2017年11月30日

活動経費補助金というゲーム

アーリーリタイア以降、今まではブログに貼った広告収入などの、いわゆるネットでお小遣い稼ぎの個人事業をしていましたが、このところ急に地域活動に熱を上げることになりました。

地域活動というのは、地元小学校の「総合学習」の企画をしたり、一部の授業は先生役になって生徒に教えることもしていましています。それは一人では足りないから「何人か集めよう!」となり、実際に何人か集まって活動していますが「このまま手弁当では続かない・・・」と思い始め、市から活動経費補助金をもらおう!となりました。

そこで市のまちづくり推進室に相談したら・・・
「その活動だと、その小学校だけのことだから補助金支給はダメ! もっと広範囲にしなさい」と言われたので、
「じゃあ、もっとアレコレやることにするから、どうすりゃいいのか教えて・・・」と言ったら「・・・あんたたち他に何ができるの?」と話が進み「・・・あんまりそういう事まで考えていなかったけど、補助金のためならひとつやってみっか!」と前のめりになり、昨日改めて「こんなの考えました・・・」と話を市に持っていったら「それならいいですよ!一発で補助金申請通るハズです。あとは申請書にどう“作文”するかが重要ですから、それについては手取り足取りご指導しますよ」と、市の担当者はヤル気でした。行政は本来行政がやるような事を代行してくれる住民を探しているわけです。だからそれをやってくれる活動には「経費は期間限定で出してもいいです」とくるわけです。

それはそれで私にはハッピーなことなのですが・・・

活動経費補助金のしくみを市の担当者から詳しく説明を聞いてみると、思惑が外れてガッカリ・・・

私の住む市の補助金というのは、
活動をお手伝いしてくれた人への謝礼とか寸志は補助金から払えます。
ただし団体の役員名簿に載っている方々は、たとえ活動に加わって、いかに頭を使い汗を流し、恥もかき、泥にまみれても補助金からは一切払えません!ということなのでした。
つまり活動当日にだけ集まって「お手伝いしました」の人にはお金を支払うことができる一方、言ってみれば活動の大黒柱役は、このままでは相変わらずの手弁当の無償奉仕、もっとネガティブに率直に言うなら「骨折り損のくたびれ儲け」が続いてしまうことに他なりません。これでどーやってヤル気が続くの?って感じで、嫌になっちゃうわけです。
だからガッカリしました。

市の説明は・・・
「活動経費補助金は、あくまでもロケットのブースターですよ、いいですかココ肝心ですよ。最初の補助金支給から3年間だけのブースターエンジンとして「かかった経費」だけは補助しますよ。だけどロケットメインエンジン役は決していたしませんから、団体役員への活動資金補助はしません。そういうお金は一切払わないんだから、役員の得る資金とかのメインエンジン資金は自助努力でやってちょうだいね!これお約束ですよ!」と何度も念押しされました。

私はこの話を聞き「これは地域活動ゲームだな」と思いました。あのオンラインゲームとかと似てますコレは。進んでいくと敵が出てきて、こりゃダメだ、と思いながらも困難を乗り越えて進んでいくゲームです。

それならこのゲームのルールの下で、どうやって私を含めてやっとヤル気になって集まってくれた役員候補の数人分の活動資金を捻出するか、これに挑戦して攻略するゲーム。こんな具合に考えたらガッカリ気分も解消されるか・・・と考えました。

だけどゲーム上には敵がまだまだいるみたいで、補助金獲得という一難が去るとまた次の敵が現れそうな感じがします。

市から出ない活動経費を賄うには、きっと会費収入か寄付か何かの売り上げが欲しいです。しかし会費を年5千円にしよう!と私が言ったら「それ高杉!もっと下げて」と言われたし、
寄付文化が無い日本では、私の所属する別のNPO団体ですらそんなの微力だし、
だからイベント開いて参加費を集めるようにしたいな♪
だけどネットでググって調べる限りでは、そういう行為は事業収入になってしまい、事業所得について確定申告が必要、税金を払うことになりますよ、と書いてあります。しかも事業収入があると非営利ではなく営利になるだろう。すると市の活動経費補助金対象が非営利活動に限る!となっているから補助金がはく奪される!?
だったらイベントは全部タダでしなきゃならないのだろうか? これじゃますます骨折り損のくたびれ儲けじゃないか!!!と、こういう気分に襲われました。

でも・・・
たとえば大学の文化祭などでは、大学の相撲部なんかが「ちゃんこ鍋一杯300円」とかの屋台を校内でやっていたりするじゃないですか。あれって売り上げがあるから材料代とか経費差し引いた残りは事業所得になる??もしそうなら税務申告してるのかな???と考えたら、そんな話今まで聞いたこともないし、大学に限らず町内会でやっている盆踊りの模擬店の売り上げも税務申告して1万円の税金納めたなんて話も聞いたことないし、だったらウチの団体のイベントも参加費とっても税務申告要らないの?と・・・何が何だかワケ分からなくなりました。

市の担当者にこの話をちょいと尋ねたら・・・
こういう活動の税務申告って・・・多分不要だと思うけど・・・ウチはあくまで市役所だから所得税のことはやっぱり税務署管轄だから、そっちで聞いてもらうしかないですよねぇ。とか言ってます。

これはまさに攻略すること盛りだくさんのゲームそのものです。
私はこういうのを考えて、あれこれ攻略のアイデアを出し、それを実行に移して目標を打ち落とすのは大好きです。ちょうど昔、サラリーマン時代に「どうやったら50歳代でアーリーリタイアを果たせるか」というゲームに挑んだのと似た気分。

私は来年にはちゃんと設立させる任意団体を使って最初は非営利で、しかし補助金が無くなる3年後以降は営利活動に移行させることも視野に入れて「儲けを出す」ことを目標にやっていきたいと思います。

最近はこんなことばかり考えている、今日この頃です。
タグ:地域ボラ

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posted by 大庭夏男 at 10:49| Comment(0) | セミリタイアのネタ | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

雑誌BIGtomorrow(ビッグトゥモロー)2016年9月号に載りました

7月25日に発売予定のBIGtomorrow(ビッグトゥモロー 青春出版社)9月号 24,25ページが、約1か月前に私(大庭夏男)に取材していただいて記事になったパートです。
セミリタイアメントの「その後の人生」がテーマとなっているパートで、大庭夏男の「どうやってアーリーセミリタイアしたのか」の全体が2ページにまとまって記事化されています。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

25日からの発売に先立って、出版社から9月号が送られて来ましたので早速自分で読んでみました。この記事は私が執筆したのではなくて、私がインタビューを受けてプロのライターの方が書いてくださった作品です。まさに上述のように「どうやって普通のサラリーマンだった大庭夏男がセミリタイアに漕ぎつけたのか」、全体像が2ページという限られた枠の中に「よくここまでまとめられたなぁ」と、一ブロガーの私は「なるほどねえ!」と、プロの腕前に感心させられる記事になっています。

その「プロの作品」の腕前とは・・・
一カ所に拘りを持たずに全体が均一に書かれている、ということだと思います。

大庭夏男のセミリタイア方法を私が自分で書くとこうならないんです。
当ブログの私の書きっぷりは、自分の記事を忘れた頃読んでみても「妙に一か所に拘って書いている」ことが自分でも分かります。そうするとその記事だけを読んだら全体像がよく分かりませんが、私の記事はそんな書きっぷりだと思っています。

それがBIGtomorrowでは「こういう出来事があって、ああなって、こう来て、それでこう決めてこんな暮らしになった」がシンプルに書かれているから「大庭夏男って奴は、そういうヤツだったのか」と人物像が想像し易いのではないかと、私自身がそう思いました。

自分でブログ記事を書くとそうならないのですね。
私のブログ記事は、ここが重要で、それをよく分かってもらいたいし、同じような誰かに起きた場面で直接役立てたらいいなぁ、と考えてしまうので、全体像が分かる記事ではなくて、方法を伝えたい、マニュアルのような書き方になってしまうし、そういう方がいいハズだ、と思っていました。BIGtomorrowではマニュアルではなくて「伝記」?。そうだと言えるほど私は大した人物ではないのですが「会社を辞めたくなったときからセミリタイアを果たすまでの私の“区間伝記”」が書かれていると言っていいと思います。

このBIGtomorrow記事を読んだ方々がどう思われるのか、私はすごく興味がありますが、きっとその結果は私には分からないでしょう。

強いて予想するならば・・・
「可も不可もなく無難に、お金をかけないやり方で早く会社を辞めちゃった奴」と思われるのではないかと想像します。だって私の他に記事になっている方々のページを読むと、羽振りがいいのですね。そういうページから私のページに来ると、まさに無難な方法で早く会社を辞めちゃった話?になるのですね。
だから「こんな辞め方でいいんなら、俺にだってできるぞ」と思う人は少なくないのでは??

もし、そう思っていただければ幸いです!

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posted by 大庭夏男 at 22:33| Comment(2) | TrackBack(0) | セミリタイアのネタ | 更新情報をチェックする

2016年05月30日

「タダ働きをする」の仕分け

「タダ働きなどするもんじゃない」のでしょうか?
私はこの4月から町内会役員になったことがキッカケで、タダ働きがウン!と増えてしまい、収入のための「ブログ書き」のための時間が削られる事態となっています。ではタダ働きは断ってしまえばいいのでしょうか?
それでもあえて引き受けるタダ働きがあってもいいような気がします。

しかし「断るべきタダ働き」もしくは雲隠れしてでも逃げるべきタダ働きがあるだろうことも想像できますから、ここでタダ働きの仕分けをしておき、実際にタダ働きへの誘いがあった場合に備えたいと思い、整理することにしました。なお、ここで言う「タダ働き」とは他人に乞われて行うもので、家事仕事などは含まないです。

1.それをしないと経験できない貴重なチャンスが含まれているようなら、そのタダ働きの誘いに乗った方がいい。
今日はその「タダ働きしませんか」の誘いを受けるだろうと思いますが、私は地域の学校の校長先生に会いに行きます。その学校には池みたいな場所が荒れ果てたまま放置されていまして、ここを「タダで手弁当で手入れしてくれませんか?」というのが校長先生の言いたいことだと予想しています。私自身は里山再生のボランティアをしていますから、こういう仕事は好きですし、ビオトープに改造したら多分子どもの遊び場になるだろうと期待しています。でもそういう興味とは別に、この仕事をしたら学校の先生の知人ができるとチャンスがあると、そう思いました。子どもが巣だったリタイアメントにとって学校の先生とはほとんど無縁になるから、これは私にとってはチャンスです。

もしかしたら、学校つながりで教育委員会とか、PTAの人とも知り合えるかもしれません。いずれも私の知らない世界です。彼らはいったい普段何をしているのでしょうか?すごく興味が湧きます。

2.一過性のタダ働きなら、人間関係を良くするために引き受けてもいいかもしれません。
町内会関係のタダ働きがこれに該当します。私が当番役員になった4月に、唐突に「大庭さん!この地域の建築協定ってものを更改する仕事をやってください!あなたに今決めないと期限までに間に合わないんです!」と、まくしたてられ、仕方なく引き受けました。

これをやるには協定書という文書を書く必要があります。が、書くのは私の得意分野です。でもこういう公式文書はブログと違い、私が好きなようには書けません。何人もの意見を聞き、役所にも相談し、調整して調整してやっと日の目を見るような時間のかかる仕事で、たいへんな労力だし、作った文を他人にとやかく言われたくない私にとっては、まさに「むかつくタダ働き」以外の何物でもありません。

ただ、私は断れませんでした。昨年の委員が実に!何も準備をしなかったので、手早くやらないと間に合わないこと間違いなく、期限までに更新協定書ができないと住民の家の増改築など一切できなくなるだろうから、重大なので引き受けました。

私はこうすることで多分周辺の人との人間関係が良くなるだろうと期待しています。「やりたくない仕事を引き受けた」ということ以外に、会社を辞めて以来久しぶりに「他人を説得する」という仕事もやっています。私自身はこれが好きではありませんが、会社員時代であればその相手は上司とか他部署の人などだからいつも高圧的に反論され続けていましたが、住民という人は思う以上に「対等」なことが分かりました。その結果、もしかしたら近所でも「気の合う知人」という存在が発見されるかもしれないです。

でもこのようなタダ働きは今年度いっぱいで終わりが見えているから、やってもいいと考えるのですが、次のようなタダ働きは、私は断ります。

3.興味が無く、得意でもなく、期限が無いタダ働きで、しかも辞めるに辞められない見通しのことは、逃げまくるべき。
上述の協定書を作る仕事は、私の得意分野ではありません。ましてそれらを管理したり運営することはもっと嫌です。私の性格は物事を丁寧に適切に扱うことには向いていないです。でも協定書を書くタダ働きを引き受ける気になったのは、建築のルールについて今までまったく知る機会が無く、もしそれが分かれば、税金のルールを知ったら節税できることと同じようなメリットが分かるようになるんじゃないか!?との期待があったからです。

しかしルールを知るなら3か月あれば足り、後は自分でネットで調べられるもんです。だから、今でも地域の協定作りの専門家の人と付き合いが増えていますが、決して彼らの「仲間入り」にならないようにしたいと思います。

個人的に知人として付きあうならいいけど、このような協定委員会、それも本部みたいな人事は当番制ではなく、適任者が長~くタダ働きしている世界なので、一旦そこに足を踏み入れたら、後任を連れて来ない限り引退できない世界。なので人当たりがいい私の周囲の協定委員会本部の人達の画策にひっかかり、ズルズルとそこに引っ張られて、あげくの果てに、好きでもない、得意でもない、辞められないタダ働きの奈落の底に落ちないよう、いつも初心を忘れないようにしたいです。

もし奈落の底に落ちそうな場合の、究極の回避策は「住民をやめる」です。
私には幸い、東京という600キロ近くも離れた別地域に相続で私のものになった自宅がもう一軒あります。逃げるときにはここの住民になります。


ただもうひとつ、もう既に奈落の底に落ち始めている町内会由来のタダ働き仕事がありまして、それが元で上述の学校に今日、校長先生を尋ねて行くのですが、こっちは今まで5年間考え続け、部分的に活動にも加わって、そこの人とも仲良くなって、最終的に「ここなら引き受けてもいいか・・・」と8割がた決心した、長~いタダ働きになりそうな「子供会本部役員」です。

もし引き受けたら10年以上やらなきゃならないし、最悪会長もやらされるかも??。会長というのは私は好みませんが、現会長の行動を観察すると、たとえば警察署長などとも仕事上の関係が持てるようなので・・・これもチャンスなのかもしれないです。

基本私は独りを好むタイプの人間なので、抜き差しならない事態にならないよういつもエスケープルートを持っておこうと考えますが「お金ではなかなか得られにくい貴重なチャンス」ハンティングのために、タダ働きの誘いを選りすぐろうと思います。

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posted by 大庭夏男 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | セミリタイアのネタ | 更新情報をチェックする


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