2017年06月27日

アーリーリタイアリスク回避方として、妻の協力に感謝する“言葉”

アーリーリタイア志願者は、その目的を果たすためにスゴい自己研鑽と努力ばかりしているので、自分の努力は理解100%でも妻の協力はつい見落としてしまう。これがリタイア後に「妻の噴火」となっている可能性があります。

当ブログで何度も記事にした「アーリーリタイア後の妻の機嫌(が悪い)」というテーマがあります。

妻の機嫌が悪い理由は、前にも書きましたように、更年期障害や、ご近所さんの詮索(「お宅のご主人どーしたの?昼間外歩いてるの見かけたけど?」という類のもの)、亭主在宅症候群などいろいろありまして、それらが複合的に混ざり合ってしまい、噴火の規模は必然的に大きくなってしまいます。ということが言えると、記事で申しておりました。

アーリーリタイア8年目のここに来て、もう一個新種の原因が判明しましたので、ここに記録として記事化しておきます。

その新種の原因が、タイトルにも書いた「妻の協力に感謝する“言葉”」
“言葉”を強調したのは、妻がこれまで私がアーリーリタイアメント生活を獲得して安定的に継続できるためにしてきた妻の努力を、誰か他の人に向かって言葉にして「大庭妻は立派だったんだよぉ~」と“言わなきゃダメだ!”ということです。
声に出して誰かに妻の努力を褒めたたえる。ここがポイントです。

私の妻は私のアーリーリタイア構想を実現化させるために、今まで絶大な協力体制を敷いてくれていました。

まず第一歩は、住宅ローンの早期返済
以前住んでいたマンションは約2500万円を20年ローンで購入しましたが、ほぼ8年間で返済しました。それによって金利負担が大きく減り、その後の貯蓄に大きく寄与できました。私の給与は当時マアマアの水準でしたが、その給料で贅沢するのでなく、ローン返済を最優先に実行してくれたので効果絶大でした。

さらに、私が長期単身赴任で自宅不在中の子育てを一手に引き受けてくれました
私は家族引きまとめて東京への赴任をしませんでした。単身赴任した方が経済的のみならず、将来の起業(当時はそう考えていました。今も「ゆるい起業家」です??)のためにもその方がいいと考えたからです。しかし妻の負担は大きかったです。

他にもあるけど、そのような妻の協力無くして私のアーリーリタイアは成功しなかったと言って過言ではないでしょう。

これが重大なポイントに間違いありません。

しかし、当ブログでもそうですが、私が誰かにアーリーリタイアについて方法論を説明する際、誰がその具体的方法を実行したのかを言っていないことが多々ありました。聞き手は私がその努力をした、と理解してしまうでしょう。なぜなら私の口から喋る、あるいは私自身の記事で書くため、妻の努力が見えないからです。

ある日、いつもののように知人夫婦の前で私がその知人に聞かれるがままに、今までやったアーリーリタイアのための、あの手、この手を酒飲みながら語っていました。
隣に座って妻もその話を聞いていましたが・・・

帰宅後の翌日、妻の噴火がありました。

「あんたはなぜ自分の努力ことばかり人に言うのか。」「なぜあたしのことを話題に出さないのか?」「あんたがアーリーリタイアして今に至るのは誰のおかげだと思っているのか。」
この日の噴火は規模がとてつもなく大きかったです。

しかしその大噴火のおかげで、大事なことを教わりました。

言わずもがなをやめて、西洋式に、妻のことを人前で褒める!
これをしなきゃうまく行くものもうまく行かない。

こういうことを教わりました。

「妻の偉業を人前で褒めたたえる」は、心掛け次第で誰でもできることです。
でも実際にはできていません。
そのできていない理由の半分は、どういう大切さに気付いていないから。
残る半分は、そういう習慣が無いから。
だから、私のようにいっぺん妻の大噴火に遭って身に染みるか、西洋式の人前で妻を褒めたたえるを試しにやって良い反応を実際に見てみないと分からないでしょう。

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posted by 大庭夏男 at 11:31| Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の心境 | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

豊洲問題ニュースから連想する「決めない世渡り」

今日「豊洲に市場機能を移転させ、かつ築地市場にも市場機能を残して再開発する」と決めたらしいとニュースがありました。
このニュースの中身を「けしからん」とか「いや、けしかる」とかの視点ではなく、私はこういう解決策の“方法”というか“ものごとの考え方”もあるんだなぁ!と、感心したもんだからメモっておきたくなり、記事化しました。

「移転するのか、移転しないのか」の一見二者択一の議論で、どっちつかずの曖昧な、自由な、ぼんやりした考え方がある!をいうことを人は忘れているのではないか!?私はその点に目をつけました。

これを他のありそうな例でいうと、たとえば・・・
・Aさん、Bさんの二人とつき合い、比べてみて、いい方と結婚しよう。残る方とはその後もつき合おう。
・あまり結婚生活が楽しくない。だけど離婚すると都合悪くなるかもしれないから、理由をつけて別居して、場合によっては元の鞘にサッと収まれる体制にしておこう。
・会社を辞めたくなった。しかし辞めるといろいろとマズいこともあるだろうから、副業を始めてそっちに力を注ごう。

ざっとこんなシチュエーションが連想できます。どれも一見ケシカランことのように直感しますが、どれもよくある珍しくもない、しかし巧みなものごとの進め方だと、今日の豊洲ニュースを眺め続けてそう思いました。

このようなものごとの進め方は記憶しておくべきだと考えます。

AかBかハッキリ決めなければダメなことも世の中には多いです。「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺もハッキリさせろ!と戒めています。だけど考えようによっては先々まで決めないでズルズル行くことに実はメリットがあることも少なくないと言えましょうし、昔から諺でも戒められている「古き伝統」を疑ってみることも大事なことでしょう。

AもBも両方追ってもヤバくないなら、とりあえず両方追ってみよう!

これをリタイアメントの私自身にあてはめて考えると・・・
当ブログで以前から「もうリタイアしたから二度とカイシャ生活には戻らない」と決心したことを書いておりまして、実際どう考えてもまた会社員になる、なれるとは想像もできませんが「ベツに決心するほどもことでもないなぁ」「もしも、おいしい会社勤めの話が私に転がり込んで来るのであれば、受けてもいいんじゃないか」「70歳までリタイアメントで暮らし、71歳でおいしい会社員に再就職できたとしたら、それはそれで全然OKじゃないか?」と、そんなふうに決心しない考え方もアリです。

まあそんなおいしい勤務など今の世の中では想像もつかないけど、10年先になったら絶対に無いとは言い切れないです。

会社員はまったく通勤しないで済むかもしれないし、報酬はお金と限りません。仮想通貨ってモノも普及し始めました。ネットも進化するだろうし、AIはふつうになるだろうし、そう考えると年齢に関係なくリタイアメント並の自由さを持てる社員制度が起きるかも??。

さらに、私ではないこれからリタイアする方々では、社員として在籍しながらリタイアメントとほぼ同等の自由が持てるリタイアメント社員制度みたいなものも出てくるかも。なにしろこれからは人材が不足するし、エキスパートには時々、あるいはたまーに社業に役だってもらいたいニーズも会社にはあるでしょう。10年後にはどうなるか楽しみなことはいっぱいあります。

だから将来はどう変わるか分からないので、分からない将来を「今と同じだ」と思って今決心しないで、行けるところまでズルズル両方引っ張っていく、という方法にもメリットはありそうだなぁ。

そんな気がしてきました。

だから、アーリーリタイアしようと頑張っている方々は、とりあえずアーリーリタイアできるだけのお金の用意と今後の夢を練り上げて、その上で会社に居られるだけ居て、何かチャンスが出てから日和見しながらリタイアを決行してもいいんやないでしょうか。

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posted by 大庭夏男 at 17:20| Comment(2) | TrackBack(0) | アーリーリタイアの準備 | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

キレないための戒め

キレることは悪いことなのか、暴力さえ振るわなければたまには構わないのか、私にはよく分からないですが、自分は死ぬまでキレることが無いようにしたいと願っている。のです。しかしたまにキレ寸前まで行くことがあります。そういうとき、いつも後になって「・・・あの時キレないで良かったぁ・・・」と思うことがいつも。

もしキレてしまったら、その後の人間関係は家族も含めてさぞ悪化してしまうだろう、と考えるからそう思うのですが、私は今までキレたことが無いので実際は分かりませんでした。

昨日、たまたま知人と町内会雑談していたとき、実際にキレたらどうなるか、その体験談を彼は語ってくれたので、今後も襲われるだろうキレたい感情に対抗するための戒めとして、記事に書いてメモっておくことにしました。

その彼が数年前に町内会役員をやっていたときのこと、
避難訓練を町内会で実施する日がやってきて、彼の役割だった炊き出しおにぎりを作るために小学校の家庭科室へ向かいました。でも集合時刻を間違えたらしく、家庭科室には誰も来ていませんでした。たまたまそこに居た市職員に「集合はここじゃなかったっけ?」と尋ねたら、職員は「集会所だと思いますよ」と言ったので、30分かけて集会所に着いてみたら、やっぱり小学校に集まるのが正解だと知りました。「あの職員間違いやがって!」と立腹しながら30分かけて再び小学校の家庭科室まで歩いて到着したら、あの市職員がそこに居ました。

その姿を見た途端、もう我慢できなくなって職員を呼びつけ、訓練だと思っていい加減なこと言いやがって、こんなことだからオマエらはいつも・・・、この事は市長に報告しておけ!・・・などなど長い時間大声で職員を怒鳴りまくったのだそうです。

怒鳴ると少し気分はスッキリしたので、気を取り直して家庭科室に入りました。他の当番の人はもうおにぎりを黙々と作っていました。「遅くなりまして」と部屋に入って行きましたが、誰も返事をしません。
返事だけでなく、誰も目を合わせず、誰も口を開こうとしませんでした。

よく部屋を見ると、壁際の閉まっている窓の外には廊下があります。その場所こそ、さきほど彼が市職員を大声で怒鳴りつけた現場だったのでした。
まさに町内会の皆は窓の向こう側で激怒する彼の声と、市職員の「すみません、すみません」という謝る言葉を窓一枚挟んで聞いていたわけです。

結局、おにぎり作りは最後まで無言で行われました。
さらに彼は町内で他の住民に出会っても目を合わせてくれる人は誰も居なくなってしまったと、私に体験談を話してくれました。彼の年齢は80歳を超えています。だからきっと彼が70歳代後半の頃の出来事だったと思います。

それから彼とご近所さんの関係はどうなったのか聞くことはできませんでしたが、一旦このように今まで良く知る間柄であっても、キレて激高するような人だ、と知れ渡ってしまうと、もはやほぼ以前のような人間関係には戻れない、だからあんたも注意していた方が良いよ、というのが彼の私へのアドバイスでした。

さらに加えて「たとえ自分に非が無く、相手が一方的に悪くても、キレてしまったら人間関係は一切元に戻らない」のだそうです。上述の市職員は完全に間違った情報を彼に伝えましたが、それでも「大声をあげて罵倒することはしたらマズいことになる」。のだそうです。

確かに大声をあげた人のことは、人はあとあとまでよく覚えています。

私にもサラリーマン時代に私のことを面と向かって大声で怒鳴った人が複数人おりますが、どれもこれも私のミス100%に間違えありません。
私のミスに間違えありませんが、未だにそのとき誰に怒鳴られたかと、その時の様子はよく覚えていて、忘れることがありません。

しかもそんな出来事からもう20年以上も経っているのに、未だにその方々は私のアタマの中のブラックリストに載っています。今もたまに街でそういう誰かの姿を見かけると、あのときの仕返しをしたい気分になります。

1.キレた相手からは長年恨まれる。
2.キレるのを見聞きした他の人は近寄って来なくなる。

キレてしまうと、このような消えない負の遺産が残ることを座右の銘にして、これからもキレないようにしたいと思います。
タグ:キレる老人

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posted by 大庭夏男 at 10:59| Comment(2) | TrackBack(0) | リタイア後の生活 | 更新情報をチェックする


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アーリーリタイヤを果たすためには、会社員時代に極力稼げる働き方をすることが大事です。力を発揮できる部署、給料の上がる職種、スキルが磨ける新しい職場、そのような新天地に単身赴任してでも異動することは利点があります。しかし単身赴任にはデメリットもつきもの。筆者が9年間経験した単身赴任のノウハウをまとめました。

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