組み入れて生活設計できるのに対して、子どもの進学は子の意志や期待の締める割合が大きいです。なので進学費用のコントロールは、その費用を出資する親でも困難ですから、できるだけ若い時期に「けっこうかかる“場合もある”んだ」と気づき、早くから積立するなど対策をしておいた方が“早く会社を辞められる”と思います。
参考にできそうなサイトの例は、
↓↓↓
リンク先:「不動産投資新聞」の特集コラム

上記リンク先記事によると、幼稚園から大学まで進学させる費用は、子どもひとり当たり1400万円から2000万円かかるそうです。
しかもここには習い事や娯楽のためにかけるお金が入っていないので、それを含めると2000万円から2500万円近くになるような記述もあります。子ども二人の家族なら単純に5千万円手当しておかなければならないかも!?、ということになりそうです。

しかも大学院とか医学部とかアメリカ留学など、さらなる高コストの選択肢も決して珍しくないですから、それを思うと「アーリーリタイアなど計画できっこない」と結論してしまいそうです。

私が52歳でアーリーリタイアできた理由は、まさに「上述のようにまで高い教育費用に“偶然”ならなかったから」と言い切るとができます。もし二人の私の子どもに合計5千万円かかったとしたならば、私は少なくとも55歳を過ぎるまではリタイアできなかったでしょう。

しかし私は最初から子ども達に進学を制限していたわけではありません。

35歳に「将来は早く会社を辞める」と決意してから、二人の子どもがどのような進学になりそうか、「私立大学院まで行くケース」「公立大学までのケース」「高卒のケース」といくつかの場合分けをして、それぞれについて貯蓄の溜まり具合を推計する表(家計キャッシュフローのシミュレーション)をエクセルシートで作り、子どもの意向を聞くたびにそれらを修正したり削除したり、新しい表を起こしてお金の溜まり具合を確かめ続けていました。

そして上の子が就職し、下の子は公立大学在学中のとき、もう大丈夫だと結論してアーリーリタイアを決意しました。その年齢がたまたま52歳でした。リタイアする時期を決めた要因はこれ以外にもあり、私がたまたまリストラ退職できたので割増退職金が大きかったとか、個人年金の保険料支払いが50歳で終了したとかがありますが、もし子どもが大学を卒業後も、たとえばアメリカ留学したいなどお金がかかる要求を聞いていたら、あと1000万円稼がなきゃならないだろうから、数年はどこかに勤めて月収を得ることを考えたでしょう。

私の子どもの場合・・・
上の子は4年制のIT専門学校に進学して就職しました。その専門学校の学費は私立理科系大学と同程度の年間150万円かかりましたし、IT参考書などを買う費用や卒業海外旅行などへの出費があり専門学校時代だけで合計700万円ほどかかりました。高校までは公立で、しかも進学する気が無かったから塾にも通わずで、あまり学費はかかりませんでしたから、幼稚園から専門学校までを通じて約1000万円といったところでした。

下の子はお金のかかる私立大学ではなかったので、大学の学費は年間50万円程度でした。ただ一浪して芸術系学部に入学したので、入学するまでの芸術系予備校や入学してからの資材購入にお金がかかり、予備校1年間と大学4年間の合計で600万円程度かかりました。この子の場合は幼稚園から高校までは地元の公立だったし、一般の学習塾も高3のときまで行きませんでしたからその部分はお金がかかりませんでした。しかし中学の頃からピアノ演奏や絵画など芸術系の習い事に通っていたため、その費用は高校卒業までで約150万円ほどかかりました。その他を入れて全部でやっぱり1000万円といったところでしょう。

なので私の子どもの場合は、二人合わせて“結局”2000万円ということになります。この数字は上述のリンク先記事では低い方の数字より、やっぱり更に低いです。
低いというものの、二人が専門学校生と予備校生のときの1年間は高額な学費が降りかかりました。そのとき私の年収は1000万円ありましたが、当時私が単身赴任中でもあり、これでは他の生活費と合わせて出費が1000万円を超えてしまった辛い記憶があります。

この2000万円という額は、結果として分かったのであって、決して最初から「教育費は2000万円と考えていたわけではありませし、前述のようにそんなことを先に決めてしまうわけにはいきません。

なので「アーリーリタアイする年齢は、子どもがどう進学したかを確かめるまで決められない」と考えなければならないでしょう。

それでも事前にアーリーリタイアの計画を立てなければ思うようなリタイアメント生活はできませんから、いくつもの場合を想定してお金のシミュレーションを複数並行して進めておくことが適当な進め方だと思います。

子どもが成長して進学コースが決まり、それによって学費も見えてきたら不要なシミュレーションシートは削除し、残ったシートの金額を修正して・・・こうして最後に残ったシミュレーションシートで「もう大丈夫!」と自信が持てた後に、辞表を準備したりリストラに応じたりできると思います。エクセルシートを使えば、同じ表のコピーや修正や削除は簡単ですから、場合に分けた複数のシートは簡単に管理できます。

ただこのアーリーリタイアの進め方の問題点は・・・
私の場合は、妻が上述お金のシミュレーションをまったく信じてくれない、ということでした。正確に言うなら、私が会社を辞めるときには妻も私が長年作り込んだシミュレーション表を信じて「いいよ」と言いましたが、その後3年経って「あたしはアレを信じてないからね!」などと言いだしました。

なぜそう心変わりしたのか分かりませんが、おそらく「早く会社を辞めたのはあなたの責任で私は知らないからね!」と言いたいのでしょう。

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posted by 大庭夏男 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

銀行の「しつこい営業」に、また乗ったはなし

先日、メインバンクにしている銀行からファンドの勧誘話があり、ハイブリッド証券ファンド(為替ヘッジあり)というものを昨日購入手続きしました。
ただし私はこのファンドがお得だとは考えていません。なのでそれ相応の口数しか買いませんでした。私にはよく分からない「単位型」ファンドで、しかも昨年末に似たようなファンドを進められて一度断っていましたが、今回は“それ相応の口数”購入してみることにしました。

今回このように「買う!」と決めた背景には、私が約10年前に経験した、しつこい営業マンの思い出があるからです。当ブログで一回ぐらいその事を書いたことの再来ですがもう一度の紹介になります。

「うまい話には乗るのは危険」という話がありますが、危険だけど、だから儲かるときには儲かる!という場合があります。10年前に、ある貴金属取引会社のセールスマンに私は目をつけられて「大庭さん、これから金の価格は上がりますから、今のうちに買うのが得ですよ」と何度も何度もしつこくつきまとわれて嫌気がさした私は、携帯電話の番号を変えて連絡できないようにしてしまいました。だから金は買っていません。果たしてその後の金の価格は上昇に上昇を続けて現在では当時の3倍ぐらいになってしまっています。したがって私は「うまい話」に乗らなかったために儲けの機会を逸したのでした。これが私の頭に深く残っていることです。

だから今回の銀行に言う「うまい話」は、ハイブリッドファンドや単位型ファンドという私の知らない分野を知ることを目的に、多少損してもいいや!と考えて買いを入れることにしました。

分からないファンドのことを知ってどうするのか?
知ったことをブログに書いて記事にすることができるから、たとえ少々基準価格が下がっても「ブログ記事のネタ」という別の価値が儲かるので、総合的に買いはOKだろうと考えました。

まず、このハイブリッド証券ファンド(為替ヘッジあり)について昨日知ったことは・・・
1.ハイブリッドっていうのは、一般の社債より、もしその社債発行体の企業が破綻した場合に、一般の社債より弁済が後回しになる多少ヤい、いくつかの種類の債券を混ぜ合わせてファンドに組んだものだそうです。劣後債とか永久債などのような優先証券が入っています。

こういうモノが一般の社債よりヤバいことは「優先証券とは」とググってみれば検索結果にいっぱいヤバさが見られます。ただし組み入れ企業が健全に推移するなら一般の社債より利回りが高いですから、その分儲かります。株式は企業が破綻したら紙屑(今は紙ではないけど)になるから株と優先債券は似たような性格があります。だからハイリスクな株式組み入れファンドをやるぐらいの気合いで買うことにしました。

2.このファンドは単位型です。単位型ファンドは売り出し期間を過ぎたらもう買うことができないファンドのことです。そしてファンドの償還日が決まっていて、上記ファンドは4年後という比較的短い期間で償還日が来ます。

このファンドの設定&運用証券会社では「ハイブリッド証券(いろんな企業の劣後債とか永久債など)はそれぞれの償還日が近づくと償還価格に収束して安定する傾向がある」などとパンフレットで説明しています。なーんとなく「償還日まで持っていると買った値段近辺になる期待ができますから、あまり大きく儲からないかもだけど、あんまり損も出にくいですよ」と言いたいような、よく分からないことが書いてあります。

私はそんな傾向は期待できないだろう、と思います。

3.なので、1年後か2年後に今回購入したファンドの半分程度を、あわよくば値上がったところで売ってしまおうと思います。

しかしパンフレットにも銀行の説明でも「単位型ファンドは原則償還まで売らないで持ち続けるものですよ」としています。追加型は発売期間後に追加購入者がいないファンドなので、滅多やたらに売ってもらうと資金が減るから運用する証券会社はそれが嫌なわけです。

でも実際には単位型ファンドは償還日前に売れます。

追加で買えないファンドなのになぜ基準価格の上がり下がりがあるのか分かりませんが、事実それはネットで調べることができ、償還日までの値上がりした時を見計らってお金に換えて儲けることができます。ただ「売って欲しくないファンド」なので換金手数料が基準価格の0.5%要りますと書いてありました。それを上回り、購入時手数料の約1%を回収できて利益が出れば売ってしまって損はないのです。そういう事も分かりました。

ただ、私の場合は、このファンドの「調子」を追跡して結果をブログのネタにする(当ブログでなく投資モヤモヤ生活日記というヤツのネタにします)ため、全部売ってしまったら、もうネタが出なくなるので半分だけは償還日まで残そうと思います。

4.為替ヘッジにはコストがかかることも分かりました。ファンドには海外建て資産を含む商品の説明に(為替ヘッジあり)と書いているヤツがあります。私はそれを見て「円高に進むのが心配なら、こりゃ安心だなぁ」と眺めていましたが、コイツの正体は為替の先物取引を使ってやる、と昨日の銀行の説明で分かりました。具体的やり方までは私には理解できませんでしたが、要点は「為替ヘッジのために先物取引するから、そのためにはお金がかかる」ということです。このお金はファンドの運用費になってしまうから、その分はお客に還元できない損金になってしまいます。だから「為替ヘッジだからいいわ!」と諸手を上げて喜べません。ただ今の私の気持ちは「今後行き過ぎた円高が心配!」ですから、ヘッジ付で納得することにしました。

私のファンドに対する印象は・・・
ぼろ儲け期待するファンド以外は、ファンドを買っただけではとてもつまらない!です。

ぼろ儲け期待の危険いっぱいのファンドは、下がったときには心臓や気分に悪くて、これは株と似ていますが、上がったときの気分爽快管たら、そりゃ人生薔薇色に見えてきます。人間は(多分男は)狩猟民族時代の獲物を追うことに喜びを感じるDNAができてしまっているので?こういう薔薇色感は本能のなせる技なのでしょう。

ではそれより儲けの少ないファンド、これは狩猟民族時代では、どこにでも居るネズミを捕まえるつまらない狩猟みたいで、それだけじゃあまりワクワクしません。私はブログネタに使うつもりでこのファンドを買いましたが、ファンドはお金儲けだけではなくて、もっと別の、ファンド購入者だけの特典を付けてくれないか!?そうすりゃ仮に少しぐらい損が出ても損した気分にならないのに!と思います。

たとえば、ファンドに組み入れた企業の工場見学チケットを、ファンド購入者限定で受け取れるとか。。

私は旅行が好きで、物見胡散の観光旅行もいいけど、普段は部外者が入れない会社におじゃまして工場見学したり話を聞くのはとてもとても楽しくてワクワクします。
「そんなファンドを作ってよ!」と銀行の人に昨日言ってみましたが・・・
「ははぁ・・・なるほどね・・・おもしろいですね・・・」と、
銀行の方は私のことをきっと「ヘンなヤツ」と思ったのでしょう。

私が今回、銀行の「しつこい営業」に乗ってみたのは、その銀行とは長いつきあいで、有名な銀行で、ここは信用できると考えているからです。どこの何だか分からないところから、まったく同じ誘いがあった場合はいつも門前払いします。

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posted by 大庭夏男 at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


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