2018年04月02日

毎日が日曜日が「ふつうの日」について

「毎日が日曜日」という小説がありまして、30年ぐらい前にそれを読みまして、結局サラリーマンってハッピーリタイアメント後も今までの会社に引きずられるのか?と、いずれ自分もそうなるだろう示唆を与えられたような気がしました。

この示唆は私の場合には当てはまりませんでしたが「毎日が日曜日」というタイトルだけはそれに近く当てはまりましたが、ピッタリかといえばそうでもなく「毎日が夏休み」がよりピッタリすると思います。日曜日は1日しか続かないから一種特別な日ですが、夏休みは長いから最初の一週間が過ぎればもう「ふつうの日」になってしまうところが会社リタイア後ととても似ています。

最近とてもそういうように思うようになりました。
「ふつうの日」になってしまうと、毎日の生活が珍しくなくなってしまいます。

リタイア初心者の頃は、街に出るのは緊張しましたし、近所の散歩もひと目が気になりました。家に夫婦でいると妻と口喧嘩する頻度が増えましたが・・・
最近そういうことは「ふつうの日常」になってしまって、とりたててブログ記事にするような事でもない気分になってしまい、記事に起こしたくなるような珍しい体験がグッと減ってしまったような気がします。

これはもう私自身がリタイアメントということが「ふつう化」してしまったことだと感じます。だからほぼ毎日「今日はとくに書くこと見つからなかったから、まあブログはひとまず明日にしよう・・・」になり、という具合。そろそろこのテーマでのブログも限界かなって感じがします。

最近、我が家に起きた変化といえば、町内会を抜けたことぐらいです。

町内会は脱会する人が五月雨式に続いていて「うちはどうしようか」と妻とはなしもしましたが、あと1,2年このまま残留していたら1年おきに役員の当番が回ってきそう・・・と“将来を悲観して”抜ける決心をしました。
町内会抜けることはべつに大してそこまで決心が要ることでもなく、今年の当番役員の人に妻が「あの・・・家庭の都合で町内会抜けますけど・・・」と曖昧な理由を伝えただけで「あ、そうですか。ではそのように手続きします」で済んでしまいました。ただ、私は一昨年初めて本格的に町内会の当番役員をやってみて、近所にママ友がたくさん増えたのが楽しかったので、そこを抜けるのにちょっと残念感があります。でも町内会の組織には構造的問題というか、必要もないのに旧態依然の縦社会だし、それを一部でも変えようとしたら他から悪く言われるから変えられないのが実情なので、逃げ遅れにならない「今のうち」にこっそり抜けておくのがいいんじゃないか、と思いました。

これでせっかく顔見知りのママ友とも縁遠くなりまして、残念感もありますが、先月に確定申告のために東京の自宅(私は相続した別宅が東京にあります)に行ったついでに、40年ぶりで高校の同級生に会いに行ってみました。たまたまその人がお店を開いたのを年賀状で知ったので、40年ぶりで訪ねるのは緊張したけどお店に行ってみました。

その人は女性でして、最後に同窓会で会った歳に40年プラスしたら、もうかなり変わってしまったのかと想像したら、多少は変わったけど髪型も輪郭もほぼほぼ変わらずでした。さらに彼女が友人同級生にLINEして急遽来てくれたもう一人の女性同級生もほぼほぼ変わらず姿で、しかも以前よりグッと会話上手になっていて、とても楽しかったので、次は身内同窓会で飲むことにしてLINEを交換してきました。

なので関西のご近所で減るママ友を東京方面で補えるかもしれません。

なんかこう・・・
どうも私は一念発起して「さあ!これをやるぞ!」などと企てて主体的にやるより、たまたま降って湧いてきたことにぶら下がっていく方がうまくいくタイプみたいです。受け身に徹して面白そうな事が天から降ってきたときに、それに乗っかっていく事の方が楽しいです。リタイア初級者の頃は自発的に、を心掛けていましたが、果報は寝て待て式の方が私に限ってはうまくいきます。たぶんこれはリタイアメントにしか出来ないことではないでしょうか。

それにやっぱり・・・
人づきあいもいいんだけど、自分1人になれる時間が不足すると私はどうもいけないです。これは前々から分かっていたけど、最近身に染みてそう実感しました。
家族もご近所のママ友も含めて、そういう人達は実際に私にとってありがたい存在だけど、どうしても部屋に「引きこもる時間」が私には欠かせません。半月ぐらい前から忙しくて、ほぼ毎日誰かに会わなくちゃならなくて、しかも妻はほぼ毎日家にいて、私と一緒にいるとイライラするとか機嫌が悪いし、何だかたった2週間ぐらいなのに人疲れしてしまいました。でも今日からしばらく妻は仕事に毎日出かけるし、他人に会う予定もあんまり入っていないので、しばらくは思う存分「部屋にひきこもり」の暮らしができます。

こういうのが「毎日が夏休み」というか、もっとサラリーマン的にしっくりする表現をするなら「毎日が日曜日」なのだろうと私は思いました。
そういう毎日が「ふつうの毎日」になっちゃったんです。

リタイアした後は暮らしが激変するのは事実なんだけど、大きな変化は「毎日行っていた会社に行かなくなる」ということなので、コイツはリタイアする以前から分かっている大変化です。では変化の後はというと、以前自分が会社に就職する前の学生時代の、しかも勉強していない休みの日の生活スタイルに近づくこと・・・

これをデフォルトのリタイアメント生活スタイルと思っておけば、あながち大きく間違えないんじゃないのかなぁ。。


SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 11:58| Comment(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする

2018年02月27日

ホテルに居るだけ旅行 これも観光のうち

毎年通っているマレーシアのペナン島に、また行きました。
今回の旅行のテーマは、
「ホテルに居るだけ」の旅。

試してみたかったのは「ホテルでずーっとボーッと『何もしない』で過ごすこと」でした。

でも実際、何もしない、ということは無理でした。
5日間のいつもの日課は・・・
朝8時に起きてクラブラウンジに行き朝飯を食う。
それから部屋に戻り10時までまた寝る。
二度目の起床後はしばらくスマホで株価などを眺めながら部屋でボーッと過ごし、
11時頃になってホテルの隣のショッピングモールを歩き回ってホテルのクラブラウンジに戻り、ホットドッグを食ってジュースとコーヒーを飲む。
それからまた部屋に戻り昼寝をする。
午後3時にまたホテルのクラブラウンジでお茶にして部屋に戻り、午後5時までテレビ見たりして過ごす。
5時になったら外を30分ぐらい散歩してホテルのクラブラウンジに戻ると、ちょうどディナータイムになっているから夕食しながらビールとワインを2時間ぐらいかけて楽しみ、部屋に帰ってシャワー浴びて寝る。。

こういう暮らしを5日やって昨日帰ってきました。
こういう暮らしを5日間やると、時差ボケじゃなくて、とにかく体もアタマも鈍ってボケた気分になります。きっとこういうのがリラックスできるということなのでしょう。帰国後の今日も、2日前まではこんなにも寝たのに、まだ今も眠気が残り、また上述の暮らしに戻りたくなってしまいます。

結局、泊まったホテルの姉妹ホテルにあるリゾート地帯へシャトルバスで一回行っただけで、金をかけた外食はまったくせず、メシは3食全部ホテルのクラブラウンジで済ませてしまいました。

この「ホテルのクラブラウンジ」というのはミソです。

泊まったホテルは「Jen(ジェン)」という名前の、中心街にある四つ星ホテルで、日本のホテルで形容するとしたら「ダブルベッドを二つ入れた広めの部屋のビジネスホテル」。
台湾の航空会社の乗務員はここを定宿にしているみたい。

これに追加料金を払うと上層階にある同じ作りの部屋だけど「スイートルーム」と名前が変わって、ついでに「クラブラウンジ」へ何度でも出入り自由な身分になれるので、今回も前回のようにこれを利用しました。

ふつうは一部屋一泊7千円程度で泊まれるホテルですが、上記スイートにするとその二倍ぐらいの料金になります。元々私は安旅行をやっていましたが、私ども夫婦のペナン旅行に限ってはこの二倍料金の方がいいのではないか?となりました。

理由は、もうこの地には過去6回ぐらい来ているから、もう特に行ってみたい観光など無いけど、しかしなぜか日本が冬のときの南国ペナンには毎度毎度来たい!そう思ったので「ホテルに居るだけ」旅行として今年も行きました。

そうは言うものの・・・
ホテルの部屋の宿泊料金が二倍になっても、帰国後に計算したら、安上がりになっていたことが分かりました。ホテルで全部の飯を飲み食いしたから、外食費がほとんど不要だったからです。

特にアルコールはマレーシアではこうしないとタラフク飲めないと思います。

マレーシアのお酒は高い!です。
安いワイン一本がスーパーで見ると日本円にして3千円以上します。
でも上述クラブラウンジでなら、飲めるだけエンドレスに注いでくれて、さいごには私が酒飲みだとスタッフに思われたらしく「まだこんなにボトルにあるぞ!」と、グラスに大盛にしてくれたから、もうちょっとで二日酔いするほど毎日飲めました。

料理もホテルの案内には「カナッペを用意してあります・・・」と書いてあったから、軽いスナック程度かと思ったら、シッカリ胃袋にたまる量と種類があります。これはカナッペではありません。晩飯そのものです。お酒が飲めない妻もクラブラウンジのカンバンまで酔っぱらった私と一緒にそこに居ました。普段は酔っぱらった私となんか一緒に居ないのですが、スタッフとたどたどしい英語でしゃべるのが面白かったのでしょう。

まあ、5日も妻と一つ部屋の中に居ると言い合いの喧嘩も何度もしましたが、帰って来ると来年またあそこに行きたくなってしまいます。

5日間このホテルのクラブラウンジ付きのスイートルーム(上述のように部屋はレギュラーと変わらないです)に泊まって、料金はだいたい2400リンギットでした。日本円で7万円弱。

航空運賃が割と高くついたから全部の旅費は25万円になったけど、これはオリンピックが終わったら今度は経済制裁に加えてちょっと「手荒なことになるぞ」なんて大統領が言っているので、大事をとってピョンチャン五輪開催と同時に出かけ、閉幕と同時に帰国する旅行計画にしたので、航空運賃最安値での旅行は選べなかったためです。

また来年も多分ペナンに行くと思うけど・・・
年々長時間フライトでの居心地が悪くなって来るのを実感するようになりました。
老人になってきた「歳のせい」かも知れないし、以前のように「知らない場所を旅する」というワクワク感プラス緊張感が無い場所に通うようになったからかも知れないです。

別のところにも行ってはみたいけど、
何だか今の情勢では「・・・やっぱ知らないところはヤメておこう」となってしまいます。

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 12:00| Comment(2) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする

2018年02月19日

年金にかけられる所得税や住民税は、ステルスの香り

今日は一日中年金にかかる税金を計算していました。
アーリーリタイアメントの私の生活費は64歳まで毎年受け取る「個人年金(年金払いの傷害保険)」ですが、これは「雑所得」になります。
そして私は昭和33年生まれなので「特別支給の厚生年金」は私が63歳になったときに受け取り権利を得ます。その年は2021年。受け取る額は毎年百数万円。
65歳になる年までは公的年金控除額は70万円だから百数万円から70万円を差し引いた残り三十数万円の雑所得が個人年金の雑所得に乗っかってしまうので「払う税金が増えちゃうじゃないか!」と、一生懸命どの程度増えるかを計算しました。

でも最初は2021年誕生日を過ぎてからの年金支給だから、この年は百数万円の半分も受け取れませんので、これが幸いして受け取る年金額は公的年金控除額の70万円に満たず、雑所得は増えないで済みそう。

翌翌年の2023年には65歳になった年になるから公的年金控除額も120万円に増えるから、基礎年金が加わっても多分問題ないでしょう。

問題は2022年。
ここは「特別支給の厚生年金」の満額が個人年金に加わるから税金が高くなってしまう。
どうしようか・・・
と考えて、60歳から申請可能になる国民年金の任意加入+付加年金を2年半ぐらい遅らせて申請、しかも2022年に2年全納になるように手続きして2倍の年金支払いによる控除(社会保険控除)が効くようにしよう!と作戦を立てました。

まあ、こんなことを考えながら・・・
「公的年金控除って、少ないなぁ~」と考えていたら、将来もしかしたらもっと年金から税金引かれるようになっちゃうんじゃないか!?と、多少ギョエー!しました。

なぜなら日本政府も日銀も一糸乱れずに2%の物価上昇を取り組んでいて、最初は「そんなの無理だろう」と思っていたら、最近だんだん物価上昇というかインフレのエンジンがかかってきたように思えるんです。

そういうように今後は物価上昇が思惑どおり進んで行くとしたら・・・
老齢年金は物価スライドが効き、毎年毎年2%物価上昇したってその分受け取る年金も2%増えて行くんだから問題ないじゃん(マクロスライドっていう支給を減らす伏兵もあるけど)と、昨日までそう考えて安心していましたが、よく考えてみたら、年金受取額は毎年増えたって、公的年金控除額の120万円(65歳になるまでは70万円)は、増えないんですね!課税対象額だけがどんどん増えるんです。

だから、物価上昇して年金受取額もそれに合わせて増えたとしても、増えた分には税金がどんどんかかっちゃうもんだから、物価に追いつけないように目減りすることになってしまう!じゃないか!

「そうは言っても、給与所得控除だって平均給与が上がったからと言って増えないじゃないか!」とサラリーマン現役組から反論あろうかと思います。しかもカイシャの労働組合は「物価上昇分は賃上げしろ!」はお決まりのフレーズ。でも給料っていうのは日本の物価だけじゃなくて会社業績とかいろいろな要素が組み合わさって決まるもんだし、転職してガポッと増やしたり(あるいは減ったり)があるから、完全に物価連動だけで決まっているわけじゃない、けども年金は物価スライドと忌まわしいマクロスライドだけで話し合いなしに賃上げなしで決まっている。

せめて公的年金控除は物価スライド制を入れてよ!
と、老人の声は、ないのかな???

2%の物価スライドで増えた分は、公的年金控除額も2%増やすとか・・・
国会議員の先生方、これどうなんでしょうねぇ。
どこかでコレ質問して見解聞いてみたいです。

試しにネットでこういう問題というか愚痴みたいな議論無いかとググってみましたが、それらしいものは今日は発見できませんでした。

まあ、今まではデフレに慣れてしまっていて、しかも何だかよく分からんような感じで毎年のねんきん定期便見ると将来の年金受け取り予想額が減り続けていたから、
「これが増えてきたらいいよなぁ~」しか考えなかったけど、
今後10年とか経って、
世の中すっかりインフレ基調になったら、2%のインフレ率でも10年続いたら22%も課税対象に突っ込んでいる額が増えちゃって、気がつかないまま税金徴収されていました、つまり増税になっていました、ということになる可能性が低くないように思えます。

ニッポンの国家はそうなって欲しいでしょうねぇ。
だって今後も人口躍進する年金受け取り世代から、分からないように、既存の制度だけを使って、活力あるニッポンを築くためにと物価上昇毎年2%に取り組めば、やがて増え行く年金世代からの所得税や住民税はどんどん増える、というステルス増税ローラー作戦。

この隠れた問題?は、インフレが進んでから議論しても手遅れだと思います。

さんざん議論したあげく「じゃあ、公的年金控除の物価スライドやりましょう!」となった時から、今度は日本の人口減によってまたデフレに世の中進み始めちゃって・・・
「デフレになったんだから、約束どおり公的年金控除の物価スライドによって、控除額は減らさせていただきます」となってしまうでしょう。

今日の妄想は悪夢になって、今日の夜にもう一回夢で見そうです。

インフレまで言及していないけど、関連記事はここにも。。
↓↓↓
年金生活者ターゲット 相次ぐ課税強化に「一揆」第2幕へ(日刊ゲンダイDIGITAL記事)へのリンク

SponsoredLink

posted by 大庭夏男 at 18:39| Comment(4) | リタイア後のお金のこと | 更新情報をチェックする


大庭夏男の著作


アーリーリタイヤを果たすためには、会社員時代に極力稼げる働き方をすることが大事です。力を発揮できる部署、給料の上がる職種、スキルが磨ける新しい職場、そのような新天地に単身赴任してでも異動することは利点があります。しかし単身赴任にはデメリットもつきもの。筆者が9年間経験した単身赴任のノウハウをまとめました。

<PHP研究所が内容紹介するページへのリンク>

紙の本につきましては品切れのため、電子書籍のみ購入いただけます。

大庭夏男のeBook


夫婦二人で年間200万円のライフスタイル入門

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


趣味じゃない生業でもない「ゆるい起業」

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


リタイヤメントのための知的生活

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


セミリタイヤになるために

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その2) ~リタイヤ志願者がするシミュレーションとは~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順(実践編 その1) ~いくらあったらリタイヤできる?~

by 大庭夏男 【350 yen】
forkN


サラリーマンからリタイヤする手順

by 大庭夏男 【無料図書】
forkN

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。