2018年01月01日

2018新年早々のリタイアメント生活状況について

今年で会社生活を辞めて8年目となり、年齢も60歳の釜の蓋を開けることとなりました。
そのようなもはや既に短くはないリタイアメント生活を続けて来て、今実感することは「もうすっかりこの暮らしに慣れてしまった」ことだと思います。

ほぼ毎日、朝8時頃にベッドを抜け出し、9時の証券取引場オープンに間に合うように自室のパソコンを起動させてカブドットコム証券のサイトを広げ、だいたいは株価の推移を横目で眺めながらブログ記事を執筆する毎日が日課となりました。ただ最近はブログ記事執筆よりも地元小学校の総合学習の授業企画を考えたり書いたりしている時間がウンと増えたのが一昨年までと違う変化だったと思います。

ただ今年60歳になることを思うと、もうアーリーリタイアというフレーズはそろそろやめようか、とも考えはじめまして、かと言って「普通のリタイア生活日記」だと自分の背中を押すものが何も感じられないから・・・まあこのまま同じブログタイトルで行くことにするか!とやっぱり50歳代前半に比べると60歳目前の今はおとなしくなってしまいました。

50歳前半の私は是非ともネットビジネスで年収100万円を達成させてやる!と意気込んで100種類近いブログを乱立させましたが、それで最初は年に10万円以下だった収入が30万円程度に成長し、それ以降いくら書いても頑張っても30万円を超えませんでした。「これは限界か・・・」とやる気が下がり、今はだいぶブログ数を減らしました。それでネット収入が減りましたが、それに代わって小学生相手のボランティア活動費収入が少し持ち上がり、やっぱり全部合わせて年収は30万円止まりの状態が変わりません。

ただ3年前から本格的に、腰を据えて、お金をつぎ込んで始めた株式取引は努力の甲斐もあって昨年は77万円(税込みで)になり一昨年より60%増になりました。上述の収入と源泉徴収後の株の利益を足して、まだ100万円には届きません。今年こそは!と株には更にお金と気を配ろうと画策しています。

一方、我が家の昨年の家計はレジャーを入れない基本生活費が210万円。個人年金の年間受け取り額200万円を10万円超えていますが、予算の範囲内に収まっています。
私のお小遣いとして、だけど携帯や酒代もここに入れて自分の稼ぎの中から出している分が36万円。妻は妻の稼ぎから自分の個人的支出をしていまして、その額は私は知りませんが私よりもっと多いです。

なので昨年2017年は家計は予算以内で収まり、貯蓄からの出費も予定内。自分の小遣いは株と仕事の合計100万円に少し届かない所得に対して36万円の出費でしたから黒字となりました。

今さら黒字を貯め込んでも仕方ないのですが、この黒字はもっと増やして積み上げて、自宅のリニューアルに使おうと考えて・・・これが私を株に向かわせる動機になっています。

他の60歳の方々はどのようにお暮しなのか・・・
私はあまり他を見ることはありませんでしたので、詳しくは分かりませんが、今日届いた前前職の会社の元同期同僚からの年賀状を読むと、60歳で一旦定年となった後に再雇用として勤務しているそうです。しかも単身赴任までしているそうです。

いつもに無い長い文が書いてあったので、60を超えて何か決めなきゃならないかと、私に何か聞きたいのか?そんなことを忖度できるような意味深な賀状でした。

もし彼が私にアドバイスを求めてきたら、きっと私は無難な回答しかしないでしょう。「まあ、何はともあれ65歳までは勤められるのなら、そこまで勤めを続けたらどうか・・・」と。

では65歳になってからどうすればいいのか?については、私にはまったく分からないのですね。私は52歳で会社を辞めたので、まだ血気盛んというか、リタイアメントとブロフィールで名乗りつつも、リタイアメント的起業家になることに夢中で取り組めましたが、今私自身が60歳になろうとしていて、もし今定年退職したら、そんな事を画策したかどうか・・・きっとしなかったかもしれません。

もし今まで会社に勤務していたのなら、貯蓄はウン千万円さらに積み上がり、オマケに厚生年金もグッと「余裕ある老後生活」を約束してくれるだろう見積りになっていたことでしょう。きっと賀状をくれた彼はもっとです。何しろ65歳まで勤めるのでしょうから。

そうなれば、今更なんで起業みたいな面倒な事するか!?と考えてしまうハズです。悠悠自適で、年に2回ぐらい海外旅行して、みたいな。そういう完璧リタイアメント生活を65歳から開始する。こういう戦略でいいじゃないか!と、もし私が彼からアドバイスを求められたら、そう答えることでしょう。

なぜなら、私は面倒に巻き込まれたくないからです。
ボランティアやネットビジネスなどのリタイアメントっぽい起業は、熱中するけど上述のように収入的には現役時代と比べモノにならず。しかもリスクが伴います。

数日前にボランティア仲間と飲み会しまして、そこで今さらながら初めて知った新たなボランティアのリスクの存在を知らされました。

それは・・・
会社を辞めて始めたボランティアにのめり込み、熱心に活動に参加し続けた結果、夫婦間に溝ができて離婚さえしてしまうケースがあるということを知りました。
そう言われれば、これは確かにありそうなはなしです。

会社を辞めた、たとえば旦那のことを、奥様はどう思うか?がリタイアに最大の問題です。多くの奥様は「続けてどこか会社に勤務して欲しい」だと思いますが、60歳ならそれはできても65歳到達では無理度がすごく高まるでしょう。ついに会社生活を辞めなければならない日が来ます。そこで奥様が思うことは「会社を卒業したのなら、こんどは家庭のことを大切にして」になる可能性が高いというのです。しかし旦那は家庭を大切にするんじゃなくて、ボランティア仕事に熱を上げるようになってしまった。「裏切られた!」と、こんな具合に発展するという寸法です。実際にコレがあったと酒席でそんな話がありました。

そういえば、私んとこでも妻は私に「家のこともっとやって!」と繰り返し私に言います。

だからアーリーに限らず、リタイアするにはリスクが伴うのですね。
私もそのリスクの渦中に居るもんだから、それを何とかするのに精いっぱいなハズで、他の人のリスクまで背負いたくない。なので上述同僚が仮にアドバイスを求めてきても無難な返事しかいたしません。本音とは裏腹に。。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 14:28| Comment(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

夢を聞かされるのなら気楽だが、いきなりリタイアの計画ばなしは禁句

一昨日、はじめて私のアーリーリタイアばなしに興味を持ってくる人物が出ました!
その人、まだ34歳。数年前に第一子が生まれて、まだまだ家庭生活が楽しくてたまらない時期だと想像できます。

その彼が「大庭さん、どうやってそんな事が・・・」と興味津々で私に聞いてきました。こういう反応は未だかつてありません。銀行や証券の営業の人を除き、私がアーリーリタイアしたことを聞くと大半は仏頂ヅラ。ニコニコする人は60歳にて定年リタイアした人だけで、しかも定年リタイア組の方々は既に自分のスタイルができているから私もそんな同類項とみられるだけ。

しかし彼はどうも違う様子。私は『これは危ないかも・・・』と察知して、彼にはアーリーリタイアへのテクニカルなはなしはしないことにしました。この歳からイメージされる生活で、アーリーリタイアに興味を持つのは得にならないと考えたからなのです。

代わりに私が言ったのは・・・
将来の「夢」を奥様に語ったらどうか、にしました。

彼には奥様がいて、子供も二人いて、もし奥様が標準的日本人だとするならば、今の時代では旦那の転職に備える心構えが精一杯で、早期退職の可能性はゆめゆめ考えてもいないことでしょう。もしそうだとしたら、いきなりリタイアについて奥様に語ることは危険過ぎます。もしかしたら現在会社員の旦那を持つ奥様にとっては「将来はアーリーリタイアして・・・」などという枕詞とともに第二の人生の夢を語ることは不信感を持たれる要因となり、このような話は避けるべきだろうと思います。

彼にはそういうことを言いませんでしたが「将来なにかしたい事はあるの?」と聞いてみました。彼は特に今それを考えているわけではなく、私がやっているライフスタイルがなぜできているのか?に興味があったような感じでした。

「なぜそんな暮らしができるのか?」
彼はそこに興味があったようなので・・・

私は既に今後の暮らしに必要なお金は貯めてしまったこと、
その額はあまり大した額ではないけれど、その金額で足りる生活を確立させたこと、こんなことを私は言ってみました。

「そんなこと言うけど、どうやってそういう生活ができるの?」と彼は聞くから、
「節約だ」と私は言いました。

「節約って、どんな?」とまた彼は聞くから、
「例えば今日の町内会餅つき大会みたいな地域の仕事に出ていれば、やることがあって、面白いけど、お金かからないでしょ」。
彼にそこまで言ったところで、彼が餅つく出番になったので、はなしはおしまいになりました。

もう少し話が進んだら・・・
アーリーリタイアするとかしないとかの話題じゃなくて、遠い将来という前提で「〇〇の仕事をやってみたいなぁ~」みたいなはなしを奥様や、やや成長した子供に機会あるたびに繰り返し語るのはどうか、と進言したいと、私はそう思いました。

スキューバダイビングのインストラクターとか。。

こういうのは「仕事」だから、それを語ったところで仕事を辞めて自宅でのんびりぐうたらアーリーリタイア暮らしとは思われません。たぶん転職の一種かと奥様や子供さんは想像するでしょう。しかもまだまだ遠い将来のはなし。。

その「夢ばなし」に慣れてきた頃、実際にスキューバダイビングに家族を連れて行き、スキューバダイビングのインストラクターって、こんな仕事なんだ!でもコレって会社員じゃないよね。だけどまだ先だから「もしあなたがこの仕事始めたいのなら、せっせと働いてお金貯めなきゃね!」と反応されるでしょう。そうなったら第一段階成功!です。

そうしたら実際にせっせと頑張って働いてお金を貯めることができるのです。
まだ怪訝な奥様も、なーんとなく貯蓄に協力してくれる体制ができてきます。
その後も何度も家族でスキューバダイビングに出かけ・・・家族もやがて「いつかお父さんはインストラクターになる日が来るのか・・・」と受け止めることができるでしょう。

その日がまだ50歳代なのか、70歳になってからかはあまり重要な課題ではありません。歳よりも体力、気力、財力、チャンスの問題です。
「もう今をおいて機会が無いかもしれない」と思った歳と、会社を辞める客観的なチャンス、例えばリストラに遭った、定年になったなどのときが重なったときに辞めてセカンドライフに移ったらどうか。

私は彼にはそう言いたかったのですが、
餅つきの後片付けをしている間に彼の姿はもう見えなくなり、続きのはなしはありませんでした。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 11:47| Comment(0) | 好きなこと探し | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

活動経費補助金というゲーム

アーリーリタイア以降、今まではブログに貼った広告収入などの、いわゆるネットでお小遣い稼ぎの個人事業をしていましたが、このところ急に地域活動に熱を上げることになりました。

地域活動というのは、地元小学校の「総合学習」の企画をしたり、一部の授業は先生役になって生徒に教えることもしていましています。それは一人では足りないから「何人か集めよう!」となり、実際に何人か集まって活動していますが「このまま手弁当では続かない・・・」と思い始め、市から活動経費補助金をもらおう!となりました。

そこで市のまちづくり推進室に相談したら・・・
「その活動だと、その小学校だけのことだから補助金支給はダメ! もっと広範囲にしなさい」と言われたので、
「じゃあ、もっとアレコレやることにするから、どうすりゃいいのか教えて・・・」と言ったら「・・・あんたたち他に何ができるの?」と話が進み「・・・あんまりそういう事まで考えていなかったけど、補助金のためならひとつやってみっか!」と前のめりになり、昨日改めて「こんなの考えました・・・」と話を市に持っていったら「それならいいですよ!一発で補助金申請通るハズです。あとは申請書にどう“作文”するかが重要ですから、それについては手取り足取りご指導しますよ」と、市の担当者はヤル気でした。行政は本来行政がやるような事を代行してくれる住民を探しているわけです。だからそれをやってくれる活動には「経費は期間限定で出してもいいです」とくるわけです。

それはそれで私にはハッピーなことなのですが・・・

活動経費補助金のしくみを市の担当者から詳しく説明を聞いてみると、思惑が外れてガッカリ・・・

私の住む市の補助金というのは、
活動をお手伝いしてくれた人への謝礼とか寸志は補助金から払えます。
ただし団体の役員名簿に載っている方々は、たとえ活動に加わって、いかに頭を使い汗を流し、恥もかき、泥にまみれても補助金からは一切払えません!ということなのでした。
つまり活動当日にだけ集まって「お手伝いしました」の人にはお金を支払うことができる一方、言ってみれば活動の大黒柱役は、このままでは相変わらずの手弁当の無償奉仕、もっとネガティブに率直に言うなら「骨折り損のくたびれ儲け」が続いてしまうことに他なりません。これでどーやってヤル気が続くの?って感じで、嫌になっちゃうわけです。
だからガッカリしました。

市の説明は・・・
「活動経費補助金は、あくまでもロケットのブースターですよ、いいですかココ肝心ですよ。最初の補助金支給から3年間だけのブースターエンジンとして「かかった経費」だけは補助しますよ。だけどロケットメインエンジン役は決していたしませんから、団体役員への活動資金補助はしません。そういうお金は一切払わないんだから、役員の得る資金とかのメインエンジン資金は自助努力でやってちょうだいね!これお約束ですよ!」と何度も念押しされました。

私はこの話を聞き「これは地域活動ゲームだな」と思いました。あのオンラインゲームとかと似てますコレは。進んでいくと敵が出てきて、こりゃダメだ、と思いながらも困難を乗り越えて進んでいくゲームです。

それならこのゲームのルールの下で、どうやって私を含めてやっとヤル気になって集まってくれた役員候補の数人分の活動資金を捻出するか、これに挑戦して攻略するゲーム。こんな具合に考えたらガッカリ気分も解消されるか・・・と考えました。

だけどゲーム上には敵がまだまだいるみたいで、補助金獲得という一難が去るとまた次の敵が現れそうな感じがします。

市から出ない活動経費を賄うには、きっと会費収入か寄付か何かの売り上げが欲しいです。しかし会費を年5千円にしよう!と私が言ったら「それ高杉!もっと下げて」と言われたし、
寄付文化が無い日本では、私の所属する別のNPO団体ですらそんなの微力だし、
だからイベント開いて参加費を集めるようにしたいな♪
だけどネットでググって調べる限りでは、そういう行為は事業収入になってしまい、事業所得について確定申告が必要、税金を払うことになりますよ、と書いてあります。しかも事業収入があると非営利ではなく営利になるだろう。すると市の活動経費補助金対象が非営利活動に限る!となっているから補助金がはく奪される!?
だったらイベントは全部タダでしなきゃならないのだろうか? これじゃますます骨折り損のくたびれ儲けじゃないか!!!と、こういう気分に襲われました。

でも・・・
たとえば大学の文化祭などでは、大学の相撲部なんかが「ちゃんこ鍋一杯300円」とかの屋台を校内でやっていたりするじゃないですか。あれって売り上げがあるから材料代とか経費差し引いた残りは事業所得になる??もしそうなら税務申告してるのかな???と考えたら、そんな話今まで聞いたこともないし、大学に限らず町内会でやっている盆踊りの模擬店の売り上げも税務申告して1万円の税金納めたなんて話も聞いたことないし、だったらウチの団体のイベントも参加費とっても税務申告要らないの?と・・・何が何だかワケ分からなくなりました。

市の担当者にこの話をちょいと尋ねたら・・・
こういう活動の税務申告って・・・多分不要だと思うけど・・・ウチはあくまで市役所だから所得税のことはやっぱり税務署管轄だから、そっちで聞いてもらうしかないですよねぇ。とか言ってます。

これはまさに攻略すること盛りだくさんのゲームそのものです。
私はこういうのを考えて、あれこれ攻略のアイデアを出し、それを実行に移して目標を打ち落とすのは大好きです。ちょうど昔、サラリーマン時代に「どうやったら50歳代でアーリーリタイアを果たせるか」というゲームに挑んだのと似た気分。

私は来年にはちゃんと設立させる任意団体を使って最初は非営利で、しかし補助金が無くなる3年後以降は営利活動に移行させることも視野に入れて「儲けを出す」ことを目標にやっていきたいと思います。

最近はこんなことばかり考えている、今日この頃です。
タグ:地域ボラ

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 10:49| Comment(0) | セミリタイアのネタ | 更新情報をチェックする


大庭夏男の著作


アーリーリタイヤを果たすためには、会社員時代に極力稼げる働き方をすることが大事です。力を発揮できる部署、給料の上がる職種、スキルが磨ける新しい職場、そのような新天地に単身赴任してでも異動することは利点があります。しかし単身赴任にはデメリットもつきもの。筆者が9年間経験した単身赴任のノウハウをまとめました。

<PHP研究所が内容紹介するページへのリンク>

紙の本につきましては品切れのため、電子書籍のみ購入いただけます。

大庭夏男のeBook


夫婦二人で年間200万円のライフスタイル入門

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


趣味じゃない生業でもない「ゆるい起業」

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


リタイヤメントのための知的生活

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


セミリタイヤになるために

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順

by 大庭夏男 【無料図書】
forkN