2016年08月09日

60歳目前、医療費がじわっと増え始め

予想していたことですが、最近になって家計の内の医療費がじわじわと増え始めました。

医療費が増加した理由は妻が「新たな病気」にかかったからです。
以前から持病をひとつ持っている妻ですが、それに加えてもう一個持病が増えました。
その新たな病名は「類天疱瘡」。

妻は6月のある日を境に、体に発疹が出来始め、顔を除く体全体が発疹だらけになり、痒くて痒くてしょうがない惨状になりました。最初は「かぶれ」や「薬疹」などが疑われましたが、約1か月かかって病院の皮膚科の先生が下した病名が「類天疱瘡(るいてんぽうそう)」。

自己免疫疾患のひとつで、自分の体内にある「防衛部隊」が暴走して皮膚の細胞を攻撃するという厄介なヤツだそうです。難病ですが残念ながらコイツの場合は医療費の公的補助がありません。死ぬまでこの病気に付き合わなければならないらしいです。

治療は医者が血液検査で状況を眺めながら処方した必要にして適切な量だけステロイド剤を飲み続けるという単純?なものですが、通院費と薬代はこの先ずーっとかかります。たぶん月に2千円といったところでしょうか。ステロイド剤で自己免疫がおとなしくなっていれば発疹は治まり、痒みも退散するけど、医者から言われているステロイドの影の禍は「免疫抑制されてしまうから風邪などひきやすくなります」です。

なので上述の風邪や、冬になると年中行事のインフルエンザや、歳とるとかかり易い肺炎などの発症リスクが高くなって、それにも医療費がかかるかもしれません。

そういう厄介な「類天疱瘡」は年齢が60歳に近づく頃から、この病気にかかる人、特に女性に患者が増えるのだそうです。なので、自動車保険のコマーシャルで言っているような「50歳代は事故率が低いから保険料も低い」みたいに、50代では医療費が低かったものが60代に足を突っ込むようになるとじわじわ増加していく、という構図があり、大庭家の場合も御多分に漏れずにそうなって来ているのだと思います。

「歳とれば医療費は増えるだろう」
これはさすがに大庭夏男も予想していたので「ガン保険」という名の医療保険には入っています。ただこれはガンのように入院を余儀なくされるような重篤な病気のための備えなので、入院しなければ保険金が下りません。だから今回妻がかかった類天疱瘡みたいな通院だけの病気では使えない保険です。

だから今後は実際に少なくても月2千円、年間2万4千円の医療費は純増するし、それ以外に風邪やインフルエンザの治療費も家計にオンしておかなければならないでしょう。なので合計年間5万円程度は、今までの家計予算のどこかを削って、医療費に置き直すという「やりくり」が要ります。また5年ぐらい経過すると状況は変わってくるでしょうから、今後5年間は、上述の「どこかを削って医療費にまわす」で予算の組み変えをしておくことにしました。

「じゃあ、どの予算を削ろうか・・・」
いろいろ考えた結果、削る予算は「海外旅行費用」にしました。

「病気にかかったら海外旅行は行けないだろう」と、単純なものでもありません。
入院しなければならないほどの病気なら海外旅行に行きたくても行けないから、単純に旅行費用から医療費に予算を移してもいいのですが、通院だけの病気はそうなりません。
いつも体が痒くて、落ち着かなくて、気分が晴れないからむしろ旅行したくなるし、気分転換に非日常的な海外旅行した方が精神的に良いから、海外旅行費用は削り難くなります。

なのに海外旅行費用を削って医療費にまわす、とした理由は・・・
最近ヨーロッパの広い範囲での治安が悪くなっているから、そういう地域には行きたくても行き難いからです。特に「憧れのドイツ」は、去年はスリに遭ったぐらいでしたが、今年は私達が去年訪れた「ヴェルツブルク」の近くを走る鉄道社内で斧を持ったヤツが乗客を襲った、みたいな事件も有ったようなので「しばらくドイツにも行けないやぁ」と、なってしまいました。

おそらく数年はこんな状況は変わらないでしょう。
また5年ぐらい経過すると状況は変わってくるでしょうから、その後は予算をまた見直すことにして、向う5年間は海外旅行は回数を減らし、行先は治安状況を見て、選んで行くようになるから必然的に費用が減る。ならば予算を減らし、その分を医療費にまわすとしました。

大庭夏男の家計予算の「やりくり」は、こんな感じです。状況が変わったら、予算全体を見渡して、どこかを削って別のところに「付け替え」したらいいです。どこも予算を削らずに「予備費」として蓄えた貯金を使うことにする方法は、家計がどんどん膨らんでしまうから良くないです。

話は元に戻りますが、妻がかかった「類天疱瘡」は、まったく想定外でした。自己免疫疾患なので、病原菌やウィルスに感染したわけではなく、なんでこうなっちゃったのか原因がサッパリ医者にも分かりません。

それで体全体が赤く腫れあがって、手にも脚にもブツブツがたくさんできてしまい、痒くて眠れないのですから、さすがにこのときは私も妻がかわいそうになりました。今はステロイド剤で治まって、またデパ地下に仕事しに行くようになりましたので一安心しましたが、今後私にもこんな厄介な病気が襲ってくるかもしれないことを考えると・・・

「やりたい事は今のうちにやっておこう!」と、改めてそう思います。

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posted by 大庭夏男 at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年06月15日

株やってるリタイアメントが陥る「日経平均連動型体調不良」

資産は預貯金だけではいけないそうである!
ネットではそんなことをよく目に放り込んでくれます。
しかし実際のところそれが正しいなんて分からないし、タンス預金が一番安全かも知れないし、おいしい話の中にはやっぱり「本当においしい話」も隠れていることも事実なようです。

なので「おいしい話」にはほんの僅か、元本保証の預貯金にはガバッと、というように私も世間の多くの方々と同様に、資産をいくつかに分けて預貯金から株までに分散する「ポートフォリオ」という考え方で分散してお金の運用をしている生活が5年を超えました。

これらの「分散」の中で、ここ2年ぐらい割合の増えたものは投資信託と株です。
株はまさにひと財産失うかもしれない危険性があるから自分の「お小遣い」の範囲内でしかやっていませんが、投資信託は家計用のお金の内でも、使途が具体的になっていない「余裕資金」でまわしています。しかもこのところの金利低下のため、お金を増やすために、まあまあ安心そうで手数料もあまり高くない投資信託の比率を上げていました。

加えて、昨年の夏ぐらいから株も投資信託も上値が重くなってしまったので、比率的には少しですがハイリスクハイリターンな投資信託も少し買ってみることにしました。こういうハイリスクハイリターンな投資信託には株とかリートなどの「危ないやつら」がたっぷり入っています。

家計用のお金はこれでもまだまだ預貯金が大半ですが、自分のお小遣いはもっともっと積極的に攻め込むように変化しましたので、株価が下がっている現時点では含み損いっぱいです。

家計用のお金はこれ以上のヤバイ投資はしないつもりですが、自分のお小遣いはもっとやるつもりです。今はダメでもそのうち上がって「\(^o^)/」する日も来ることを期待しているし、人間の「雄」のひとりである大庭夏男は、やっぱり「お金」という獲物を追いかけることが本能的満足感に浸れる、本能丸出しだけど法に触れない数少ない「リタイア後にできること」だと思っています。

ただ、こういう「投資の毎日」を何年も続けると株や投資信託の価格上下と自分体調が連動してくるようになります。全員がそうなるかどうか知りませんが、少なくとも大庭夏男の場合はそうです。なので先週あたりから体調も気分も実に冴えません。

体調が悪いと新しいアイデアが出なくなるからブログ記事が書けないし、せっかく書き始めた記事でも「こんなの誰も読まないだろう」なんて悲観的気分になって、途中でファイル閉じてゴミ箱に放り込んだり。今日も「来週23日でイギリスはEU離脱だろうな。ならまたきつい下げだ・・・」と観念して投資信託を2つ解約しに銀行に行ってきました。

銀行の人は「大庭さん、今これ解約すると少しマイナス出ますけど・・・」って言ったけど解約書類にハンコ押しました。

もし来週の23日にイギリスがEU残留だったら株価はドカーンと上がるだろう??から、そうなったらきっと私の体調は絶好調に急転し、明るい気分でブログ記事もバンバン書けてしまうことでしょう。

こういうのが「日経平均連動型体調変化」です。

株や投資信託をやらない人にはこういう体調変化は無いですが、リタイアメント生活では別な形の連動型体調変化がきっと自覚できるようになるでしょう。

私が持つその他の連動型体調変化は・・・
「妻の機嫌連動型」
これは下げ時の気分悪化が著しいですが、朝起きると「何だっけ・・・」と忘れる自然治癒の効果もあります。

「子どもの行動連動型」
いつになっても私の子ども達は、突如として「お父さん、今度会社辞めてオーストラリア行くから」などと言い出します。子どもはそういうものだし、私の場合も似たようなことだったからいいのですが、慣れるまで体調は一時低下します。

将来は「年金支給日連動型」っていうのもあるのでしょうか?
今日は偶数月の15日で年金支給日なのだそうです。そういえば私が上述の投資信託を解約しに行ったらATMの前に、ひと目でそうだと分かる方々の長~い列ができていました。みんな振り込まれた年金を引き出しに来たのでしょうか。

デパ地下で販売員ビジネスをしている妻の話によると、年金支給日には万札が飛び交うのだそうです。「今日は年金が受け取れる!!」っていう日になると、きっと朝から絶好調、気分も明るく爽やかになって、ほいほい買い物してしまう。そんなことになるのでしょうか?

私はそういう年金受け取るのは先々のことなので実感を予測できませんが、あり得る連動型体調変化になりそうです。

しかしながらそういう連動型体調変化の上げ相場のときはいいのですが、「下げ」のときには困ります。だから適当な時期に、やめようと思ったらやめられる「日経平均連動型」だけはやめる。つまり株や投資信託からは手を引くことを考えた方がいいかもしれません。と今は思います。

来週にもしイギリスがEU残留となったら、そんな考えは吹っ飛んでしまうとも思いますが。。

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posted by 大庭夏男 at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする

2016年06月08日

「子どもの学費がこんなにかかるとは・・・」記事は、まあまあ現実的か?

子どもの教育には多額のお金がかかるのでしょうか?
教育は義務教育から高卒、大卒、院卒、しかも医学部、はたまたアメリカ留学まで幅広いですからすべてのケースを一括して「いくら必要」と言えません。ネット上にはさまざまな教育費用記事があり、かなり「え!こんなにかかるの!」と思う金額が書いてありますが“斜に構えて”それらを読むのであれば「老後はこんなにお金がかかる」系の記事に比べてより現実的な参考にすることができるように思えます。

一方「将来はアーリーリタイア」を画策する方々にとって、自分の子がどんな道に進学するかによって、リタイア後生活費の確保に直接大きな影響を与えます。しかも引退後のライフスタイルや持家をどうするか、などは自分の意向を多く組み入れて生活設計できるのに対して、子どもの進学は子の意志や期待の締める割合が大きいです。なので進学費用のコントロールは、その費用を出資する親でも困難ですから、できるだけ若い時期に「けっこうかかる“場合もある”んだ」と気づき、早くから積立するなど対策をしておいた方が“早く会社を辞められる”と思います。
参考にできそうなサイトの例は、
↓↓↓
リンク先:「不動産投資新聞」の特集コラム

上記リンク先記事によると、幼稚園から大学まで進学させる費用は、子どもひとり当たり1400万円から2000万円かかるそうです。
しかもここには習い事や娯楽のためにかけるお金が入っていないので、それを含めると2000万円から2500万円近くになるような記述もあります。子ども二人の家族なら単純に5千万円手当しておかなければならないかも!?、ということになりそうです。

しかも大学院とか医学部とかアメリカ留学など、さらなる高コストの選択肢も決して珍しくないですから、それを思うと「アーリーリタイアなど計画できっこない」と結論してしまいそうです。

私が52歳でアーリーリタイアできた理由は、まさに「上述のようにまで高い教育費用に“偶然”ならなかったから」と言い切るとができます。もし二人の私の子どもに合計5千万円かかったとしたならば、私は少なくとも55歳を過ぎるまではリタイアできなかったでしょう。

しかし私は最初から子ども達に進学を制限していたわけではありません。

35歳に「将来は早く会社を辞める」と決意してから、二人の子どもがどのような進学になりそうか、「私立大学院まで行くケース」「公立大学までのケース」「高卒のケース」といくつかの場合分けをして、それぞれについて貯蓄の溜まり具合を推計する表(家計キャッシュフローのシミュレーション)をエクセルシートで作り、子どもの意向を聞くたびにそれらを修正したり削除したり、新しい表を起こしてお金の溜まり具合を確かめ続けていました。

そして上の子が就職し、下の子は公立大学在学中のとき、もう大丈夫だと結論してアーリーリタイアを決意しました。その年齢がたまたま52歳でした。リタイアする時期を決めた要因はこれ以外にもあり、私がたまたまリストラ退職できたので割増退職金が大きかったとか、個人年金の保険料支払いが50歳で終了したとかがありますが、もし子どもが大学を卒業後も、たとえばアメリカ留学したいなどお金がかかる要求を聞いていたら、あと1000万円稼がなきゃならないだろうから、数年はどこかに勤めて月収を得ることを考えたでしょう。

私の子どもの場合・・・
上の子は4年制のIT専門学校に進学して就職しました。その専門学校の学費は私立理科系大学と同程度の年間150万円かかりましたし、IT参考書などを買う費用や卒業海外旅行などへの出費があり専門学校時代だけで合計700万円ほどかかりました。高校までは公立で、しかも進学する気が無かったから塾にも通わずで、あまり学費はかかりませんでしたから、幼稚園から専門学校までを通じて約1000万円といったところでした。

下の子はお金のかかる私立大学ではなかったので、大学の学費は年間50万円程度でした。ただ一浪して芸術系学部に入学したので、入学するまでの芸術系予備校や入学してからの資材購入にお金がかかり、予備校1年間と大学4年間の合計で600万円程度かかりました。この子の場合は幼稚園から高校までは地元の公立だったし、一般の学習塾も高3のときまで行きませんでしたからその部分はお金がかかりませんでした。しかし中学の頃からピアノ演奏や絵画など芸術系の習い事に通っていたため、その費用は高校卒業までで約150万円ほどかかりました。その他を入れて全部でやっぱり1000万円といったところでしょう。

なので私の子どもの場合は、二人合わせて“結局”2000万円ということになります。この数字は上述のリンク先記事では低い方の数字より、やっぱり更に低いです。
低いというものの、二人が専門学校生と予備校生のときの1年間は高額な学費が降りかかりました。そのとき私の年収は1000万円ありましたが、当時私が単身赴任中でもあり、これでは他の生活費と合わせて出費が1000万円を超えてしまった辛い記憶があります。

この2000万円という額は、結果として分かったのであって、決して最初から「教育費は2000万円と考えていたわけではありませし、前述のようにそんなことを先に決めてしまうわけにはいきません。

なので「アーリーリタアイする年齢は、子どもがどう進学したかを確かめるまで決められない」と考えなければならないでしょう。

それでも事前にアーリーリタイアの計画を立てなければ思うようなリタイアメント生活はできませんから、いくつもの場合を想定してお金のシミュレーションを複数並行して進めておくことが適当な進め方だと思います。

子どもが成長して進学コースが決まり、それによって学費も見えてきたら不要なシミュレーションシートは削除し、残ったシートの金額を修正して・・・こうして最後に残ったシミュレーションシートで「もう大丈夫!」と自信が持てた後に、辞表を準備したりリストラに応じたりできると思います。エクセルシートを使えば、同じ表のコピーや修正や削除は簡単ですから、場合に分けた複数のシートは簡単に管理できます。

ただこのアーリーリタイアの進め方の問題点は・・・
私の場合は、妻が上述お金のシミュレーションをまったく信じてくれない、ということでした。正確に言うなら、私が会社を辞めるときには妻も私が長年作り込んだシミュレーション表を信じて「いいよ」と言いましたが、その後3年経って「あたしはアレを信じてないからね!」などと言いだしました。

なぜそう心変わりしたのか分かりませんが、おそらく「早く会社を辞めたのはあなたの責任で私は知らないからね!」と言いたいのでしょう。

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posted by 大庭夏男 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


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